代替保存班の計画概要

設置の趣旨
図書館等における主として紙資料の代替保存策の研究・検討を行う。特にデジタル環境が進行する中で、代替メディアについて研究・検討し、議論を集約する。
関連してデジタル情報の長期保存問題を検討する。

設置期間(予定)
・2007年3月−12月

計画:以下の4段階で想定
第1段階:内外文献を閲読し、それを基に意見交換、議論、論点整理、必要調査項目の洗い出しを行う。同時に主要文献リストを作成する。(3−6月)
第2段階:必要項目の調査を実施する。班全体あるいは班員分担で行う。必要に応じて識者・専門業者ヒアリング、レクチャーなどを計画する。(6−8月)
第3段階:調査結果を集約する。全体討論を行い、成果内容の項目立てを行う。(9月)
第4段階:項目毎に分担執筆する。全体討論後、最終まとめを行う。(10月−12月)

想定する成果
1)今秋以降に、成果を資料保存委員会セミナー等で報告
2)議論のまとめと文献案内で刊行物を計画(2008年度)
3)その他、班員各自が成果を自由に活用

班員(あいうえお順)
・新井浩文(埼玉県教育局)、上田修一(慶應義塾大学)、大賀妙子(国立公文書館)、竹内秀樹(国立国会図書館)、細井守(藤沢市教育委員会)、
村上かおり(国立国会図書館)、村本聡子(国立国会図書館、連絡担当)、安江明夫(班長)


活動の記録

第1回会合 日時:3月31日(土)13:00〜17:00 内容:関連文献の読み合わせ1
第2回会合 日時:4月25日(水)19:00〜21:00 内容:関連文献の読み合わせ2
第3回会合 日時:5月30日(水)19:00〜21:00 内容:関連文献の読み合わせ3


読み合わせに使用、参考にした文献一覧はこちら
3回の会合をもとにして作成した「代替保存の検討に係る論点・ 課題の整理」はこちら