こんにちの情報メディアについて考えるときに「アニメ」を避けて通ることはできません。アニメはもはやこどもだけのものではなく、ヤングアダルトから、20代、さらには中高年にまでその観客は広がっています。また、日本のアニメーションはマンガやゲームとともに世界中で愛好されており、いまや日本を代表する文化のひとつとなりつつあります。なぜアニメは日本でこのように発達を遂げたのでしょうか。またなぜ人々はアニメに惹きつけられるのでしょうか。多メディア化が進む中で、図書館でも今後、電子メディアの比重が増してくることが予想されます。このうち映像メディアに関しては、ニュースやCMに対するリテラシーの必要性はしばしば語られてきましたが、アニメのリテラシーはこれまで検討される機会がありませんでした。 このフォーラムでは、日本のアニメーション映画がどのようにして発達してきたのか、その歴史を俯瞰しながら、アニメが表現しようとしているものはなにかを映像文化の側面から分析し、なぜアニメーションがここまで発達したのか、もはや子どもではない人々までがアニメに魅せられるのはなぜかを考えていきます。 このように、アニメをメディアとして分析する作業を通して、これからの情報リテラシーの指導者に必要な、アニメとの付き合い方のヒントを探ってみたいと思います。
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《第10回図書館総合展》フォーラム講演会参加申書:[2008年11月20日(木)]
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