図書館利用教育文献一覧(2010年6月~2011年1月発行分)

今回のみ記載しております。全体は図書館利用教育文献検索と索引をご覧ください

≪対象誌≫
『医学図書館』『私立大学図書館協会会報』『図書館界』『図書館雑誌』『ほすぴたるらいぶらりあん』『みんなの図書館』『薬学図書館』

・この文献一覧の情報は,当委員会委員が現物により収集したものです。内容の誤りや採録されていない文献にお気づきの方は,ぜひご連絡ください。
・収録対象期間には多少ずれがあります。
・上記の雑誌以外でも必要に応じて採録しています。
・一部の文献には解題を付し,担当者の署名を末尾に記しました。
・書誌事項の先頭に館種を【大学図書館】【公共図書館】等で示し,館種別にリストアップしました。
・◆は利用教育関連文献,◇は少し広く採録した参考文献です。


【大学図書館】
◆池田有紀;樋口知義;小海理恵「『1年次教育における情報リテラシー教育』の講習モデルを作成する(2009年度[私立大学図書館協会]東地区研究部研究分科会報告大会)」『私立大学図書館協会会報』134,2010.9,p.126-131.
◆市川美智子「パスファインダーを利用した健康医療情報の提供と健康支援」(特集:日本薬学会第130年会薬学図書館協議会企画シンポジウム)『薬学図書館』55(3),2010.7, p.210-215.
◆菅修一;辰野直子;寺升夕希「事例報告 滋賀医科大学附属図書館における文献検索講習会の拡大について:平成20年度と平成21年度の取り組み」『医学図書館』57(3),2010.9, p.294-300.
◆中村雅士「明治大学図書館の学習支援への取り組み」『薬学図書館』55(2), 2010.4, p.135-141.
◆野末俊比古「基調講演 情報リテラシー教育をめぐる新しい課題(2009年度[私立大学図書館協会]西地区部会研究会講演,研究発表記録)」『私立大学図書館協会会報』134,2010.9,p.138-155.
◆長谷川智史「情報リテラシー教育ツールとしてのRefWorks- RefWorksの活用事例から」(プロダクト・レビュー)『薬学図書館』55(3),2010.7,p.243-246. 
◆細矢敬子;古関美津子「図書館員による情報リテラシー教育への参加:[東京慈恵会医科大学]医学科4学年への演習を担当して」(特集 第16回医学図書館研究会・継続教育コース)『医学図書館』57(2),2010.6,p.165-170.
◆宮城泰子;作野誠「愛知学院大学歯学・薬学図書館情報センターにおける図書館ガイダンス:本学における入学前1年間の図書館利用頻度調査を踏まえて」(特集 第16回医学図書館研究会・継続教育コース)『医学図書館』57(2),2010.6,p.176-180.
◆【図書】和田佳代子「PBLチュートリアル教育における適切な情報収集」日本薬学会編『問題解決型学習ガイドブック;薬学教育に適したPBLチュートリアルの進め方』 東京化学同人,2011.1,p.49-54.
【内容】
 医療職に求められる情報リテラシー能力の重要性と情報検索教育の実際,また具体的到達目標について書かれている。生涯学習ができる医療人養成のための自己主導型学習能力の育成を利用者教育の立場から述べている。(W.K.)


【専門図書館】
◆波田野優子「『研修医向けオリエンテーションを支援するテンプレート』を利用して」『ほすぴたるらいぶらりあん』35(3),2010.9,p.147-150.
【内容】
研修医向けの利用案内に,ガイダンス用のPowerPointを利用したテンプレートの有用性を報告している。(W.K.)


【共通】
◆井上靖代「ほん・本・Book『情報リテラシー教育の実践』[日本図書館協会利用教育委員会編]『みんなの図書館』(405),2011.1,p.50-52.
◆川嵜千加「新刊紹介 日本図書館協会利用教育委員会編『情報リテラシー教育の実践-すべての図書館で利用教育を』」『図書館界』62(5),2011.1,p.368.
◆佐藤敬子「図書館員の本棚 情報リテラシー教育の実践-すべての図書館で利用教育を 日本図書館協会利用教育委員会編」『図書館雑誌』104(9),2010.9,p.630.
◆野末俊比古「教育講演 情報リテラシー教育における教育学的視点-実践における理論的基盤づくりに向けて」(特集 日本病院ライブラリー協会2010年度第1回研修会)『ほすぴたるらいぶらりあん』35(3),2010.9,p.133-138.
【内容】
 図書館において,情報リテラシー教育を利用者の目線・立場から見つめ直すことが重要である。その際,教育学的な視点で捉えることが,理論的な基盤を固めることに役立つと述べている。(W.K.)

 

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