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<CUE>利用教育委員会通信 第57号(16巻1号)2005.5.6 発行
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■■■ ■ ■ ■■■ 利 用 教 育 委 員 会 通 信
■ ■ ■ ■■ 日本図書館協会図書館利用教育委員会
■■■ ■■■ ■■■ JLA The Committee of User Education
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・「<CUE>利用教育委員会通信」は,日本図書館協会図書館利用
教育委員会の最新のニュースをお伝えするメールマガジンです。
・<CUE>とは,Committee of User Education の頭文字です。
英語の「cue」はスタートの合図の意。利用教育の普及への願いを
込めた誌名です。
・利用教育関連の情報をお寄せください。
・メールマガジンに関するご意見, ご要望はこちらへ。cue@jla.or.jp
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□ 目次
(1)第5回フライデーナイトセミナーのお知らせ
(2)第4回フライデーナイトセミナーの報告
(3)編集後記
(4)利用教育委員会委員
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(1)金曜夜は指導サービス専門家に変身!
第5回「フライデーナイトセミナー」のお知らせ
●日時:2005年5月27日(金)19〜21時
情報検索指導における良い例題・悪い例題
〜素材を集め問題を作り要点を説明する方法〜
仁上幸治(図書館利用教育委員会委員、早稲田大学図書館)
図書館による情報リテラシー教育(指導サービス)の中で,情報検索指
導の機会が増えてきた。初級利用者にわかりやすい説明の鍵は適切な例
題にある。しかし,いざ実際に例題を作るとなるとそう簡単ではない。
インターネットの検索エンジンで検索できる範囲,無料サイトと有料デ
ータベースの差,書誌検索と所蔵検索の違い,検索ツールの種類,電子
化以前と以後,などの基礎知識を理解してもらうにはどんな例題が良い
のか。中上級者向けのデータベース講習会ではどんな検索語と検索式が
適切か。良い例題の一般的な要件を各館の特殊性に合わせて応用するに
はどうすればよいのか。今回は,良い例題・悪い例題の実例を紹介し,
素材の集め方から説明のしかたまで,実践上のポイントを提示する。
●会場:日本図書館協会 研修室
●対象:図書館職員,教職員,JLA会員,利用者団体ほか
●主催:日本図書館協会
●会費:会員500円/非会員1000円
●定員:120名(先着順受付、当日受付もあり)
●締切:5月20日(金)
●申込:申込書をJLA事務局宛電子メールで:cue@jla.or.jp
●詳細:利用教育委員会ホームページ:http://www.jla.or.jp/cue/
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《フライデーナイトセミナー》参加申込書:第5回[2005年5月27日(金)]
■申込日:
■氏名(氏名ヨミ):
■JLA会員/非会員(会員の場合は会員番号: )
■所属:
■住所:
■電話番号:
■電子メール:
■例題づくりで困っている点:
■質問・要望など:
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※記入いただいた情報は,今回の研修の企画・運営の参考にするほか,
今後,研修等の情報をお送りする場合などを除き,利用,公表する
ことはありません。
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(2)第4回フライデーナイトセミナーの報告
−情報リテラシー理論への館種を超えた関心−
当委員会は,3月11日(金),同協会研修室にて,「情報リテラシー
をめぐる最近の動向〜図書館と指導サービスの理論的基盤〜」というテ
ーマで第4回フライデーナイトセミナーを開催しました。今回は,図書
館が「利用教育」「利用案内」などの「指導サービス」を通じて,図書
館や文献の利用法をレクチャーすることを中心に,利用者の情報リテラ
シーの習得・向上を支援しているが,そこにはどのような理論的な基盤
があるのかについて,野末俊比古氏(青山学院大学)が講演を行いまし
た。
講演では,メディアと利用者をめぐる変化と情報リテラシー,日米の
情報リテラシー(教育)の研究と政策の動向,学校教育における「情報
教育」の現状と図書館への影響,各館種図書館における指導サービスの
状況,日米の指導サービスの指針,指導サービスの展開と課題について
述べられました。講演の最後には,図書館の今後に向けて,コミュニテ
ィにおける位置づけ(ライブラリーアイデンティティ),図書館員の役
割(専門性),理論(理念)的基盤の構築,館種を超えた「経験(ノウ
ハウ)」「実績(成果)」の共有,の4つを指摘されました。講演後に
は,講師と参加者の間で質疑応答や意見交換が行われました。
このセミナーには,大学,学校,公共,専門図書館の職員など計40名
が参加した。セミナー後のアンケートでは,「情報リテラシーをめぐる
動向が政策等を含めた広い観点から説明されて参考になった」などの意
見が寄せられました。 (K.H)
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(3)編集後記
電子メール版になって4号目の「通信」をお届けします。今度のフラ
イデーナイトセミナーは,日本図書館協会の総会のあとに開催します。
都合がよろしければ,ぜひご参加ください。 (春田)
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(4)利用教育委員会委員
(委員長)
毛利 和弘 :亜細亜大学学術情報課
(委員)
青木 玲子 :越谷市男女共同参画支援センター
赤瀬 美穂 :京都産業大学図書館
有吉 末充 :京都学園大学
石川 敬史 :工学院大学図書館
木下 みゆき :大阪府立女性総合センター情報ライブラリー
仁上 幸治 :早稲田大学図書館
野末 俊比古 :青山学院大学文学部
春田 和男 :筑波大学大学院博士課程
和田 佳代子 :昭和大学歯科病院図書室
久保木いづみ :日本図書館協会事務局
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