======================================================<2007/9/12発信>         JLAメールマガジン 特別号10  ◇◇◇◇◇全国図書館大会(東京大会)特集 その2◇◇◇◇◇◇ ==================================================================== 関連プログラムのお知らせ ◆前回分科会内容の一部訂正  第17分科会の講師として、「日高昇治(NTTデータ PFI推進部長)」様にも  ご報告いただきます。前回の分科会内容に訂正・追加していただけますよう、  お願いいたします。 ●展示会のお知らせ 「世界のバリアフリー絵本展」  世界の様々なバリアフリー絵本、障害者サービス用資料・機器類を展示説明  しています。入場自由で随時来場できます。ご来場お待ちしています。 「利用のための資料保存」  例年恒例の展示「利用のための資料保存」を今年も開催いたします。入場自  由ですので、ぜひご来場下さい。 ●図書館見学会のお知らせ  大会終了翌日の10月31日(水)午前中に、多くの図書館等のご協力を得て、図  書館見学会を催します。それぞれ、特徴をもった図書館等がずらり並んでい  ます。この機会にぜひ自分の目でお確かめいただければと思います。  施設の制約から参加者の人数が限られていますので、締切日までの申込者が  定員を超えた場合には、事務局において厳正なる抽選を行い決定すること  にいたします。  (申し込み要領)  ・申し込みは大会参加申込者に限られます。  ・申し込み受付期間:9月12日〜9月28日(宮内庁書陵部のみ9月20日まで)  ・「図書館見学申し込み」のタイトルの元に、見学希望先(番号)、氏名、住  所(宮内庁書陵部希望者のみ)、所属、連絡先(Tel, Fax、Mail)を記入の上、  全国図書館大会事務局 03-3523-0844 にFaxのみにてお申し込みください。  なお、宮内庁書陵部の見学を希望される方は、皇宮警察の警備上、申込者の  個人情報を事前に提出することになります。あらかじめご了承ください。  (個人情報は見学終了後破棄されます)  申込・問合せ先:大会事務局(担当:酒川、千代、稲場)  Tel:03−3523−0814 Fax:03−3523−0844 E-mail:taikai★jla.or.jp ●見学先のご紹介 <1.国際子ども図書館> 定員40名  2000年1月に国立国会図書館の支部図書館として設立されたわが国初の国立  の児童書専門図書館です。同年5月に部分開館、2002年5月に全面開館しまし  た。建物は、明治39年に帝国図書館として建てられ、昭和4年に増築された  明治期ルネッサンス洋式の「歴史的建造物」を建築家安藤忠雄氏らの参画を  得て、保存、復元し、改修したものです。「子どもの本は世界をつなぎ、未  来を拓く」という理念の下、内外の児童書や関連の研究書などを広範に収集  ・提供・保存(図書約26万冊、雑誌約1900タイトル)し、電子的な情報発信  や子どもと本の出会いの場を提供するなど、子どもの読書に関わる活動を支  援するナショナルセンターとなっています。  国際子ども図書館:http://www.kodomo.go.jp/index.jsp <2.東京大学附属図書館> 定員20名  1877年、東京大学の創設と共に設置され、関東大震災で焼失後、1928年に再  建されました。現在37の図書館・室からなる東京大学付属図書館のうち、本  郷キャンパスの中核として、120万冊の所蔵資料を中心に全学の研究者・学  生に幅広いサービスを展開しています。ネットワークを介した学内への情報  提供サービスを行う一方、学外に向けては、インターネット上にホームペー  ジを公開し、図書館からさまざまな情報を発信しています。また、南葵文庫、  青洲文庫、鴎外文庫など所蔵する多くの貴重なコレクションをもとに展示会  を開催するなど、豊かなコンテンツを一般に公開しています。わが国大学図  書館のリーダー的存在として、機能・サービスの向上のため最先端のさまざ  まな試みを展開しています。  東京大学附属図書館:http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ <3.明治大学図書館> 定員20名  明治大学創立120周年記念事業の一つとして、2001年3月に明治大学の新しい  象徴となったリバティタワーの片翼に開館しました。ちなみにこの図書館は、  2002年度の日本図書館協会建築賞を受賞しています。地上1階、地下3階から  成り、地上1階は、レファレンスエリア、マルチメディアエリア等があり、  インターネットに接続して利用できる環境になっています。地下1階は、雑  誌エリア(バックナンバーと最新号を一緒に排架)、地下2階は社会科学エ  リア、地下3階は人文・自然科学エリア、地図室、マイクロ資料閲覧室、20  万冊の図書を収納できる自動書庫があります。自動貸出機が各フロアに設置  され利用の簡便化を図っています。  明治大学図書館:http://www.lib.meiji.ac.jp/ <4.成蹊大学図書館> 定員20名  成蹊学園創立100周年記念事業の一環として2006年秋にオープン。地上5階、  地下2階から成っています。地下には省スペースと利便性を併せ持つ自動書  庫を備え、パソコン検索から自動搬送できるシステムを導入しています。地  上階は、全面ガラス張りの採光性に優れた、明るく開放的な空間が広がって  います。アトリウムの中空に位置する球体型の5つのプラネット(個室閲覧室、  266席)など読書・学習・研究にふさわしいスペースを配し、431個の情報コ  ンセントによりインターネットとつながっています。学園関係者をはじめ、  地域住民も利用可能な図書館です。  成蹊大学図書館:http://www.seikei.ac.jp/university/library/index.html <5.東京都立中央図書館> 定員20名  1973年に、都立日比谷図書館の蔵書を引き継いで、有栖川宮記念公園の一角  に開館した約156万冊規模の豊富な蔵書と専門スタッフを有する、わが国最大  級の公共図書館。調査研究図書館として、年10万件を超えるレファレンスが  寄せられ、近年特に全国に先がけて、法律情報サービス、ビジネス情報サー  ビス、医療情報サービスなど特長あるサービスを展開しています。また、都  立公立図書館に対するレファレンス支援や協力貸出など、バックアップ図書  館としても大きな役割を果たしています。江戸後期を中心とした近世資料の  貴重コレクションや全国の県史・市町村史を集めた地方史コーナー、専門職  員を配置した製本室などもあります。  東京都立図書館:http://www.library.metro.tokyo.jp/ <6.千代田区立千代田図書館> 定員20名  2007年5月7日に千代田区役所の9階、10階にオープン、「あなたのセカンド  オフィスに。もうひとつの書斎に」というキャッチコピーを掲げ、平日夜10  時まで開館しています。指定管理者制度の導入、12台のパソコンを置きICタ  グを付した約3500冊の新書と連想検索システムIMAGINEからなる「新書マッ  プコーナー」、図書館施設や千代田区の案内をする図書館コンシェルジェの  配置など、新しい試みが今全国の図書館から注目を集めています。ネットを  閲覧することが可能なパソコンは4台、加えて82席で持参パソコンの利用が  可能となっています。また古書店の多い神田神保町をバックに、図書館と古  書店の連携など、千代田区の地域性を活かしたいろいろな事業も考えられて  いるようです。  千代田区立千代田図書館:http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/ <7 豊島区立図書館> 定員20名  2007年7月16日にオープンしたばかりの図書館。地下鉄東池袋駅から直結し  た再開発ビルの4・5階にあります。すべての資料はICタグにより自動貸出機  で手続きが行われます。児童コーナー、10代のコーナーがあり、それぞれの  優先席が設けられているほか、週に2回ほど中小企業診断士が来て無料相談  も行われるビジネス支援コーナーカウンター、有料データベースやCD-ROMを  閲覧できる電子資料閲覧席やパソコン持ち込み席などが用意されています。  また、豊島区ゆかりのトキワ荘関係の漫画や演劇・音楽関係資料、落語の資  料を集めた文化芸術コーナーと展示コーナーが地域の特色を醸し出していま  す。  豊島区立図書館:http://www.library.toshima.tokyo.jp/ <8.川口市立中央図書館> 定員20名  2006年7月、川口駅前の複合ビル「キュポ・ラ」の5階・6階にオープン、最  新鋭のIT設備と明るい館内環境が特徴です。図書館のコンセプトを「利便性」  「快適性」「協働性」とし、駅から100メートルの立地、平日21時までの開  館、自動書庫の採用による閲覧室や通路の開放感など、場所、時間、空間の  利便性、快適性を追及しています。特に埼玉県内初の6・7階吹き抜けの立体  自動書庫は、30万冊の蔵書を効率的に収容し、指定した資料を2〜3分で書庫  から取り出すことが可能です。IT環境を支える基幹系情報システムに  「ELCIELO」を採用、合わせて高品質な音声応答システムを導入しています。  川口市立中央図書館:http://www.kawaguchi-lib.jp/docshp/index.html <9.東京こども図書館> 定員20名  財団法人東京子ども図書館は、1950年代から60年代にかけて都内4ヵ所ではじ  められた家庭文庫が母体となって生まれた私立の図書館です。1974年に東京  都教育委員会から公益法人の認可を受け、児童室、文庫や資料室の運営、調  査研究、機関誌「こどもとしょかん」や「おはなしのろうそく」の発行、講  演会、「お話の講習会」や「子どもの図書館講座」などの講習会の開催、人  材育成のための奨学助成、研修生制度など、さまざまな活動を行っています。  1997年には、東京都中野区にレンガ造りの新しい建物が完成しました。 <10.トーハン桶川SMCセンター> 定員30名  (株)トーハンが2006年に埼玉県桶川市に「トーハン桶川SCM*センター」を  開設しました。このセンターは、読者へ一日も早く図書を届けることを目指  し、出版物の送品から返品処理までをひとつの施設内で行う、巨大な物流セ  ンターです。このたび(株)トーハンの協力を得て、「トーハン桶川SCMセ  ンター」を見学できる運びとなりました。図書館で購入する図書はどのよう  な経路で届けられるのか、を知る絶好の機会となります。ご希望の方は事前  にお申込下さい。定員に達し次第、締め切りとなります。  *SCM=Supply Chain Management  集合時間:高崎線桶川駅前(西口) 午前9時30分集合(送迎バスでSCMセンター   へ)  その他:なお、当日社内食堂で昼食をとることができます。(300円〜400円)      希望の方は「要昼食」とお書き下さい。  株式会社トーハン:http://www.tohan.jp/ <11.宮内庁書陵部> 定員20名  宮内庁の内部部局の一つである書陵部には図書課、編修課、陵墓課と多摩、  桃山、月輪、畝傍、古市の5つの陵墓監区事務所があります。今回は図書課  図書調査室で、書陵部所蔵善本を見せていただきます。また史料の修補の実  際をぜひ見学したいと思いましたが10人を超えては無理ということで、修補  のお話だけをうかがうことになりました。団体見学の場合、皇宮警察の警備  の都合上「見学者名簿」を提出しなければなりません。名簿は見学後破棄さ  れますのでご了承ください。   集合時間と場所:午前9時50分(時間厳守) 北桔橋門(きたはねばしもん)   前 終了時間:午前11時30分(現地解散)   皇居東御苑及び北の丸公園の木々がきれいな時期です。お時間のある方は散   策を。  宮内庁:http://www.kunaicho.go.jp/  宮内庁書陵部閲覧利用案内:   http://www.kunaicho.go.jp/syoryobu/eturanriyouannai.html --------------------------------------------------------------------- *関連行事・協賛事業詳細は下記HPをご参照ください。  http://www.jla.or.jp/taikai2007/gyouji.html *参加申込は、全国図書館大会HPまたは図書館雑誌6月号綴込をご覧ください。  http://www.nittsu-ryoko.com/travel/event/jlr_93/ ====================================================================