======================================================<2002/1/30発信>   JLAメールマガジン 第90号 ===================================================================== ■JLAメールマガジンの登録・解除・アドレス変更はこちらまで。  mailmaga★jla.or.jp ■JLAメールマガジンのバックナンバーはこちらにあります。   http://www.jla.or.jp/archives/ --------------------------------------------------------------------  編集発行:社団法人 日本図書館協会  Copyright,2002 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます   JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/                http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/ ===================================================================== ▼目次▼  ■図書館界ニュース  ■新聞記事より  ■集会等のお知らせ ■求人情報 ■JLAからのお知らせ --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○東京都教育庁、「今後の都立図書館のあり方」公表 東京都教育庁は平成14年1月24日付で「都立図書館のあり方検討委員会」の 報告「今後の都立図書館のあり方 〜社会経済の変化に対応した新たな都民 サービスの向上を目指して〜」を発表した。概要は以下参照。 http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr020124t.htm 広域的・総合的情報拠点としての高度な情報サービスの提供、地域の情報拠 点化を目指す市区町村立図書館への支援機能の充実・強化を行い、新たなサ ービスを展開するためには、組織・運営方法を、効率化の視点から抜本的に 見直し、都立3館相互の役割分担・機能を再構築する必要があるとし、具体 策を示している。 収集と収蔵については、中央図書館、多摩図書館での資料収集・保存は原則 1点とし、中央図書館長のもとに「資料管理委員会」(仮称)を設置する。 重複して所蔵している資料は、区市町村立図書館へ提供することを基本とす る再活用を図り、都民に有効活用されるようなしくみ作りを行うとした。 3館の機能分担は次のような再編が提示されている。中央図書館は中央館と して位置づけ機能を集中させる。現在16歳以上としている入館の年齢制限は 廃止する。日比谷図書館は視聴覚、新聞・雑誌を中心としたサービスを行う。 個人貸出しは当面継続する。日比谷図書館のあり方は抜本的に見直していく。 多摩図書館は児童・青少年、文学、多摩行政資料を中心としたサービスを行 う。児童・青少年サービスは平成14年度から開始する。個人貸出しは行わな い。入館の年齢制限は廃止する。 ○『日本書籍総目録』冊子体からCD-ROMへ、『出版年鑑』とセット販売  日本書籍出版協会が刊行してきた『日本書籍総目録』が冊子体からCD-ROMに 完全移行し、『出版年鑑』と合体して、『出版年鑑+日本書籍総目録(CD-RO M)』2002として創刊されることとなった。刊行は5月下旬予定。発行は日本書 籍出版協会・出版ニュース社、発売は出版ニュース社。  問合先:出版ニュース社 TEL03-3262-2076 FAX03-3261-6817 snews★snews.net ○<訃報>桑原善作氏(くわばら・ぜんさく氏、日本図書館協会顧問)  1908年生まれ、2002年1月28日逝去、享年93歳。  日本大学法文学部卒業後、山形県鶴岡市立図書館長、福島県立図書館長、順  天堂大学副図書館長などを歴任。このほか日本医学図書館協会事務局長を務  める。日本図書館協会においては第9期より参与、第18期より顧問として、  わが国の図書館振興に尽力された。   ○静岡県立中央図書館休館のお知らせ  大規模耐震応急工事のため、下記の通り休館します。   休館期間:1月1日(火)〜5月31日(金)   ※休館中は県女性総合センター「あざれあ」に県立図書館コーナーを設置    するなどの対応を取る。   問合先:静岡県立中央図書館総務課(TEL.054-262-1242)   ---------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○読書離れに歯止めを [富山]県内学校図書館司書の配置進む 総合的学習  でも期待 採用状況には地域差も/司書教諭 13年年までに484人資格 授  業と両立「負担」懸念も(北日本11/26)   ○Iネット利用もOK [防府市立]防府図書館 新システムを導入(山口12/6)  http://www.library.hofu.yamaguchi.jp/   ○新しい町立図書館を [山口県]小郡[町]、[望まれる図書館づくり]研  究会が初会合(山口12/12)   ○学校図書を4千万冊整備−文科・総務省 5年計画、交付税650億円投入  (官庁速報12/14)   ○岩国市 称光寺が図書室開き 1万2800冊の蔵書開放(防長12/19)   ○〔2001記者回顧 8〕消えた1万冊 図書館は事実公表を 千数百万円相当  の損失、だれも責任取らず [山梨県内公立図書館](朝日12/27)   ○縮小・廃止方針の[東京]都機関 図書“再就職”ぞくぞく内定(読売1/1)   ○国会図書館→関西館 史上最大の“移送作戦” 4月から300万冊 5カ月  かけ収蔵(産経<大阪>1/3)   ○調査や研究手伝います [宮崎]県立図書館100周年 依頼受け資料紹介  (宮崎日日1/4)   ○[長野県]富士見町図書館 今年も元旦開館(信濃毎日1/5)   ○[長野県立]木曽高校が図書館開放 [木曽]郡内住民対象に10日間 3月  まで(信濃毎日1/5)   ○滑川市立図書館 ビデオやネット利用も 博物館移転で全館を改装(北日本  1/6)   ○富山[市]の馬場記念公園 小泉八雲図書館復元へ ハーン学ぶ研究会計画  没後100年の2004年めど 復刻本や資料を次代に(北日本1/6)   ○ストーリー漫画 収蔵冊数が増加 37公立図書館「文化として認知」 [群  馬県内公立図書館](上毛1/7)   ○熊本市立図書館貸し出し冊数 上限緩和で急増 「1人6冊まで」試行(熊  本日日1/8)   ○札幌・ふきのとう子ども図書館 障害児らに手作りの本 布絵本で指の訓練  蔵書充実 親子連れにも人気 小林静江理事長に聞く 「高齢者用」も模索  (北海道1/8夕)   ○ネットで24時間貸出予約OK 大阪市 市立図書館身近に 30日サービス開  始(産経<大阪>1/9)  http://www.oml.city.osaka.jp   ○財政改善にこの手!? 池田市の教育施設 NPO委託で経費半減 企画も好  評、来館者増 他自治体も試み(朝日<大阪>1/9夕)   ○生涯学習の拠点へ期待大 [静岡県]小笠に町立図書館 鉄筋平屋1278平方  メートル 町長ら50人開館祝う 初日から多数が来館(中日1/19)   ○ICチップ使い貸し出し業務を自動化 目指すは「未来型図書館」 横須賀  市が建設へ ETC[高速道路のノンストップ料金収受システム]の応用を  想定(神奈川1/21)   ○[東京]都立図書館 役割を分担 [都立図書館あり方]検討委方針 [中  央図書館を中心館に、日比谷図書館の蔵書を新聞雑誌・視聴覚資料、多摩図  書館は児童・青少年や文学、行政資料を中心とするなどの方針](朝日1/25)   ---------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○学校図書館を考える会・北海道 学習会「公共図書館活動と学校図書館支援」  主催:学校図書館を考える会・北海道  日時:2月16日(土)13:30-15:30  会場:道民活動センターかでる2・7 820A研修室  講師:伊藤峻(松任市中央図書館長)  問合先:細谷(TEL.011-823-0738)、森(TEL.011-851-0482)   ○講演会「図書館の運営を考える」  主催:私立大学図書館協会東地区部会図書館運営戦略研究分科会  日時:3月2日(土)15:00-17:30(開場14:00)  会場:成蹊大学4号館101教室(懇親会:同大学10号館12階教職員食堂)  講師:糸賀雅児(慶應義塾大学文学部教授)  申込締切:2月8日(金)  問合先:成蹊大学図書館(担当:袴田) t-hakamada★jim.seikei.ac.jp  http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/7288   <開催日・申込締切迫る!> ○シンポジウム「市民参加の図書館づくり」  主催:我孫子市「市民がつくる図書館の会」、図書館問題研究会千葉支部  日時:2月9日(土)13:15-16:30  問合先:我孫子市「市民がつくる図書館の会」(TEL.0471-89-5025 担当:馬渡)   ※上記の集会について、詳しくは日図協ホームページでご覧ください。 http://www.jla.or.jp/jlaevent.htm  http://www.jla.or.jp/libevent.htm ---------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○財団法人東京都歴史文化財団専務的非常勤職員:7名  (東京文化会館音楽資料室:4名/東京都現代美術館美術図書室:3名)  応募受付:2002年1月23日(水)〜2月6日(水)(必着) ○立教新座中学校・高等学校図書館長期嘱託職員:1名  応募締切:2002年2月20日(水)  求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm  http://www.jla.or.jp/job.htm   ---------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ ○JLA新刊 ・「情報源としてのレファレンス・ブックス 6訂版」 長澤雅男著  2001.12 275p \1300 ISBN4-8204-0122-X  ・「図書館研究シリーズ No.37  国の情報源と図書館ー行政情報の電子 化を中心としてー」 国立国会図書館図書館研究所編集 2002.1 238p \3200 ISBN4-8204-0126-2  ==========================================================no.90 END==