====================================================<2011/4/20発信>   JLAメールマガジン 第550号 =====================================================================  編集発行:社団法人 日本図書館協会   Copyright,2011 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます    JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/ ===================================================================== ▼目次▼  ■図書館界ニュース  ■新聞記事より  ■集会等のお知らせ  ■求人情報  ■JLAからのお知らせ ---------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○<HELP-TOSHOKAN(被災地図書館支援隊)>第1回目、被災地へ向け出発  日本図書館協会では、東日本大震災支援の一環として、宮城県気仙沼市の図  書館と協議をしながら、分館や施設に避難している子どもたちへ配本、読み  聞かせなどの支援を始めた。当面は、協会で所蔵する約3,000冊児童書の配本  を中心とした活動を行う。  第1回目の支援隊が4月21日(木)に気仙沼に向けて出発することとなった  (報告は、次号のメルマガを予定。ホームページにも掲載していく予定)。  この隊は、施設委員会委員4人を含む11名での活動となる。また、日本経済新  聞社の記者が同道する。  なお、第1回〜4回のボランティアの募集については定員に達したため、すべ  て締め切った。 ○協会所蔵の児童書約3,000冊をフィルムコーティング(日本ブッカー)  (株)日本ブッカーは、協会所蔵の児童書約3,000冊について、フィルムコー  ティングを行った。これは、<HELP-TOSHOKAN(図書館支援隊)>が配本す  る図書について、感染症など予防のためにブックコーティングしてほしいと  いう現地の図書館からの要望によるもの。日本ブッカーには、抗菌剤入りコ  ーティング材料の提供とコーティング作業を引き受けていただいた。 ○義援金を募集(継続中)  「図書館雑誌」4月号に、義援金をお願いする文書と郵便振替用紙を同封した。  また、協会の入り口には「義援金ボックス」を設置、協会への来訪者に募金  を呼びかけている。  募金は、当面5月末日まで、500万円から1000万円を目標額としている。被災  した図書館の復興支援に充てる予定。  振込先等詳細:http://www.jla.or.jp/earthquake/bokin.html ○国立国会図書館が「公共図書館における障害者サービスに関する調査研究」  を公表  国立国会図書館は「図書館及び図書館情報学に関する調査研究」事業として、  「公共図書館における障害者サービスに関する調査研究」を実施したが、こ  のほどその調査結果を公表した。  この調査研究は、国内の公共図書館における障害者サービスに関する基礎的  なデータを収集し、図書館及び隣接領域における連携・協力に資することを  目的とし、調査は、全公共図書館を対象とした質問紙によるものと、先進的  なサービスを実施している9館を対象としたヒアリングにより行われた。  この調査研究には日本図書館協会障害者サービス委員会も協力し、その研究  会に委員として加わり、協会がこれまで実施してきた調査内容等を供した。  報告書は、1995年以降の障害者サービスの動向、世界の障害者サービスの動  向、質問紙調査の分析、ヒアリング調査の事例検討、の4章のほか、資料と  して質問紙調査の集計結果概要、ヒアリング調査の要約、などが掲載されて  いる。  http://current.ndl.go.jp/FY2010_research ○夏期の電力需給対策について  文部科学省から協会宛に、政府の電力需給緊急対策本部による「夏期の電力  需給対策の骨格」が送付されてきた。東北電力、東京電力管内の電力供給力  の大幅な減少、電力不足への対応策で、これに基づく実効ある政策パッケー  ジを今月末目途にまとめるとしているが、それに対する協力の依頼である。  今夏の需給対策の基本的な考え方として、計画停電からの脱却、ピーク時間  帯の使用最大電力の抑制、需要側の創意工夫の国民参加、を挙げている。需  要側の創意工夫として「節電自主行動計画」の立案をイメージとして示し、  今夏の節電目標を昨年夏のマイナス○%を実現するために、照明設備、熱源・  空調・換気設備、室内機器、エレベータ等の動力など個別の目標を挙げるよ  うに求めている。省エネ照明器具への取替え、執務室を集約して空調の部分  的稼動などを先進事例として紹介している。 ○日本図書館協会の理事(懇談)会、評議員会、総会の日程について  2011年度の理事(懇談)会、評議員会、部会総会、定期総会は、次の日程で  開催します。  ・理事(懇談)会:5月25日(水)12時30分〜16時30分  ・評議員会:5月26日(木)12時30分〜16時30分  ・部会総会:5月27日(金)10時〜12時    ただし、図書館学教育部会は5月7日(土)12時30分〜14時30分、学校図書   館部会は5月21日(土)14時〜16時。  ・定期総会:5月27日(金)13時〜17時  ・理事会:5月27日(金)17時〜18時  議案は、2010年経過報告、決算報告、監査報告、理事・監事の就任、公益認  定法人移行、などです。定期総会、部会総会の出欠連絡および委任用紙は、  「図書館雑誌」4月号に綴込んでおり、また会費請求案内とともに別途送付  しております。出欠および委任についてご連絡ください。  理事、評議員の皆さんには開催通知、議案書を5月上旬に送るように準備をし  ております。 ---------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○貸し借りどちらでも 多気、勢和2図書館 システム一元化で きょうから  来月13日まで休館(夕刊三重3/7) ○「萩あいぶらり」開館祝う ネット利用可 全国で3番目 電子図書館機能  も(毎日3/22) ○小浜藩主酒井家文庫守ろう 市立図書館 3年ぶり史料修復 虫食い、痛み  54点着手(福井3/24) ○図書館分室をイオンに開設 伊丹市(朝日<兵庫・阪神>3/24) ○年間貸出数50万冊超 本年度 佐久市の5図書館(信濃毎日<東信>3/25) ○11年度に基本計画着手 みよし市 図書館など複合施設(日刊建設工業3/25) ○追手前小への建設「期待」 新図書館 検討委最終報告 振興計画策定も要  望 [高知県立図書館・高知市立市民図書館](高知3/27) ○吹田に子育て支援拠点 山田駅前 青少年問題相談窓口も [図書館など](  読売<大阪>3/28) ○点字図書館は1階 科学館は最上階に 新図書館構想で検討会 [高知県立図  書館・高知市民図書館](朝日<高知>3/28) ○休館続く[茨城]県内図書館 8割「再開見えず」 蔵書落下、建物も損壊  (茨城3/29) ○移動図書館車のたんぽぽ号更新 廿日市市教委(中国3/29) ○長崎か大村に建設を 新県立図書館 再整備検討会議 教育長へ答申  (長崎3/30) ○県立図書館 早急な建て替え必要 長崎県検討会議が答申 延べ1万平方メー  トル以上に 移転候補地3カ所提案(日刊建設工業3/30) ○読書で心癒やして 東日本大震災 長岡、三条などの図書館 避難所に本差  し入れ(新潟日報3/31) ○被災者支援で図書貸し出し [群馬]県立図書館(上毛4/3) ○避難所に図書コーナー開設へ [福島]県立図書館(福島民報4/5) ○水没図書館から吉田家文書回収 陸前高田(岩手日報4/6) ○避難者に本貸し出し 宇都宮市教委 情報入手にも利用を(下野4/6) ○避難者に貸し出し手続きを簡素化 [札幌]市立図書館が特例措置(北海道4/9) ---------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○主題文献精読会2011年4月例会  日時:2011年4月23日(土)14:00-18:00  会場:東京理科大学森戸記念館2階第2小会議室  テーマ:Vanda Broughton著「Essential thesaurus construction」の輪読  発表者:小林康隆氏(聖徳大学),鈴木学氏(日本女子大学)  問合先:光富健一(東京理科大学野田図書館 TEL.04-7122-9157   E-mail:mitutomi★admin.tus.ac.jp)鈴木学(日本女子大学西生田図書館   TEL.044-952-6937 E-mail:suzukima★atlas.jwu.ac.jp) ○図書館スタッフ交流会(とすこう)2011年度総会・交流会  主催:図書館スタッフ交流会  日時:2011年5月16日(月)13:30-16:30  会場:文京区民センター3階3-C会議室  内容:講演「災害と図書館」中沢孝之氏(草津町立図書館)東日本大震災における   図書館の被災状況と自然災害に対する図書館の対応の仕方。講演に先がけて総会を   行い講演終了後交流会を実施。  対象:公共及び学校・大学図書館で働く非正規職員(委託,指定管理者スタッフを   含む)またはこの問題に関心を持つ正規職員,市民の方  費用:年会費1000円もしくは参加費500円 事前申込不要  問合先:小形亮(TEL.080-5445-6497) ○「デジタル時代の図書館のあり方」に関するセミナー  主催:(社)日本書籍出版協会デジタル化対応特別委員会  日時:2011年5月20日(金)15:00-16:30  会場:日本書籍出版協会4階大会議室  講師:根本彰氏(東京大学大学院,日本図書館情報学会会長)阿刀田高氏(作家,   日本ペンクラブ会長)  定員:先着150名(無料)申込締切:5月16日(月)  申込方法:名前,所属,連絡先(E-mail,FAX,TEL)をFAXで下記あてに連絡。  申込・問合先:日本書籍出版協会・調査部(TEL.03-3268-1303 FAX.03-3268-1196) ○患者図書館司書養成講座(図書館員のための医学講座)  主催:日本病院患者図書館協会  期日:2011年5月22日,6月26日,7月24日,8月7日,9月25日(全5回)13:00-17:00  会場:日本病院患者図書館協会  受講資格:館種を問わず現役図書館員。4回以上受講可能の方。  受講料:3000円/回(一括払も可)締切:5月17日(日)定員になり次第締切  詳細HP:http://www.jhpla.jp/  問合先:日本病院患者図書館協会(TEL.03-3578-9988 libraryp★mse.biglobe.ne.jp) ○明治大学リバティアカデミー講座『検索力のスキルアップとパスファインダー作成   講座(演習方式)〜図書館員のためのブラッシュアップ講座2』(全7回)  期日:2011年5月28日(土)〜7月9日(土)15:00-16:30  会場:明治大学駿河台アカデミーコモン  受講料:18000円 定員:25名 申込締切:5月21日(土)  内容:「パスファインダー」とは何か?,インターネットで探せばその場で読める   記事・論文を見つけることができる,あるテーマの専門家・専門機関・専門雑誌   ・学術論文を芋づる式に見つけ出す,「パスファインダー」を作る1・2ほか  詳細HP:http://academy.meiji.jp/(資格実務講座 講座コード11130024)  問合先:明治大学リバティアカデミー事務局(TEL.03-3296-4423 FAX.03-3296-4542   E-mail:academy★mics.meiji.ac.jp)  図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。  http://www.jla.or.jp/calendar.html ---------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○筑後市中央公民館図書室 非常勤職員:1名  応募締切:2011年5月2日(月)必着 ○(学)加茂暁星学園 職員募集:1名  応募締切:2011年4月22日(金)  求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。  http://www.jla.or.jp/job.htm    ---------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ ○『図書館雑誌』4月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は  郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。  問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp) ○図書館雑誌3月号・4月号及び施設会員配付資料の発送について  配達困難地域の箇所が変更になりました。引受けが再開された地域が拡大され  ましたので、発送の準備を進めております。(2011.4.20現在) ============================================================no.550END= ■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp