====================================================<2010/10/6発信>   JLAメールマガジン 第523号 =====================================================================  編集発行:社団法人 日本図書館協会   Copyright,2010 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます    JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/ ===================================================================== ▼目次▼  ■図書館界ニュース  ■新聞記事より  ■集会等のお知らせ  ■求人情報 --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○国立国会図書館「公共的書誌情報基盤」に関する要請に回答  国立国会図書館は現行のJAPAN/MARCに加えて、迅速・無償の基本的書誌情報  の提供を実施することを明らかにしたが(本メールマガジン515号 8月11日  配信)、これに対して文字・活字文化推進機構、学校図書館協議会および日  本図書館協会は連名で、書誌データ項目の追加を要請した(本メールマガジ  ン520号 9月14日配信)。  要請は、国立国会図書館の提起は「公共的書誌情報基盤」に資するものとし  て積極的な評価をしたうえで、「提供される項目・内容について、公共図書  館・学校図書館等の視点から検討いたしますと、今年度の取組みとしては不  足項目があり、充分とはいえない状況」であるとし、「利用者の立場から国  立国会図書館の提供する「公共的書誌情報基盤」に「今年度中に公開して頂  きたい書誌基本データ項目(案)」を追加項目として提案する」としたもの  である。  これに対する回答が9月22日、国立国会図書館収集書誌部長名により各要請  団体に寄せられた。回答の内容は、要請に応えるとするものである。即ち、  先に提案した書誌データの項目については本年10月末に提供を開始する、さ  らに今年度中には、それにNDC、読み、シリーズに関する事項等を加えた書  誌データを提供する、というものである。  「国立国会図書館が新たに実施する書誌データの迅速な提供サービスにより、  書誌データが公共図書館及び学校図書館等の資料整備等に活用されるよう、  今後とも改善を図っていく所存であります。」と表明している。 ○横浜市立図書館が「人材育成計画」を策定  横浜市立図書館はこのほど「司書人材育成計画」を策定、公表した。環境の  変化や新たな課題に対応して、司書がキャリア形成の段階に応じ能力を発揮  できるようすることを目的とするものである。  基本的方向性として、貸出・返却、予約等図書館サービスの基本的業務の運  営を維持しつつ、自らキャリアビジョンを構築、実現しつつ、本来の専門的  能力を発揮し、高い市民サービスを提供できる人材、図書館に求められるサ  ービス・施策を企画・実施するとともに、将来的には図書館をマネジメント  していくことのできる人材を育成することを述べている。  そのための具体的な取組みとして、司書の企画立案、実行能力の向上、専門  的研修体制の再構築、司書の人材育成のための体制・しくみづくりの検討の  3つの柱を挙げている。  http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/library/ikusei.html ○学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ専攻入試説明会  日時:2010年10月23日(土)    講演会14時00分〜15時00分 入試説明会:15時00分〜16時30分  場所:学習院大学中央教育研究棟301教室  講演:「跳び込もう!!アーカイブズの杜に―まだ踏み固められる前に未知   の世界を探検しませんか― 講師:菊池光興客員教授  詳細:http://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/arch/05news.html#p39 ----------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○〔話題の発掘〕ルターの聖書 初版本を入手 広島経済大 現存39点、日本  初 16世紀 情報革命到来決定付け(東京8/31) ○本いっぱい読んで 日南全域で移動図書館(宮崎日日9/12) ○佐賀市立図書館東与賀館 指定管理制打ち切り(佐賀9/14) ○移動図書館、今月で廃止 流山市の「わかば号」 車両老朽化や利用低迷で  (千葉日報9/15) ○旧都立日比谷図書館で石綿 改修工事中に検出 再オープン来秋にずれ込み  (毎日〈大阪〉9/15) ○子育て助ける400冊 常設コーナー設置、好評の声 [川崎]市立中原図書館  (神奈川9/15) ○県立図書館改修 自民から反発 県9月補正予算案に630万円計上 国補助  事業、取り壊し10年不可 移転新築などに制約(下野9/16) ○"イクメン"も安心利用 栃木市 図書館に親子ルーム ママの授乳 読み聞  かせ おむつ替え 専用台や絵本常備(下野9/16) ○白紙撤回の坂井図書館移転 坂井中併設を計画 市教委(福井9/16) ○鳥栖市・指定管理者制度 図書館への導入否決 市議会委員会 文化会館   公民館も 「運営になじまぬ」(佐賀9/17) ○〔フォーカス eye〕指定管理者か市直営か JR熊本駅前 熊本市が開館す  る新図書館 意見割れる執行部と議会 「コスト削減、サービス向上」   執行部 「教育はカネで代えられない」 議会(熊本日日9/17) ○読書の秋 偉大な先輩身近に 秋野不矩「文庫」開設へ 天竜・二俣高 遺  族から蔵書540点 作品との関連調査も(静岡9/17夕) ○〔特報〕代読・代筆 弱者支え 「図書館を拠点に」NPO[大活字文化普及協  会]要望 公共料金・説明書… 音訳養成、乏しい予算(中日9/18) ○「建設は住民投票で」 グラウンド・図書館・農業交流施設… 八千代の市  民団体 条例制定へ署名開始(朝日9/19) ○低層公共施設を木造に 学校・図書館・自治体庁舎 政府方針転換 林業再  生で(信濃毎日9/21) ○図書館情報163人分流出 宮崎のHPダウンロード 愛知 [岡崎市立中央図書  館](毎日9/29) ○個人情報が116人分流出 えびの市民図書館(南日本9/29) ----------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○国民読書年記念シンポジウム「読書とはなにか」  主催:国立国会図書館  日時:2010年10月20 日(水)13:30-17:00  会場(定員):国立国会図書館東京本館新館講堂/国立国会図書館関西館第一   研修室(中継)(定員70名)  内容:基調講演「読書の方法について」松岡正剛氏(編集工学研究所所長),   パネルディスカッション「読書の過去・現在・未来−デジタル時代における   言葉・テクスト・リテラシーをめぐる諸問題」和田敦彦氏(早稲田大学教育・   総合科学学術院教授)橋本大也氏(書評家)杉本卓氏(千葉工業大学工学部   教育センター教授),ディスカッション「『新しい読書』のすすめ」  入場無料(事前申込要)先着順  詳細HP:http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/readingsympo.html  問合先:国立国会図書館総務部総務課広報係(TEL.03-3581-2331(代表)) ○日本図書館研究会情報組織化研究グループ2010年10月月例研究会  日時:2010年10月23日(土)14:00-17:00  会場:キャンパスポート大阪(大学コンソーシアム大阪)ルームA  テーマ:中国と韓国における目録をめぐる動向  発表者:小島浩之氏(東京大学経済学研究科資料室),高橋菜奈子氏(国立情報学   研究所)  詳細HP:http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/ ○NPO法人共同保存図書館・多摩 第9回多摩デポ講座−見学会−  日時:2010年10月23日(土)13:30-16:30(13:15入口集合)  会場(見学先):国文学研究資料館  参加費:無料 定員:30名(先着順)  詳細HP:http://www.tamadepo.org/  問合先:共同保存図書館・多摩(depo_tama★yahoo.co.jp FAX.042-484-3945) ○図書館流通センター2010年度ライブラリー・アカデミー  期日:2010年10月〜2011年2月  内容(コース名・開催予定日):「TRC MARCを使いこなす(10/27〜1/12)」  「出版流通を語る−電子書籍で図書館が変わる?−(11/16〜2/8)」「大学   図書館のサービス戦略を探る(11/26〜2/10)」  詳細HP:http://www.trc.co.jp/work/academy_top.html  問合先:図書館流通センターライブラリー・アカデミー 八屋(ハチヤ)  (TEL.0120-250-227 FAX.0120-350-990 E-mail:ssdesk★mxh.trc.co.jp) ○第118回農学図書館情報セミナー「新たな知的コミュニケーションの場とし  ての図書館−ラーニング・コモンズの導入と成果について−」  日時:2010年10月28日(木)15:00-16:30  会場:お茶の水女子大学付属図書館  参加費:無料 申込締切:10月25日(月)  詳細HP:http://jaald.ac.affrc.go.jp/jaald_info19.htm  申込・問合先:日本農学図書館協議会事務局(FAX.03-5477-2776   E-mail:jaald★nifty.com) ○第21回保存フォーラム  主催:国立国会図書館  日時:2010年11月5日(金)14:00-17:00  会場:国立国会図書館東京本館新館3階大会議室  テーマ:「図書館・文書館における資料防災」  内容:講演「図書館・文書館の防災」(仮題)小川雄二郎氏(BOSAIインター   ナショナル代表),講演「被災資料の救済」(仮題)青木睦氏(国文学研究資料館   准教授),質疑応答・意見交換  定員:50名(申込多数の場合は調整)申込締切:10月29日(金)  詳細HP:http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/data_preserve24.html  申込・問合先:国立国会図書館収集書誌部資料保存課保存企画係  (E-mail:forum21★ndl.go.jp FAX.03-3581-3291 TEL.03-3506-5219) ○日本看護図書館協会2010年度第6回新人研修会  主催:日本看護図書館協会  日時:2010年11月6日(土)  会場:国際医療福祉大学小田原キャンパス  テーマ:「看護図書館業務のキ・ホ・ン」  参加費:会員無料/会員外1000円 申込締切:10月15日(金)  詳細HP:http://wwwsoc.nii.ac.jp/kantokyo/edu/index.html  申込・問合先:大阪府立大学羽曳野図書センター・小池利栄子(FAX.0729-50-2104   E-mail:aine★ao.osakafu-u.ac.jp)  図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。  http://www.jla.or.jp/calendar.html  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.html ----------------------------------------------------------------------- ◆『図書館雑誌』10月号(60ページ・定価980円)のお知らせ ○特集:大学図書館と国際化  ・大学の国際化と図書館(逸村裕)  ・大学図書館における海外ドキュメント・デリバリー・サービスの歴史と    現状−GIFプロジェクトの歩み(大場高志)  ・電子ジャーナル・データベースにかかわる国際的な図書館連携の    展開と大学図書館コンソーシアムの取り組み(中元誠)  ・早稲田大学図書館における外国人学生対応の現状と課題(齋藤和子)  ・九州大学附属図書館における国際連携活動−ソウル大学校中央図書館    との交流を中心に(兵藤健志)  ・北米の観点から見た日本の大学図書館の国際的諸活動    (シャロン ドマイヤー/江上敏哲訳)  ・カナダ バンクーバーの大学図書館を訪ねて−大学図書館における    学修支援の取り組みについて(大勢美穂) ○「認定司書」申請の受付を開始します(日本図書館協会認定司書事業委員会) ○『日本目録規則』の改訂に向けて(日本図書館協会目録委員会) ----------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○神戸大学附属図書館 パートタイム職員:数名  応募締切:2010年10月7日(木)必着 ○恵泉女学園中学・高等学校 専任教員:1名  応募締切:2010年10月18日(月)必着 ○平成23年度堺市職員採用(職務経験者)試験 司書:若干名  受付期間:【インターネット】2010年10月20日(水)9:00〜11月2日(火)10:00  【郵送】2010年10月20日(水)〜11月2日(火)消印有効  http://www.city.sakai.lg.jp/city/_jini/saiyou/ex_03.html  求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。  http://www.jla.or.jp/job.htm  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm    ============================================================no.523END= ■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp