====================================================<2009/8/19発信> JLAメールマガジン 第467号 ===================================================================== 編集発行:社団法人 日本図書館協会 Copyright,2009 Japan Library Association 無断転載転送を禁じます JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/ ===================================================================== ▼目次▼ ■図書館界ニュース ■新聞記事より ■集会等のお知らせ ■求人情報 ■JLAからのお知らせ --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○政党に図書館政策について質問 日本図書館協会は総選挙に際して各政党に図書館政策に関する質問を行った。 先の理事会で選挙立候補者に図書館に関して公開質問をしてはどうか、との 提案があったが、その具体化である。 質問は15項目におよび、それぞれ協会の考えとデータ等を示して、政党とし ての見解を尋ねた。8月25日までに答えていただくよう依頼した。寄せられ た回答は何らかの方法で伝えるようにする予定。 質問項目 (1)市町村立図書館を整備すること(中学校区に1図書館設置の早 急実現、過疎債の対象事業に図書館の整備を加える)、(2)公立図書館に専 任の司書、司書有資格の館長を配置すること(図書館に司書を置くことを法 律上明確にすること、司書が長期安定的に雇用される方策を採ること、司書 有資格の館長を配置すること)、(3)指定管理者制度は図書館の管理運営に なじまない(図書館の管理を指定管理者に、図書館業務を民間企業に委ねる ことについての見解)、(4)地方交付税の積算内容を図書館サービスの進展 に即して改善すること、(5)政府刊行物や地方公共団体の刊行物を公立図書 館に無償で確実に提供すること、(6)県域を超えた図書館資料の相互貸借の 経費は政府が負担すること、(7)学校司書を配置すること、(8)11学級以下の 学校にも司書教諭を発令すること、(9)学校図書館の資料費を増額すること (学校図書館図書標準は、新規受入冊数を基準に加え、高等学校図書館も対 象にする)(10)大学図書館の資料整備に関わる経費増額の措置を採ること (国の国立大学への運営交付金、私立大学への助成金を増額し、図書館資料 の充実につながるようにする)、(11)資料に精通した専門職員の確保と職務 に専念できる環境を整備すること、(12)日本の出版物市場における公共、大 学、学校を合わせた図書館のシェアが10%以上となる資料費を確保すること、 (13)文字・活字文化に直接、接することが困難な障害者の権利を保障する (すべての館種の図書館において、多様な媒体に変換することができるよう 改正著作権法を運用する)、(14)図書館が人々の生涯学習を保障する役割を 果たすことができるよう、その条件整備を図ること、(15)政党の政策、マニ フェストを公共図書館において提供すること。 ○文部科学省が図書館法等を英訳 文部科学省はこのほど"Basic Act on Education , Social Education Act, Library Act, Museum Act" を作成、都道府県立図書館等に配布した。 図書館法については、日本図書館協会国際交流事業委員会が協力をした。 全文は文部科学省のホームページに掲載の予定とのことである。 ○「24時間テレビ」チャリティー委員会作成のDVD配布について 日本テレビ「24時間テレビ」チャリティー委員会により、障害者の情報アク セスを促進するため、公共図書館に対し、拡大読書器・音声パソコン等の障 害者サービス用機器の贈呈事業が、昨年より実施されています。 このたび、これらの障害者サービス用機器の簡単な使い方を収録したDVD『誰 もが使える図書館を目指して~障害者サービス用機器の使い方~』(日本図 書館協会監修)が作製されました。このDVDを希望する図書館に配布します。 これから障害者サービスを開始したいと考えている図書館や、機器を実際に 見ることができず、どんな機器を用意したら良いのか迷っている図書館に特 にお勧めです。 希望する図書館は、5ミリ厚のCDケースが入る大きさの返信用封筒に返信先 を記入し、140円切手を貼り、下記「送付先」までお送り下さい。今年の寄 贈館には寄贈機器設置の際に一緒に贈呈されます。また、昨年の寄贈館には 日本図書館協会より別途お送りしますので、申し込みは必要ありません。 先着順で配布します。DVDがなくなり次第、終了します。 送付先:〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14 日本図書館協会 障害者 サービス委員会事務局 電話03-3523-0811 ○2010年度中堅職員ステップアップ研修(1)を関西で実施 日本図書館協会研修事業委員会では,2000年度より中堅職員ステップアップ 研修(1)(司書有資格者で図書館勤務経験3年以上を対象)を実施しています。 東京以外での開催要望が高いことから2008年度に大阪で実施しましたが, 2010年度についても関西で開催する運びとなりました。日程および会場は現在 検討中のため決定次第『図書館雑誌』およびメールマガジン等で告知します。 --------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○闘病記コーナーここに 52の病気に分類 広島{市立]・中央図書館 患者心 理を理解 日赤広島看護大学(朝日<広島>7/2) ○飛騨市図書館が開館(朝日<岐阜>7/6) ○〔宮城文化〕複合施設に新図書館 名取市が企画案公募(朝日<宮城>7/8) ○〔記者リポート 今 何が〕波紋呼ぶ坂井図書館移転構想 縮小か、位置づ け不透明 市教委年内に設計案提示 住民判断みて再考も 4館は多い 図 書館あり方へ一石 「併設」の課題(福井7/26) ○朝読、家読の勧め 子ども読書推進 [岩手]県教委プラン 中2で月4冊目 標 時間確保へ環境改善(岩手日報7/27) ○絵本 家族で作ってみよう 福島・矢祭町 10月、初のコンクール 来月か ら全国で作品募集 子ども司書ら審査(河北新報7/27) ○アトリエ・組織いずれも可 関東整備局 国際子ども図書館増築棟 設計プ ロポ要件(日刊建設工業7/27) ○長野市立2図書館 貸出数4年で33%増 購入費は1割ほど減 同じ本の冊 数減や提供呼び掛け(信濃毎日7/28) ○指定管理者制度 4図書館導入へ 候補NPO設立 四国中央(愛媛7/28) ○図書館、美術館整備でPT 設計費来年度計上へ 米子市(日本海7/29) ○高校生お薦めの1冊は 上伊那 8校図書委員会「大賞」企画 9作品を候 補に投票へ(信濃毎日7/30) ○[湧水町]くりの図書館 貸し出し120万点突破(南日本7/30) ○iPod聞いて読書 千葉[県立]の図書館 貸し出し順調 朗読録音、障害者ら に(日経7/30夕) ○本貸し出し増加 不況で「買うより借りる」 団塊世代が退職で読書熱 高 知市民、県立図書館 昨年度は過去最多 本年度も更新ペース(高知7/30夕) ○ゴーヤーカーテン登場 室温を下げてCO2削減 鹿島市民図書館(西日本7/31) ○図書館改装 魅力アップ 松山南高 評論家赤木さん 読書推進へ指導 PTA参加 郷土書充実(愛媛8/1) ○図書サービスで合併新市 格差是正へ奮闘 システム統合、移動車増 [大分県](大分合同8/1) ○読みたい本探しやすく 小学生向けに紹介 「リスト」冊子作製 都立多摩 図書館、学校へ配布(東京<多摩>8/7) ○図書館の司書 非正規化進む 実働換算、正職員数を上回る コスト優先、 懸念の声(日経8/7夕) --------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○子どもの読書を考える会(第10回) 主催:子どもの読書を考える会 日時:2009年9月7日(月)14:00-16:00 会場:神戸市勤労会館304会議室 内容:「行事や見学でつかうワークシート-実例紹介と見本作成-」 参加費:会場費・資料費など(参加者の人数割) 問合・申込先:前川智美(三田市立図書館 FAX.079-562-7301) ○平成21年度社会教育計画の立案と評価に関する研究セミナー 主催:国立教育政策研究所 期日:2001年9月30日(水)~10月2日(金)(3日間) 会場:国立教育政策研究所社会教育実践研究センター 詳細HP:http://www.nier.go.jp/jissen/index.htm 問合先:国立教育政策研究所社会教育実践研究センター普及・調査係 (TEL.03-3823-8420・8681) ○病院患者図書館全国会議 日時:2009年10月4日(日)14:00-17:00 会場:オフィス東京 テーマ:患者と市民に対する健康医療情報サービスはどうあるべきか 発表:患者図書館,公共図書館,医学図書館のそれぞれの立場から 詳細HP:http://www.jhpla.jp/ 参加費:2000円 問合先:日本病院患者図書館協会(TEL&FAX.03-3578-9988 E-mail:library★mse.biglobe.ne.jp) ○第20回保存フォーラム 【フォーラム1】日時:2009年10月6日(火)14:00-16:00 内容:講演「オランダにおける保存研究プロジェクト-電子図書館における オリジナルの保存の役割と国家戦略と研究成果」 【フォーラム2】日時:2009年10月7日(水)13:30-15:30 内容:講演「オランダ王立図書館所蔵特別コレクション『紙の歴史』をめぐって」 会場:国立国会図書館東京本館大会議室(両日共通) 講師:ヘンク・ポルク博士(オランダ王立図書館保存科学者) 定員:各回50名(申込み多数の場合は調整)参加費:無料 申込締切:9月11日(金) 詳細HP:http://www.ndl.go.jp/jp/library/library_news.html#090807-08 申込先:国立国会図書館収集書誌部資料保存課(E-mail:forum20★ndl.go.jp FAX.03-3581-3291 TEL.03-3506-3356) ○第35回全国歴史資料保存利用機関連絡協議会全国(福島)大会及び研修会 テーマ:わたくしたちのアーカイブズ-公文書と地域資料- 期日:2009年11月18日(水)~19日(木) 会場:福島県文化センター,福島県歴史資料館 内容:総会,研修会,研究会,機関会員刊行物・ポスター等展示,協賛企業等展示等 詳細HP:http://www.jsai.jp/taikai/fukusima/index.html 問合先:第35回全国歴史資料保存利用機関協議会全国(福島)大会事務局・ 福島県歴史資料館・本間(TEL.024-534-9193 FAX.024-534-9195) 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。 http://www.jla.or.jp/calendar.html http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.html --------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○神戸大学附属図書館 パートタイム職員:1名 応募締切:2009年8月26日(水)必着 ○公立大学法人首都大学東京 図書館司書(非常勤契約職員):1名 応募締切:2009年8月28日(金)必着 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。 http://www.jla.or.jp/job.htm http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm --------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ ○2009年度中堅職員ステップアップ(1)研修申込受付中!! 申込締切を8月28日(金)まで延長いたしました。 詳細は『図書館雑誌』7月号および当協会ホームページをご覧ください。 http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2009-1.html 問合先:研修担当(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 kenshu★jla.or.jp) ○『図書館雑誌』8月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は 郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp) ○2009年度第5回施設会員配付資料(8月14日付発送) <A,B,C会員配付資料> (1)ネットワーク資料保存 第92号 上記資料とともに『図書館雑誌』2009年8月号をお届けしております。 これまでにお届けしている資料は下記でご案内しています。ご参考ください。 http://www.jla.or.jp/nyukai/haihu.html 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp) ============================================================no.467 END= 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