====================================================<2009/3/25発信>   JLAメールマガジン 第447号 =====================================================================  編集発行:社団法人 日本図書館協会   Copyright,2009 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます    JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/ ===================================================================== ▼目次▼  ■図書館界ニュース  ■新聞記事より  ■集会等のお知らせ  ■求人情報  ■JLAからのお知らせ --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○公立図書館関係の政府予算  政府の来年度予算案で公立図書館関係では、改正図書館法を受けて、次のよ  うな新規事業が挙げられている。予算額は博物館を含め総額7200万円。  1 緊急に求められている評価方法、リスクマネジメント、指定管理者の実態   の3テーマについての調査研究  2 図書館未設置市町村にある図書室などを拠点に、地域における図書館サー   ビスを普及・定着させるための仕組みづくり、ガイドラインの策定のため   の実践研究(4箇所)  3 地域の司書有資格者を図書館ボランティアの中心的な存在としてその能力   を活用する図書館支援活動を展開(5箇所) ○国際子ども図書館の増築予算が内定  国際子ども図書館を考える全国連絡会から、同会を中心とした関係団体が政  府に要求していた国際子ども図書館の増築予算について内定した旨の報告が  あった。同図書館の要求額を下回る査定であるが、拡充整備のための設計費  3040万円がついた。2年かけて行う設計費総額1億5182万円の1年分である。  建築費は36億円規模が想定されるとのことである。  日本図書館協会も呼びかけに応えて政府に要求した(本メールマガジン432  号、12月3日配信)。 ○学校支援地域本部が2145箇所で設置  社会教育団体振興協議会は3月6日、文部科学省の森晃憲社会教育課長を講師  に「学校支援地域本部と社会教育の係わりについて」講演会を行った。その  なかで学校支援地域本部が2008年12月現在、全国867市区町村に2145箇所(国  立大学付属学校2箇所を含む)されたことが明らかにされた。今年度予算では  全市区町村に設置す目標の5割にとどまったが、設置箇所では予定を上回っ  た。「家庭や地域の教育力が低下しているなか、学校、家庭、地域の連携協  力を強化し、社会全体で教育力の向上に取り組む」とする事業であり、教育  基本法や社会教育法の改正目的の具体化でもある。  図書ボランティア、読み聞かせ、図書の整理、修理などの学校図書館に関わ  る活動の紹介もあった。来年度予算案では委託事業2225箇所、補助事業3400  箇所を目標にした内容となっている。 ○第32期個人会員代表理事、監事が選出  日本図書館協会選挙管理委員会が3月19日開かれ、第32期個人会員代表理事、  監事選挙の開票を行い、当選者が確定した。  個人会員代表理事(数字は得票数):常世田良21、塩見昇20、前田章夫13、  永利和則12、西村一夫12、谷口豊11、西村彩枝子11、松井正英11、森茜11、  森下芳則11、小池信彦10、清田義昭9、西野一夫9、秋本敏8、亀田俊一8、  小関知子8、千代正明8、山本宏義8、三村敦美7  監事:酒井信45、小野格士10、土田正7  有権者(評議員)118名、投票者109名、投票率92.4% ○児童図書館員養成講座の募集  本年の児童図書館員養成講座受講の募集を行っている。締切り4月23日(必  着)。募集要項は「図書館雑誌」3月号の巻末、および協会ホームページに  掲載している。  http://www.jla.or.jp/jlaevent.html --------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○広島でMANGA堪能 市まんが図書館 外国人観光客が急増 人気ガイド本に  掲載(中国2/3) ○市立留萌図書館 購入費5分の1 新書寄贈へ「応援隊」 有志が古本市や寄  付集め 計50万円で200冊(朝日<北海道>2/13) ○ICT構築最前線 東京都北区立中央図書館の蔵書管理 ICタグで点検迅速に  磁気併用、持ち出しも検知(日経産業2/18) ○障害者の鑑賞容易に 文化庁 映像複製で法改正へ(神奈川3/1) ○〔教育〕[長野]県教委の第2次読書推進計画 本に親しむ環境 連携カギ  目標の設定高く/各地の取り組みに差 麻績村の図書館 読み聞かせに力   帰宅後も読んで(信濃毎日3/1) ○舞台は図書館、役者は市民 古都物語実行委が劇公演 1300年時空超え   秘めた思い、満たされ感慨 出演者ら [奈良県立図書情報館]  (朝日<奈良>3/1) ○図書貸し出し 1人平均190冊突破 指宿 川尻小 "夢の200冊"秒読み OB、  保護者ら協力(南日本3/1) ○岩隈投手 タイに「勝利の図書館」 1勝10万円寄付続け完成 子供たちに  夢 礼状届き笑顔 「交流で勇気もらう」(朝日<宮城>3/2) ○グーグルの書籍検索サービス 米の著作権訴訟和解案近く発効 日本の出版  界戸惑い 裁判関与しなくても効力 ネットに全文掲載も(信濃毎日3/2) ○グーグル書籍検索 事実上の受け入れ 文芸家協会、意思表示代行  (日経3/3) ○ネットでの予約貸し出し始める 県内図書館の蔵書検索も 県立長野図書館  (信濃毎日<信州ワイド>3/4)  http://www.library.pref.nagano.jp/ ○管理者指定案を議会委継続審査 新図書館開館宙に 市川市 来月予定、市  は困惑(朝日<千葉>3/5) ○総合文化センター 基本計画策定に着手 佐賀・吉野ケ里町 コンペで委託  [図書館など](日刊建設工業3/5) ○〔文化〕公文書管理体制固まる 今国会に法案提出 府省間に統一のルール  企業や個人文書受け入れ 宮内庁にも法律の網 専門職員を増員 法的にし  っかり 集中管理へ「中間書庫」 一定期間経た現用文書対象(日経3/7) ○司書採用再開方針 都立図書館 9年ぶりに(毎日3/7) ○0歳から図書館行こう 本寄贈事業に代わり 横浜市が冊子で紹介  (朝日3/11)   --------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○一般公開講演会「インフォ・プロ:デジタル時代の情報専門家とは?」  主催:名古屋アメリカン・センター,愛知県国際交流協会,専門図書館中部地区協議会  日時:2009年4月15日(水)15:00-16:30  会場:愛知県三の丸庁舎8階大会議室  講師:ジャニス・R ・ラチャンス氏(米国専門図書館協会代表)  同時通訳付き 参加無料 定員:100名(先着順)申込締切:4月10日  申込・問合先:名古屋アメリカンセンター(TEL.052-581-8641 FAX.052-561-7215   E-mail:nacrs★state.gov) ○講演会「インフォ・プロの存在感を高めるデジタル時代のインフォ・プロ  :課題と展望」  主催:関西アメリカンセンター  日時:2009年4月16日(木)14:30-16:00  会場:アメリカ総領事館5階ホール(大阪市)  講師:ジャニス・R・ラチャンス氏(米国専門図書館協会代表)  同時通訳付き 参加無料 申込締切:4月10日   ※携帯電話,ノートパソコン,電子辞書等持込不可。受付で預かり退館時に返却。  申込・問合先:関西アメリカンセンター(TEL.06-6315-5971/5972 FAX.06-6315-5980   E-mail:kacrs★state.gov)  図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。  http://www.jla.or.jp/calendar.html  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/calendar.html   --------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○こども教育宝仙大学 アルバイトスタッフ:1名  応募締切:2009年3月27日(金) ○日本医療科学大学 図書館司書:1名  応募締切:2009年3月27日(金)  求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。  http://www.jla.or.jp/job.htm  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm    --------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ ○JLA新刊  図書選択論の視界 河井弘志著 2009.3 371p A5判 定価6300円   ISBN978-4-8204-0823-9  http://www.jla.or.jp/publish/bindex.html ○転居や勤務先変更により『図書館雑誌』の送付先が変更になる場合は、月末  までにご連絡いただけると、翌月より新住所へお届けいたします。FAX、メ  ール、異動届用紙等でお知らせください。  問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp) ============================================================no.447 END= ■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp