======================================================<2000/12/20発信>   JLAメールマガジン 第35号 ===================================================================== ■JLAメールマガジンの登録・解除・アドレス変更はこちらまで。  mailmaga★jla.or.jp ■JLAメールマガジンのバックナンバーはこちらにあります。   http://www.jla.or.jp/archives/ --------------------------------------------------------------------  編集発行:社団法人 日本図書館協会  Copyright,2000 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます   JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp                 http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jla/ ===================================================================== ▼目次▼  ■図書館界ニュース  ■新聞記事より  ■集会等のお知らせ  ■求人情報  ■JLAからのお知らせ  --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○公取委、再販制度見直しに関する意見照会行う−存廃の結論は来年春  公正取引委員会は、書籍・雑誌、新聞、音楽用CD等にかかわる著作物再版制  度の見直しについて検討を進めているが、このたび各方面から幅広く意見を  求めるため、12月7日にこれまでの経過と現状をまとめ、14日付で日本図書  館協会など関係団体・業界に対し「著作物再販制度の見直しに関する検討状  況及び意見照会について」を送付した。公取委では、今後寄せられた意見や  関係業界における再販制度運用の是正等の状況を踏まえて2001年春をめどに  再販制度自体の存廃の結論を出す予定。  http://www.jftc.admix.go.jp/pressrelease/00.december/00120704.pdf   ○「著作権等管理事業法」成立、施行は2001年10月1日  去る11月21日第150回国会において「著作権等管理事業法」が成立、同29日  公布された。これは、近年の情報技術の進展に伴い著作物等の利用が広範・  多様化している実態を踏まえて、従来の「著作権に関する仲介業務に関する  法律」(昭和14年制定)を廃止し、著作権等の管理を行う事業者について新  たな法的基盤を確立することを目的としたもの。内容は、著作権等の管理事  業を行う者について、従来の許可制の廃止と登録制の導入により新規参入を  容易にすることなど4点を柱としている。   ○NTT、来年1月からインターネット接続「学校向け特別料金」実施  NTT東日本及び西日本では、インターネットの常時接続利用サービスに学  校向け特別料金(最大7割引)を設定し3年間の期間限定で提供することとし、  12月18日、郵政大臣に届出を行った。学校教育におけるインターネット普及  を促進する関係方面からの要請に応えたもの。  http://www.ntt-east.co.jp/release/0012/001218b.html ○<訃報>天満隆之輔氏(日本図書館協会参与)  12月19日逝去。1925(大正14年)生まれ、享年75歳。  1957年文部省図書館職員養成所を卒業後、大阪学芸大学(現・大阪教育大学)  を経て73年枚方市立図書館に就職。以来、図書館長として枚方市立図書館の  分館網の基礎を築いた。また、早くから障害者サービスの必要性を説き、日  図協障害者サービス委員会の初代委員長としてその普及に努めた。1999年よ  り日図協参与。1992年〜1995年まで日本図書館研究会理事長を務めた。   --------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○再販制度の堅持へ 緊急アピール採択 活字文化懇[談会] [同懇談会は  日本新聞協会、日本書籍出版協会、日本雑誌協会および文部省、文化庁から  なる団体](日本経済11/9)   ○新築図書館で市民の声募る 都留文[科]大で公聴会(山梨日日11/10)   ○「わんぱくでもいい…」「やめられない、とまらない」 懐かCM ネット博  物館 立命[館]大[学アート・リサーチセンター]が発足へ 原版フィル  ム2000本保存 制作会社提供(読売11/20)   ○視障者に優しい図書館 久居[市図書館] 読み取り機器設置 県下初の導  入 音声で文書作成も(伊勢11/30)   ○日本電子出版協会調査 図書館でのCD-ROM貸し出し 管理・閲覧の機器不足  出版社との意識にズレも 図書館の貸し出しは8割強 出版者側は7割が許  諾必要 シンボルマーク策定推進へ(文化通信12/4)   ○「九州図書館史」を発刊 各県ごとに特徴紹介 [佐賀]県関係は築山教授  (九州龍谷短大)執筆 福岡市千年書房(佐賀12/6)   ○好評です“対面朗読” 視覚障害者「会話もはずむ」 旅行、料理書など幅  広く 佐賀市立図書館(佐賀12/6)   ○[静岡]県立図書館の充実を サポーターグループ[県立図書館サポーター  ネットワーク] 署名添え知事に要望(静岡12/7)   ○電子図書館に著作権の“壁” 作品ごとの許諾 高い経費と手間 ネット上、  収集範囲も難題 京[都市]で国際会議開催 ルール作り提言(京都12/7)   ○自治体事務 郵便局委託へ法整備 住民票交付など対象 国の研究会が提言  [郵政省・自治省の「地方公共団体と郵便局の協力体制のあり方についての  研究会]が提言。同研究会調べでは、郵便局への要望の高かった事項として  「図書館への図書配送」などが挙げられている](毎日12/14)  http://www.mha.go.jp/news/000419.html   ○「日本での海外学術誌、高すぎる」 出版社の審査請求へ 図書館団体、公  取委に[私立大学図書館協会、日本医学図書館協会、日本薬学図書館協議会]  (朝日12/14)   --------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ(新着情報) ○斐川町図書館建設基本計画検討委員会主催行事 (1)佐藤凉子氏講演会(1月21日(日)) (2)漆原宏写真展(1月21日(日)〜28日(日)) (1)(2)とも  開催地:島根県斐川町  問合先:斐川町図書館準備室(TEL.0853-73-9257)   ○大学図書館問題研究会関東5支部合同例会「21世紀の図書館展望」  日時:1月27日(土)15:00-17:00  会場:中央大学駿河台記念館330号室  問合先:若杉隆志 twaka★mt.tama.hosei.ac.jp  ※事前申込不要,非会員参加可   <開催日・申込締切迫る!> ○情報メディア学会第2回研究会および講演者の募集  日時:3月24日(土)10:00-16:50(受付9:30〜)  応募資格:講演者は,情報メディア学会の会員であること  応募締切:2000年12月29日(月)必着(採択結果は1月中旬までに連絡,原   稿提出は2001年3月5日(月)必着)  問合・申込先:波多野 jsims★nime.ac.jp   ※上記の集会について、詳しくは日図協ホームページでご覧ください。  http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jla/jlaevent.htm  http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jla/libevent.htm   --------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○和泉短期大学図書館長期臨時職員:1名 応募締切:2001年3月2日(金)  求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。  http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jla/job.htm  http://www.jla.or.jp/job.htm    --------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ ○”Books for All"カレンダーにご協力ください  「世界のこどもたちに本を」の運動をしている”Books for All"事務局が  UNESCOとIFLAの後援を得て作った2001年カレンダーを販売しています。各月  に本と一緒の各国のこどもたちの写真がある、かわいらしいカレンダーです。  売上収益はネパールの児童図書館に寄付されます。  一部 送料込み 1000円 (カラー ドイツ製 29.5 ×42cm)  申込先:日本図書館協会販売担当  hanbai★jla.or.jp  FAX.03-3523-0842 TEL.03-3523-0812 ○日本図書館協会事務局の年末年始休業は12月29日(金)〜1月4日(木)です。 ○2001(平成13)年度施設会員資料配付計画(案)は次のとおりです。  施設会員A:(1)〜(14)までの資料(年額50,000円)  施設会員B:(1)〜(9)までの資料(年額37,000円)  施設会員C:(1)〜(5)までの資料(年額23,000円)  (1)『図書館雑誌』95巻4号〜96巻3号  (2)『現代の図書館』39巻1号〜4号  (3)『ネットワーク資料保存』(年4回)  (4)『日本の参考図書 四季版』(年4回)  (5)図書館関係資料集  (6)『日本の図書館』2001年版  (7)『全国図書館大会記録』(岐阜大会)  (8)委員会報告書等  (9)国際交流基金海外研修シリーズ  (10)日図協主催研究集会・研修会記録集  <国立国会図書館編集刊行資料等>  (11)『カレントアウェアネス』No.260〜271(月刊)  (12)『第11回資料保存シンポジウム記録』  (13)『図書館研究シリーズ』No.37  (14)『研修教材シリーズ』No.14 ○2000年度末の役員会の日程は次のとおりです(会場は日本図書館協会研修室)。  2000年度部会長委員長会議 1月29日(月)午前10時30分〜午後4時  2000年度第3回理事会    2月22日(木)午前10時30分〜午後4時  2000年度第2回評議員会   3月22日(木)午前10時30分〜午後4時 ========================================================== no.35 END==