======================================================<2007/4/4発信>
JLAメールマガジン 第348号
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編集発行:社団法人 日本図書館協会
Copyright,2007 Japan Library Association 無断転載転送を禁じます
JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
■図書館界ニュース
■集会等のお知らせ
■求人情報
■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○4月30日は図書館記念日です!
今月は図書館記念日をはじめ、図書館、読書、図書に関連した行事が集中し
ています。図書館記念日制定の詳細については下記をご参照ください。
http://www.jla.or.jp/kinenbi.html
ご好評をいただいている日本図書館協会作成の「図書館記念日・図書館振興
の月」のポスターは、施設会員および都道府県立図書館・図書館協会には3月
末に配布いたしました。今年の原画デザイナーは荒井良二氏。
画像はこちらからご覧ください。http://www.iruka.net/07poster.html
そのほか次のような行事があります。
<4月23日>子ども読書の日
子どもの読書活動の推進に関する法律」により制定。
http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/dokusyo/
実施内容については図書館雑誌4月号「霞が関だより」もご覧ください。
・World Book and Copyright Day(世界本の日)
1995年にユネスコ総会で決定
http://portal.unesco.org/culture/en/ev.php★URL_ID=5472&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html
<4月2日>国際子どもの本の日
アンデルセンの誕生日にちなむ。IBBY(国際児童図書評議会)が制定
http://www.jbby.org/ibby/activities08.html
<3月27日〜4月9日>絵本週間
主催/絵本週間推進協議会。国際子どもの本の日をはさんで2週間。
<4月23日〜5月12日>こどもの読書週間
主催/読書推進運動協議会。今年の標語は「いっしょに、読もうか」
http://dokusyo.or.jp/www/
<5月>図書館振興の月
4月30日の図書館記念日に続く5月の1か月。
○平成19年度司書及び司書補の講習実施大学一覧公表
文部科学省のサイトで今年度の司書及び司書補の講習実施大学は発表されま
した。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/04040501.htm
図書館雑誌4月号ニュース欄にも掲載しています。
○静岡市長選で、図書館について公開質問
「学校図書館を考える会・静岡」と「静岡市の図書館をよくする会」は、静
岡市長選の立候補者二人への図書館問題についての公開質問の回答を発表し
た。
指定管理者制度についての図書館協議会の答申書についてはそれぞれ、「図
書館協議会からの提言に加え、静岡市の行政改革推進大綱による定員管理計
画や財政状況などを勘案しながら、十分検討を行っていく」、「図書館協議
会の提言を尊重する。図書館の運営は指定管理者制度にはなじまないのでは
ないかと考えている」と回答している。
「学校司書の全校配置」については、それぞれ「11学級以下の小規模校につ
いては、読書指導や図書館運営の充実を図るために、図書館担当教諭や学校
図書ボランティアが活動している」、「11学級以下の小規模校の子どもたち
にとっても、学校司書の存在は当然必要なので、全校配置できるよう工夫し
たい」と回答している。いずれも対立した内容の回答であった。
○中教審が教育基本法改正を受けた教育制度について答申
中央教育審議会は3月10日、「教育基本法の改正を受けて緊急に必要とされ
る教育制度の改正について」と題する答申を発表した。今国会に上程された
学校教育法、教育職員免許法、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の
改正法案の内容に関わるものである。
主として学校教育に関わるものであるが、「教育委員会の体制を充実し、住
民の期待に応える教育行政を展開していくためには、制度の見直しに加え、
最終的にはその活動を担う人の資質能力に負うところが大きい。このため、
教育委員や教育長はもとより、その活動を支える教育委員会の事務局職員や
指導主事・社会教育主事などの専門的職員に、優秀な人を確保するとともに、
その資質向上に努めていくことが必要である。」と記され、社会教育主事に
ついて触れている。
○「新しい時代の博物館制度の在り方について(中間まとめ)」公表
文部科学省は、2006年9月に「これからの博物館の在り方に関する検討協力者
会議」を組織し、博物館法上の博物館の定義、博物館登録制度、博物館評価、
学芸員資格制度等の在り方について検討を重ねてきた。
このたび、その中間報告として「新しい時代の博物館制度の在り方について
(中間まとめ)」が公表され、3月30日から4月23日までの間パブリックコメン
ト(任意の意見募集)に付されている。
その主な内容としては、博物館の目的を「博物館の資料に関する調査研究によ
り得られた成果を、展示や様々な方法を用いて教育・学習の支援に生かし、学
術や科学技術の進展に貢献し、文化の保護、創造に貢献すること」とした上で、
新たな法に盛り込むべき博物館の定義が検討されている。現在は博物館法の対
象外となっている、独立行政法人立博物館や大学の博物館等を含めた新しい博
物館登録制度への改正、及び第三者機関による活動の評価と登録の更新制度等
が提言されている。また、学芸員の養成についてはその専門性を高める観点か
ら、一定期間の実務経験または大学院専門課程での学修、及び現職学芸員の専
門的資質・能力の向上策として上級資格の創設が提言されている。その他、博
物館への指定管理者制度の導入、原則無料規定の扱い、地域や利用者等との連
携協力等について考えが示されている。
一方、図書館に関する問題については「これからの図書館の在り方検討協力者
会議」が2006年7月に組織され検討が行われているが、議論の展開は博物館の
方が急速に進捗している状況となっている。博物館の設置目的の明確化と登録
・評価制度の在り方、専門職員の養成と研修の充実・高度化、指定管理者制度
に対する考え方などの諸点に関して「これからの図書館の在り方検討協力者会
議」での検討にも少なからぬ影響を与えるものと思われる。
意見募集中案件詳細:「新しい時代の博物館制度の在り方について」(中間
報告)に関する意見募集の実施について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=185000255&OBJCD=100185&GROUP=
文部科学省:これからの博物館の在り方に関する検討協力者会議
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/014/index.htm
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◆集会等のお知らせ
○日本アーカイブズ学会2007年度大会
主催:日本アーカイブズ学会
日時:2007年4月21日(土)13:00〜22日(日)17:00
会場:学習院大学
内容:(1日目)記念講演会および総会(2日目)自由論題研究発表会および
企画研究会
詳細HP:http://www.jsas.info/
問合先:日本アーカイブズ学会事務局(〒171-8588 東京都豊島区目白1-5-1
学習院大学文学部高埜研究室気付 FAX.03-5992-1156 office★jsas.info)
○図書館実務セミナー「学校図書館の著作権問題Q&A」
主催:(社)日本図書館協会
日時:2007年5月30日(水)14:30〜16:30
会場:日本図書館協会2階研修室
講師:照井恒衛氏(日本図書館協会著作権委員会委員・東京都立葛西南高等学校)
定員:80名(申込順)参加費:個人会員1500円/個人会員以外3000円
申込方法:氏名,所属,連絡先TEL・FAX,個人会員の有無,(e-mailの場合は件名
「学校著作権セミナー」)を記入のうえ申込。領収書等が必要な場合は宛名・
費目を指定のうえ連絡。
申込先:日本図書館協会企画調査部(〒104-0033東京都中央区新川1-11-14
TEL.03-3523-0815 FAX.03-3523-0841 E-mail:kikaku★jla.or.jp)
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◆求人情報
○平成19年度宮城県図書館 非常勤職員(事務嘱託員):1名
応募締切:2007年4月7日(土)(郵送の場合は10日(火)必着)
○(広島県)安芸太田町立図書館 非常勤図書館長:1名
応募締切:2007年4月9日(月)必着
○我孫子市民図書館 非常勤職員(嘱託職員):若干名
応募締切:2007年4月12日(木)
○明治大学付属中野八王子中学・高校図書室 パート職:1名
応募締切:2007年4月16日(月)
○広島大学図書館 事務補佐員(非常勤職員):1名
応募締切:2007年4月16日(月)必着
○筑後市中央公民館図書室 嘱託職員:1名
応募締切:2007年4月16日(月)必着
○杉野服飾大学附属図書館 嘱託職員:1名
応募締切:2007年4月18日(水)必着
○(財)名古屋都市センター アルバイト(司書)
応募締切:2007年4月20日(金)
求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
http://www.jla.or.jp/job.htm
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm
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◆JLAからのお知らせ
○終身会員制度をご存知ですか?
協会では満55歳以上の方を対象に会費を10年分前納した場合に以後の会費を
徴収しない「終身会員制度」を設けています。詳しくは下記にお問い合わせ
ください。
問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)
○2007年度中堅職員ステップアップ(2)研修申込受付中!!
詳細は『図書館雑誌』3月号および当協会ホームページをご覧ください。
http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2007-2.html
問合先:研修担当(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 kenshu★jla.or.jp)
○児童図書館員養成講座の受講受付中!!
今年度の児童図書館員養成講座の受講を4月26日まで受け付けております。
詳しくはhttp://www.jla.or.jp/jlaevent.html、または「図書館雑誌」3月
号をご覧ください。
○2006年度第11回施設会員配付資料:以下のとおり3月29日付で発送いたしま
した。お手元に届きましたら中身を必ずご確認ください。
(1)日本の参考図書 四季版 No.162
(2)ネットワーク資料保存 第83号
(3)図書館記念日ポスター
(4)全国図書館大会記録(岡山)
(5)カレントアウェアネス No.291
(6)日本図書コード 書籍JANコード 13-digit ISBN 実施の手引き
これまでにお届けしている資料は下記でご案内しています。ご参考ください。
http://www.jla.or.jp/nyukai/haihu.html#2006
問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)
○音訳資料作成の一括許諾システムの第32回名簿を送信しました
4月3日に許諾著作者名簿(2730件)を電子メール等で送信しました。
(問合先:日本図書館協会事務局音訳係 onyaku★jla.or.jp)
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