======================================================<2007/1/24発信>   JLAメールマガジン 第338号 =====================================================================  編集発行:社団法人 日本図書館協会   Copyright,2007 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます    JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/ ===================================================================== ▼目次▼  ■図書館界ニュース  ■新聞記事より  ■集会等のお知らせ  ■求人情報  ■JLAからのお知らせ --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○山梨県立図書館の建設を争点に知事選  山梨県知事選挙は、県立図書館の建設や運営のあり方が重要な争点のひとつ  として行われ、現職が落選、新人が当選する結果となった。1月10日の山梨  日日新聞は、「知事選争点点検」の記事で、中部横断自動車道の建設と管理、  および県立図書館の建て替えとPFI方式による整備を「争点の大型事業」と  し、それに関する「候補者の見解」を報道した。1月12日の朝日新聞でも同  様に候補者のアンケートを紹介している。  県立図書館の建て替えにはいずれの候補も賛成しているが、PFI方式による  整備については、現職の山本栄彦氏のみ「民間のノウハウを活用でき、サー  ビスも向上」と述べていた。しかし他の候補はいずれもこの方式には反対を  述べ、当選した横内正明氏は「教育施設の運営にはふさわしくない」との見  解を明らかにしていた(山梨日日新聞)。  新しい県立図書館を考える会(浅川玲子会長)が行った公開質問状で、山本  氏はPFI導入、計画の見直しをせず、「現計画のまま」と答え、横内氏は県  教委の直営、計画の「白紙撤回、県立図書館単独で早期整備」と答えていた。   ○都立図書館を考える会が「都知事への提言」を提出  都立図書館を考える会(朝倉雅彦代表)は1月20日に緊急集会「都立図書館百  周年 都知事への提言」を開き、協力事業の充実、専門主題ごとのきめ細か  なレファレンスサービスの継続、司書職員の計画的採用、データベース利用  にあたっては無料原則を守る、独自の雑誌コレクションの形成、資料費の増  額、保存書庫の確保、日比谷図書館の移管中止などを「都知事への提言」と  して決議した。  1月22日には、この提言を都知事、都教育委員会に提出するとともに「都民  のための都立図書館を求める陳情」署名を都議会に提出した。   ○夕張図書館が新しく図書室に移転  財政再建団体となる夕張市において、引続き図書提供サービスを実施するこ  とが決まり、その移転作業を行っている。図書館条例が廃止となり図書館は  廃館となるが、サービスは引続き必要として、市内の保健福祉センターに移  転して図書室として活動することとなった。現在の6万冊から2万冊を選び、  4月からサービスを開始する予定。しかし職員は市役所職員の大量退職など  により配置の見通しが立っていない。資料費の予算も措置されていない。  道立図書館は2回の運営相談を実施したほか、資料の大量一括貸出し、学校  図書館読書活動支援などを実施する予定である。 ○国立国会図書館『日本法令索引〔明治前期編〕』の提供開始  国立国会図書館は、1月22日からホームページ上で『日本法令索引〔明治前  期編〕』の提供を開始した。『日本法令索引〔明治前期編〕』は、慶応3  (1867)年の大政奉還から明治19(1886)年の公文式(こうぶんしき)公布までに  制定された国の中央の機関の法令を採録したデータベースである。近代デジ  タルライブラリーとリンクしており、『法令全書』などに収録されたものに  ついては法令本文も表示する。  国立国会図書館館では、法令の制定・改廃を示す索引として、明治19年の公  文式以降の法令を対象とした『日本法令索引』を平成16年から提供している。  『日本法令索引』と『日本法令索引〔明治前期編〕』の2つのデータベース  を使用することで、明治以降の日本の法令索引を検索することが可能である。  日本法令索引〔明治前期編〕 http://dajokan.ndl.go.jp/  日本法令索引 http://hourei.ndl.go.jp/SearchSys/  近代デジタルライブラリー http://kindai.ndl.go.jp/index.html ○JST、SIST改訂案の普及説明会開催、パブリックコメント募集  科学技術振興機構(JST)では、科学技術情報の流通の円滑化に資するための  基準である科学技術情報流通技術基準(SIST)の下記のの改訂案を作成した。  ・SIST02(「参照文献の書き方」)  ・SIST05(「雑誌名の表記」)  ・SIST06(「機関名の表記」)  これらの改訂案に対して,2月13日(東京会場)と15日(大阪会場)に普及説明  会を開催する。申込締切は2月12日。また、改訂案に対するパブリックコメ  ントを2月20日まで募集している。  普及説明会について http://www.jst.go.jp/SIST/topics/sist93-94.html  パブリックコメント募集について http://www.jst.go.jp/SIST/ <投票のお願い> ○個人会員代表評議員選挙を実施しています  投票は1月25日まで(郵送の場合は当日消印有効)です。まだ投票されていな  い方は至急お願いします。  投票用紙は既に直接お送りしております。詳しくは日本図書館協会のホーム  ページをご覧ください。http://www.jla.or.jp/senkyo.htm  また個人会員代表理事、監事の立候補、推薦も受付けております。2月7日ま  でに届けてください。詳細は、『図書館雑誌』2006年12月号とともに送付し  た「社団法人日本図書館協会第31期(2007・2008年度)役員選挙」をご覧く  ださい。 (選挙管理委員会)                   --------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む。末尾の日付はいずれも2006年) ○本の在庫確認 HPで可能に 来年、仙台市立図書館(朝日〈宮城〉12/6) ○子育て支援へ文庫開館 大竹[市]の読書サークル仲間が毎週土曜 お話会や  人形劇 親子に憩いの場 [親と子の本のひろば あいいく館](中国12/6) ○土佐の自由民権運動 貴重な資料確認 鈴木安蔵の調査スクラップ 静大図  書館、保存・公開を検討(静岡12/6) ○秩父市 「生涯学習[部]」を市長部局へ 教委は学校教育専念(埼玉12/7) ○「木曽に図書館を」 町民有志が請願書 署名添え町議会に提出 [長野県  木曽町・木曽に図書館がほしい会](信濃毎日12/7) ○図書館機能を導入 国分寺市、国分寺駅北口再開発ビル(日刊建設工業12/8) ○横須賀市 都[市]計[画]決定 07年度を目指す 新中央図書館 設計者選定  は08年度(建通新聞神奈川12/12) ○いわき駅前ビル [いわき]市、3施設の整備計画を発表[図書館など]  (読売12/14) ○梓川の生涯学習拠点 目的ごと分散整備 市会で松本市長 既存施設を活用  方針 [松本市](信濃毎日12/14) ○独自に闘病記リスト化医療情報コーナー好評 題名と病名探しやすく 北九  州市立若松図書館(西日本12/16) ○児童書どう選び、どう読む? 幼い子 内容より接し方大切 読める子 好  み違う分野も挑戦 買って宝物に 要約は避ける(山梨日日12/18) ○〔記者リポート〕宇都宮市・全小中校に専任の図書館司書 多彩な取り組み  読書促す 貸出冊数前年度比2倍に 授業との連携など課題 波及効果期待  する声も(下野12/18) ○世界への扉開け 国連加盟50年で京都外大図書館 2万8000冊データベース  国名から資料一覧(京都12/18) ○「藤野に図書館を」 [札幌]市議会で初審査 地元団体[藤野地域に図書館  づくりをすすめる会]陳情 運動続け四半世紀 継続審議に(北海道12/19) ○「図書館機能集約を」 武蔵野プレイス専門家会議中間報告 利便性 館長  公募も提言(朝日〈東京・むさしの〉12/19) ○都立図書館充実へ 利用者・司書が陳情 改革案の問題指摘(毎日12/19) ○阿波市立図書館 指定管理者制で年間5000万円削減 来年度見込み 開館時  間も延長(徳島12/19) ○〔支社局からの報告〕日高村の読もう会 運営費削減の図書館支援 フリマ  収益を本代に 住民が読書環境整備 予算半分以下に 県外視察も  (高知12/19) ○調べもの司書がお助け レファレンス気軽に利用を [秋田]県図書館協[会]  マーク作成しPR(秋田魁新報12/19夕)   --------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○第1回日本図書館協会東海地区会員のつどい  主催:日図協東海地区会員のつどい実行委員会  日時:2007年2月18日(日)13:30-16:30  会場:愛知県図書館大会議室  内容:講演「『これからの図書館像』と日本図書館協会の役割」常世田良氏  (日本図書館協会事務局次長)パネルディスカッション「地域の情報拠点を   支える図書館員へ」パネリスト・森正夫氏(愛知芸術文化センター総長・   愛知図書館協会会長),森下芳則氏(田原市図書館館長)常世田良氏  申込方法:名前,所属(あるいは連絡先)をFAXかE-mailで下記あてに申込。  申込・問合先:日図協東海地区会員のつどい実行委員会(愛知県図書館内愛知   図書館協会気付 FAX.052-212-3674 E-mail:ala-jimu★lib.pref.aichi.jp) ○第28回文化財虫菌害防除作業主任者能力認定試験とその講習会  主催:(財)文化財虫害研究所  期日:2007年2月28日(水)〜3月2日(金)  会場:家の光会館コンベンションホール  対象:文化財の虫菌害防除技術者,その他博物館・美術館等の関係者  受講料:当研究所維持会員28000円/非会員33000円 受験料:5000円  詳細HP:http://www.bunchuken.or.jp/event/index.html  問合先:文化財虫害研究所 試験・講習会申込係(TEL.03-3355-8355) ○第9回「図書館利用教育実践セミナー」  主催:日本図書館協会 企画:図書館利用教育委員会  日時:2007年3月10日(土)9:30-12:40  会場:キャンパスプラザ京都第3会議室  テーマ:情報リテラシー教育の実施めぐる国内・国外事情(仮)  講師:野末俊比古氏(青山学院大学)長澤多代氏(長崎大学)  参加(資料)費:会員500円/非会員1000円 申込締切:3月2日(金)  詳細HP:http://www.jla.or.jp/cue/friday9.html  申込先:JLA事務局(cue★jla.or.jp)   --------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○東京医科歯科大学附属図書館 臨時職員:1名  応募締切:2007年1月29日(月)必着 ○平成19年度福岡県立図書館 事務嘱託選考試験:若干名  応募期間:2007年2月1日(木)〜6日(火)17:00 郵送:5日(月)消印有効 ○三鷹市立三鷹図書館(本館) 市政嘱託員:1名  応募期間:2007年2月1日(木)〜2日(金)※持参 ○岡山大学附属図書館中央館 非常勤職員:1名  応募締切:2007年2月8日(木) ○神奈川県立保健福祉大学附属図書館 非常勤職員:3名  応募締切:2007年2月15日(木) ○専門図書館協議会事務局 常勤職員:1名  応募締切:2007年2月16日(金)必着 ○跡見学園女子大学図書館 アルバイト:4名  応募締切:2007年2月20日(火) ○埼玉県立学校司書 臨時職員:7名  応募締切:2007年2月28日(水)必着  求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。  http://www.jla.or.jp/job.htm  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm     --------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ ○JLA図書館の自由委員会よりお知らせ  『「図書館の自由」に関する文献目録 1950-2000』の正誤表について  2005年11月に刊行した標記図書について誤りがありましたので、正誤表  を作成しました。お手数ですが、下記のアドレスにアクセスしていただき、  ご訂正くださいますようお願い申し上げます。  <フレームの左側の正誤表のところから>  http://www.jla.or.jp/publish/bindex.html  <フレームなし>  http://www.jla.or.jp/publish/bunkenseigo.html  なお、本書は当協会施設A会員配付資料になっておりますが、配付先へは  別途正誤表をお送りする予定です。 ○『図書館雑誌』1月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は  郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。  問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp) ○2006年度第7回施設会員配付資料:以下のとおり1月17日付で発送いたしま  した。お手元に届きましたら中身を必ずご確認ください。   (1)日本の参考図書 四季版 No.161   (2)デジタル時代の情報リテラシー教育 (3)『日本の図書館2005統計と名簿』お詫びと訂正について  上記資料とともに『図書館雑誌』2007年1月号をお届けしております。  問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp) ==========================================================no.338 END= ■登録アドレスの変更・解除はメールでこちらまで。 mailmaga★jla.or.jp