=======================================================<2006/7/19発信>   JLAメールマガジン 第312号 =====================================================================  編集発行:社団法人 日本図書館協会   Copyright,2006 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます    JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/ ===================================================================== ▼目次▼  ■図書館界ニュース  ■新聞記事より  ■集会等のお知らせ  ■求人情報  ■JLAからのお知らせ --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース <IFLA大会に参加予定の方へ> ○IFLAソウル大会参加にはビザは必要ありません  日本からソウル大会参加するためには、ビザが必要との連絡がIFLAから一部  の方にされているようです。日韓両国では、通常ビザを必要としていません。  日本図書館協会は在日韓国大使館、旅行会社等に確かめ、また韓国図書館協  会にも連絡をし、IFLA本部に訂正の申入れをするよう求めました。 ○文部科学省、本年度の社会教育活性化21世紀プランの事業計画を内定  文部科学省の社会教育活性化推進委員会が6月27日開催され、全国から応募  のあった平成18年度社会教育活性化21世紀プランの事業計画について審議、  内定をした。応募は合わせて15件あり、うち図書館関係は5件であった。内  定した計画案は13件、うち図書館関係は4件で、事業名は次のとおり。  神戸市立中央図書館所蔵貴重資料デジタル化による学校・地域等連携事業。  図書館による"知の地域づくり"事業(鳥取県の21世紀の図書館を創る会)。  地域の課題・政策に関する連動した情報発信事業(宮崎県立図書館情報発信  推進事業実施委員会)。「限界集落」の解消を目指す産業と生活文化支援モ  デル事業―「農と森」の地産地消で「ふるさと」づくり([東近江市]人と自  然を考える会)。 ○全公図、相互貸借指針を改正  全国公共図書館協議会は6月30日総会を開き、「公共図書館間資料相互貸借  指針」の改正を決めた。内容は「図書館間協力における現物貸借で借り受け  た図書の複製に関するガイドライン」の施行により、該当条項を改正したも  のである。以下、改正条文のみ。  第10条  2 借受館は著作権法を遵守し、借受資料の複製をしてはならない。ただし、   借受館は、次の資料に限り、貸出館が明示的に禁止している場合を除い   て、複製することができる。   一 全国公共図書館協議会が参画し策定した複製に関するガイドライン    に定める資料   二 著作権法による保護がない資料  3 前項ただし書きにより同項第一号に定める資料を借受館が複製するとき   は、その図書館で定める著作権法第31条第1号による図書の複製に関わる   手続きとは別に、借り受けた図書の複製に関する手続を定め、それによ   り当該図書の複製を行うものとする。  公共図書館間資料相互貸借指針の全文:  http://www.library.metro.tokyo.jp/15/pdf/shishin.pdf ○鳥取県「指標で比較する市町村のすがた」に図書館指標  鳥取県草の根自治支援室では7月6日、そのサイト上に「指標で比較する市町  村のすがた」を公開した。これは、住民による行政への働きかけの一助とす  るため、市町村が様々な行政課題に取組んでいる状況を比較することができ  るよう、その達成状況などを指標化したものである。各項目ごとに状況が一  目でわかるように、地図上に数値の大小等に応じた色分けをして示してある。  掲載されているのは、議会・審議会、財政状況、暮しに関する指標など計23  項目であり、そのうち図書館に関する項目が4項目あることが特筆される。  その内容は、市町村図書館蔵書数(人口一人当たり)、図書館図書購入費予  算(同)、図書館の設置及び司書の配置状況、市町村図書館レファレンス件  数(人口千人当たり)である。県立図書館からの積極的な情報提供の様子が  窺われる。  鳥取県サイト:指標で比較する市町村のすがた  http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=12619 ○東京都図書館協会研究助成について  東京都図書館協会は、本協会普通会員(個人会員)の共同研究に対して、下  記のように研究費の助成を行います。  1 助成内容 東京都内において、特定テーマをもって随時的に研究活動を行   う研究グループへの助成です。  2 助成金額 (1) 随時的な研究グループ助成100,000円        (2) 継続的な研究グループ助成 50,000円  3 助成対象件数 若干  申込方法:所定の申込書(東京都図書館協会にご請求ください。)に必要事   項をご記入の上、東京都図書館協会へお申込ください。  申込先:東京都図書館協会事務局(〒106-8575港区南麻布5-7-13都立中央図   書館内 TEL03-3442-8451 内線2224)  申込期限:平成18年10月31日(火)  研究成果の提出:研究成果の要約(1600字程度)を会報掲載用として提出。 ○<訃報>拝田真紹(はいだ しんしょう)氏(元松原市民図書館長)  1933年生まれ 2006年6月16日逝去 享年73歳   大阪歯科大学図書館、大阪市立図書館、松原市民図書館長を歴任。大阪公共  図書館協会の発展に尽くされた。日本図書館協会においては、1961年入会、  件名標目・自由(近畿)委員、評議員を務められた。 --------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○図書館備えた防犯施設 熊谷駅前に「安心館」オープン(埼玉6/3) ○本の紛失 8200冊 仙台市立図書館 被害総額1600万円か 昨年度  (朝日<宮城>6/20) ○(社説) ビジョン構築が先決だ 図書館民営化 来年度先送り(静岡6/22) ○本は心を豊かにする"親友" 司書教諭が熱心に指導 読書週間 地域に根付  く 宇部市立小羽山小学校 読み聞かせ ずらり並ぶ900冊 母親ら当番制で  運営 雲仙市小浜町雲仙「やまびこも会」(西日本6/25) ○育児の悩み [大分]県立図書館 「お任せを」 情報コーナー 来月4日開設  図書・雑誌2500冊整備へ 講演会・相談窓口も予定(朝日<大分>6/26) ○東京子ども図書館 隠れたベストセラー おはなしのろうそく 語り手の大  人の"台本" 幼年文学の懸け橋に(毎日6/28) ○横浜市立大医学情報センター 蔵書貸し出し始めます 専門書や子育て本な  ど(神奈川6/28) ○紙芝居やバルーンアート…夢いっぱい 図書館開放で催し 来月1日 奈良  産大・学生が企画(奈良6/28) ○「日本の記憶」国会図書館 世界で最も優れたネットサービス  (産経<大阪>6/29夕) ○静岡市議会 図書館の指定管理者問題で教委 「論点整理し説明」  (静岡6/30) ○開館10年の課題 福岡市総合図書館 上 予算減少 登録者3倍増の裏で  下 都市戦略 個性を守り多様化も(西日本6/30,7/1) ○小山市立中央図書館が月2回 「ビジネス相談室」開設 個人向け、起業など  支援(下野7/1) ○学術誌の電子化加速 海外出版社・国が支援 共同購入で費用減  (日経産業7/3) ○教育委の権限 特区で首長に移譲認める 骨太方針明記へ 当面は市町村か  ら(日経7/4夕) ○設置義務撤廃 見送り 市町村教委 政府、一部権限は移譲(毎日7/5) --------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○日本図書館研究会整理技術研究グループ7月月例研究会  日時:2006年7月29日(土)14:30-17:00  会場:大阪市立浪速人権文化センター4階会議室1  テーマ:セマンティックWebと資料組織法:勉強会報告  発表者:河手太士氏(大阪樟蔭女子大図書館),松井純子氏(大阪芸術大学)  詳細HP:http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/  連絡先:渡邊隆弘(帝塚山学院大学 watanabe★hcs.tezuka-gu.ac.jp) ○日本図書館文化史研究会 2006年度研究集会・総会  期日:2006年9月9日(土)〜10日(日)  会場:甲南大学2号館2-11講義室  参加費:2000円 懇親会参加費:5000円  内容:シンポジウム「もり・きよし−生誕100年」,報告,個人発表等  申込方法:氏名,所属,懇親会参加の有無を明記して下記まで申込。  申込締切:2006年8月31日必着  詳細HP:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jalih/events/2006/syuukai2006.html  申込先:作新学院大学 司書・司書教諭課程 小黒 浩司(〒321-3295   宇都宮市竹下町908 E-mail:oguro★sakushin-u.ac.jp FAX.028-670-3671) ○みぢかな健康情報サービス 第1回実践力をつける連続研修会  主催:日本図書館協会 企画:健康情報研究委員会  日時:2006年9月25日(月)14:00-17:00  会場:東邦大学医学メディアセンター  テーマ:健康情報サービスの意義  講師:北村薫子氏(厚生労働省大臣官房統計情報部保健統計室),牛澤典子氏  (東邦大学医学メディアセンター)  定員:30名 資料費:500円 申込受付期間:8月1日〜9月11日  申込方法:氏名,連絡先住所,TEL,E-mail,所属を明記して下記あて連絡  申込・問合先:日本図書館協会健康情報研究委員会(E-mail:kenko★jla.or.jp   FAX.03-3523-0841) ○児童文学連続講座−国際子ども図書館所蔵資料を使って  「絵本の愉しみ−イギリス絵本の伝統に学ぶ−」  主催:国立国会図書館国際子ども図書館   期日:2006年10月16日(月)〜18日(水)  会場:国際子ども図書館3階ホール等  対象:現在,図書館等において児童サービスに従事する方。1機関1名(定員60名)。   3日間連続して参加できること。  受講に要する経費:受講料は無料。経費,旅費は受講者負担。  申込締切:8月10日(木)17:00まで。郵送の場合は必着。  詳細HP:http://www.kodomo.go.jp/event/evt/bnum/event2006-05.html  問合先:国際子ども図書館 企画協力課(TEL.03-3827-2053)   --------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○(財)東京都歴史文化財団 専務的非常勤職員(図書館司書):1名  応募締切:2006年7月20日(木)必着 ○東洋英和女学院大学図書館 臨時職員:1名  応募締切:2006年7月26日(水)必着 ○大東文化大学法科大学院 臨時職員:1名  応募締切:2006年7月26日(水)17時必着 ○尚絅大学 図書館情報学担当専任教員:1名  応募締切:2006年8月31日(木)必着 ○桐朋中・高等学校 専任職員(図書館司書):1名  応募締切:2006年9月8日(金)必着 ○筑波大学大学院   図書館情報メディア研究科・情報メディアマネージメント分野 教員:1名  応募締切:2006年9月15日(金)必着 ○筑波大学大学院   図書館情報メディア研究科・情報メディア社会分野 教員:1名  応募締切:2006年9月30日(土)消印有効  求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。  http://www.jla.or.jp/job.htm  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm   --------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ ○委託直販本のご案内  「市民活動資料の保存・整理・公開に関する全国調査 報告」 市民・住民  運動資料研究会編集刊行 2006.6 127p 定価1000円 郵送料290円  *申込はJLA出版販売係へ:TEL 03-3523-0812 FAX 03-3523-0842   hanbai★jla.or.jp  http://www.jla.or.jp/publish/bindex.html ○『図書館雑誌』7月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は  郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。  問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp) ○2006年度中堅職員ステップアップ(1)研修申込受付中!!  詳細は『図書館雑誌』7月号および当協会ホームページをご覧ください。  http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2006-1.html  問合先:研修担当(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 kenshu★jla.or.jp) 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