======================================================<2005/11/2発信>   JLAメールマガジン 第277号 =====================================================================  編集発行:社団法人 日本図書館協会   Copyright,2005 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます    JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/ ===================================================================== ▼目次▼  ■図書館界ニュース  ■新聞記事より  ■集会等のお知らせ  ■求人情報 --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○ポスト2005の文部科学省IT戦略  政府は2005年までに世界最先端のIT国家となるとの目標を掲げたe-Japan戦  略を実施しているが、引続き政府IT戦略本部は2006年以降の新たな戦略策定  の作業を進めている。その一環として文部科学省も策定作業を進めており、  このほど「ポスト2005における文部科学省のIT戦略の基本的な考え方」を発  表した。  このなかで「公立図書館の地域の情報拠点としての機能の充実」の項で、公  立図書館の地域の情報拠点化や連携・協力の方策等をはじめとする調査研究  の実施、地域住民の学習活動に資する情報を適切に提供できる環境の整備、  司書の情報技術等に関する能力向上、所蔵資料に関する情報や電子化された  情報等の公開・発信、図書館ネットワークの整備促進による図書館間での情  報の共有できる環境の普及、などを挙げている。  http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/10/05102603/001.pdf ○全国図書館大会茨城大会、無事終了  10月26日から3日間茨城県で行われた全国図書館大会は2000名近くの参加に  より無事終了した。  初日茨城県自然博物館名誉館長の中川志郎氏が「ヒトのことば 動物のこと  ば」と題した記念講演を行い、コミュニケーションの原点を探るテーマで話  された。図書館にかかわりのあることで参加者から好評であった。氏は冒頭、  かつて日本博物館協会の仕事をしていたとき、常に日本図書館協会のことを  気にかけ、参考にしてきた、との話をされた。  最終日には日本図書館協会長尾会長が始めて特別講演を行った。「これから  の図書館」と題して、変化の時代に応じた図書館のあり方について、これま  で考えてこられたことを分かりやすく話された。まず現在の図書館の問題点  として、予算、図書館員、図書館間協力について指摘し、教育における図書  館利用の改善、多様な情報メディアの活用、電子図書館の今後、著作権問題  について話された。知識には多くの人がアクセスする必要がある、と著作権  について検討する視点を示された。 --------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○豊橋市中央図書館 電子情報コーナー新設 CDなど視聴も 今日から利用  開始 3地区市民館結び検索、予約(東愛知6/4) ○児童ら自由研究で活用 夏休み期間中 冊数、利用者とも過去最高 [松阪]  市立図書館 貸し出し限度10冊に倍増(夕刊三重9/10) ○図書館ITサービス続々 携帯電話から蔵書検索、予約 希望の新刊情報  メールでお知らせ [山梨]県内新市 若年層にアプローチ(山梨日日10/3) ○幼児、小学生に読書定着 05年度[香川]県教委調査 読み聞かせ活発化受け  中高校生への広がり課題(四国10/3) ○雑誌購入が大幅減 予算縮小、基準見直し [秋田]県立図書館 480種から  400種へ(秋田魁10/4) ○アスベスト使用で休館 [倉敷市立]児島図書館 移転オープン 市立児島高  跡 2.4万冊を移動 親子連れどっと(山陽10/6) ○市民図書館を閉鎖 十和田市教委 石綿5施設で確認(東奥日報10/7) ○栗原[市立図書館]の移動図書館「ブッくる号」 市民の期待乗せ発車 新  市誕生で巡回範囲拡大 7地域月2回運行 利用者の要望に対応  (河北新報10/7) ○ビジネス支援を始動 小山市立中央図書館 関連本2000冊、コーナー新設   産官学で「連絡会」も発足(下野10/7) ○学校司書 有資格者に 静岡の[学校図書館を]考える会 教育長と懇談、  要望(静岡10/7) ○京の本コーナー人気 寄贈の京友禅や社寺の美術…100冊 [京都]市中央図  書館 社史や図録 貴重な資料厳選(京都10/8) ○環境への影響なし [佐賀]県立図書館 石綿の飛散調査(佐賀10/12) ○本の貸し出し大学窓口で 市図書館と千[葉]商[科]大が連携 市川 Iネッ  トでも予約可能(千葉日報10/13) ○図書館やりくり 予算軒並み減で苦心 辞典更新 先延ばしも [千葉県内公  共図書館](朝日10/16) ○佐賀市長選 2候補に公開質問状 市民団体 図書館の在り方など  (佐賀10/20) ○ICタグもっと普及を 徳山高専や企業の研究会 図書館に導入提案  (中国10/21) ○ネット図書館 歴史的試みか 著作権侵害か 米グーグル構想 出版大手も  提訴(読売10/21)   --------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○大学図書館問題研究会特別企画  「検索の鉄人に聴く!検索エンジンを使い倒すコツ」  日時:2005年12月3日(土)14:00-17:00  講師:関裕司氏(Yahoo!JAPAN,(予定))  会場:機械振興会館  参加費:会員・学生1000円,非会員1500円  申込方法:E-mail:doc-entry★daitoken.com 宛に氏名,勤務先,連絡先,会員/   一般の別を明記して申込。当日参加も可。  詳細HP:http://www.daitoken.com/  問合先:大学図書館問題研究会(E-mail:doc-entry★daitoken.com) ○大学図書館問題研究会ミニ研究集会  「こんなときどうする!?−図書館の危機管理・運営編−」  日時:2005年12月10日(土)13:30-17:30  講師:中沢孝之氏(草津町立図書館)  会場:前橋市総合教育プラザ・第三コミュニティセンター講座室  参加資料費:大図研会員300円,一般500円  申込方法:氏名,勤務先,連絡先,会員/一般の別,懇親会出欠を明記して,E-mail:   miniken★daitoken.com かFAX.0277-30-1082宛に申込。  詳細HP:http://www.daitoken.com/  問合先:大学図書館問題研究会群馬支部(TEL.0277-30-1075(群馬大学図書館   工学部分館)E-mail:dtkg★mx6.ttcn.ne.jp) ○日本図書館協会・四国ブロックの集い〜四国の図書館を熱くしよう!〜  主催:日本図書館協会,香川県図書館学会 後援:香川県図書館協会  日時:2006年2月25日(土)13:30-16:45  会場:サンポートホール高松 54会議室  内容:対談「図書館はどのように本を選ぶのか−選書と廃棄を考える−」   対談者:常世田良氏(日本図書館協会事務局次長)中島正太氏(徳島文理   大学助教授)新孝一氏(徳島県立図書館)小川俊緒氏(坂出市立大橋記念   図書館)司会:東條文規氏(四国学院大学図書館),情勢報告  定員:110名(先着)※終了後懇親会あり 申込締切:2006年2月17日(金)必着  申込方法:名前,所属,連絡先,懇親会参加の有無を記入して下記宛にFAXか郵送。  申込・問合先:川崎正視(〒760-8571 高松市番町1-8-15 高松市教育委員会   文化振興課 TEL.087-839-2636 FAX.087-839-2659)   --------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○帝京平成看護短期大学図書館 契約社員:1名  応募締切:2005年11月11日(金) ○2006年度カリタス女子中学高等学校 司書教諭:1名  応募締切:2005年11月15日(火)  求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。  http://www.jla.or.jp/job.htm  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm    ==========================================================no.277 END= JLAメールマガジンの登録・解除・アドレス変更はmailmaga★jla.or.jpまで。