======================================================<2004/10/13発信>   JLAメールマガジン 第225号 =====================================================================  編集発行:社団法人 日本図書館協会   Copyright,2004 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます    JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/ ===================================================================== ▼目次▼  ■図書館界ニュース  ■新聞記事より  ■集会等のお知らせ  ■『図書館雑誌』10月号のお知らせ  ■JLAからのお知らせ --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○2005年全国図書館大会茨城大会のテーマ決まる  来年の全国図書館大会は10月26日から3日間、茨城県水戸市で開催されるが、  このほど大会テーマが決まった。「常陸国(ひたちのくに)から図書館の未  来を探る―読書の力、図書館の力が社会を変える―」  県内各図書館から数十を超える提案があったなかから決められたものである。  今後これを記した案内チラシが作られ、10月27日から開催される香川での全  国図書館大会などで広く配付される。  この大会を成功させること、交流親睦を深めることを目的に、10月11日には  県内日図協会員のつどいが開かれた。住谷凱・県図書館協会長(県立図書館  長)や県内の日図協理事、評議員などにより個人会員、施設会員に呼びかけ  て行われたものである。図書館員、研究者、議員や元図書館員など約40名の  参加があり、現場での問題や大会への期待などがこもごも語られた。明治44  年(1911年)に茨城県で開かれた全国図書館大会の模様を掲載した当時の「図  書館雑誌」のコピーが配られ、歴史を振り返るひとこまもあった。また来年  度の開催に資するため、香川大会への参加も呼びかけられた。 ○文化庁が「著作権法改正要望事項に対する意見募集」を開始  文化庁は今後の著作権制度の改善に向けた検討の参考とするため、意見募集  をしている。既に関係団体に対しては、著作権法改正要望について募集し、  日本図書館協会もこれに応えたところであるが、更に幅広く国民からも意見  を聴こうとするものである。  意見募集の趣旨は、文化審議会著作権分科会法制問題小委員会における検討  を行う際に有益な意見を求めることにあり、出された意見は原則としてその  まま小委員会に付すとしている。  意見は 郵便、FAX、電子メールにより10月21日(木)までに提出。 〒100−8959東京都千代田区丸の内2-5-1 文化庁長官官房著作権課法規係   FAX:03-6734-3813 電子メールアドレス:ch-houki★bunka.go.jp  詳細は、http://www.bunka.go.jp/pr_fr3.htmlを参照。  問合先:文化庁長官官房著作権課法規係 電話:03-5253-4111(内線2775) ○NDLSH暫定版の公開および意見募集  国立国会図書館件名標目表(NDLSH)は、国立国会図書館の目録に適用する件  名標目を収録した表だが、現在、改訂作業中である。同館では改訂の内容を  具体的にお知らせし、皆様からご意見をいただくために、7月末現在のデー  タを、「国立国会図書館件名標目表2004年度版(暫定版)」としてホームペー  ジ(http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/ndl_ndlsh.html)で公開した。  今回の改訂では、平成3年(1991)の第5版刊行後に新設した件名標目を追加収  録するとともに、従来にはなかった「をも見よ参照」(相互参照)の開始、  細目の運用の見直し、スコープノート(限定注記)の充実、日本十進分類法  新訂9版分類記号の付与など、件名標目表全体の見直しを行っている。  意見受付期間:12月末まで 宛先:E-mail ml-ndlsh★ndl.go.jp.      --------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○反響広げる「eライブラリー事業」 栃木県日光市 図書館が身近になった!  ネットで蔵書検索 自宅へ郵送で貸出(公明8/11) ○[青森]県視覚障害者情報センター 点字と録音 図書館好調 貸出数増加主  に県外 県内利用は伸びず(朝日<青森>8/22) ○[滋賀県内] 学校図書館 有効活用めざし模索 本の講座や研究大会 地域  連携など先生学ぶ(朝日<滋賀>8/24) ○図書館に利用料? 26施設「民営化」めざす [大阪府が検討]  (産経<大阪>9/2) ○ビジネス書 活用して 静岡銀行 [静岡市立]御幸町図書館に1200冊寄贈  (静岡9/7) ○蔵書すみ分けで [埼玉]県立図書館活況 昨秋1館減 利用者12%増  (朝日<埼玉>9/9) ○照会機能の充実指摘 各館が専門分野を 図書館役割公開討論会 学校との  連携強化必要(琉球新報9/14) ○我孫子・取手両市 図書館の相互利用 便利さに評価の声 蔵書の特徴で利  用すみ分け(朝日9/19) ○映画作品の収集・保存 「フィルムセンター」と「国会図書館」 綱引き   権限、所管… 結局は「低予算」ネックに(産経9/20) ○活字離れ、国語力低下抑止狙う [群馬県内公立図書館]図書館サービス多様  化 中高生対象のコーナー 司書が学校へ出張授業(上毛9/21) ○国際理解目指しまもなく2年 [国際子ども図書館の]学校図書館セット貸し  出し 03年度、159校に(毎日9/22) ○新時代の「知の殿堂」 岡山県立図書館 25日オープン 全国最大規模230万  冊収蔵可能 マルチメディアで情報受発信(山陽9/22) ○[高知]県立図書館 西武跡移転コスト検討 「[進化型図書館を]考える会」  3回目会合 11月に報告書(高知9/23) ○全国図書館大会実行委 行事や功労者決定 来月27日から高松市で開催  (四国9/25)   --------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○第30回地方自治研究全国大会 図書館めげずに立ち向かおう-元気が出る夜の集い  テーマ:公共図書館これからの戦略(情熱) 戦術(努力)とは何か  日時:2004年10月22日(金)19:00-21:00  会場:群馬県教育会館  内容:事例報告「全国図書館の様々な状況について」西河内靖泰氏(自治労   東京都本部図書館交流会事務局長)「官製NPO太田市図書館サポーターズを   検証する」石原照盛氏(邑楽町立図書館)ほか  参加費:無料  問合先:石原(邑楽町立図書館 TEL.0276-88-5900 s-ishi★rock.sannet.ne.jp) ○日本図書館研究会整理技術研究グループ10月月例研究会  日時:2004年10月23日(土)14:30-17:00  会場:大阪樟蔭女子大学図書館演習室  テーマ:目録規則再構築の動向−GMDの取扱い等を中心に:整研勉強会報告(2)  発表者:川崎秀子氏(佛教大学)河手太士氏(大阪樟蔭女子大図書館)ほか  詳細HP:http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/  連絡先:渡邊隆弘(神戸大学附属図書館 watanabe★lib.kobe-u.ac.jp) ○いばらき読書フェスティバル2004  日時:2004年10月24日(日)10:00-15:30  会場:茨城県立図書館及び三の丸広場  内容:山村暮鳥生誕120年記念講演会「山村暮鳥の人と作品」大岡信氏ほか  詳細HP:http://www.lib.pref.ibaraki.jp/home/index.html  問合先:茨城県立図書館(TEL.029-221-5569 FAX.029-228-3583   E-mail:info★lib.pref.ibaraki.jp) ○『多文化サービス入門』刊行記念シンポジウム   「日本における多文化サービス」−明日への一歩−  企画運営:日本図書館協会多文化サービス研究委員会  日時:2004年11月3日(水・祝)13:00-17:00  会場:日本図書館協会2階研修室  参加費:1000円  内容:多文化サービス研究委員会からの報告,シンポジウム「実践をつうじ   てこれからを展望する」糸井昌弘氏(大泉町立図書館)豊田高広氏(静岡   市立御幸町図書館)薛末子氏(鳥取県立図書館)  問合先:迫田(東京都立中央図書館 TEL.03-3442-8451(内)1225)   小林(E-mail:tabunka_sympo★yahoo.co.jp) ○和光大学附属梅根記念図書館主催講演会  「大学図書館と公共図書館との対話を−めざめよ!大学図書館−」  日時:2004年11月6日(土)14:00-17:00  会場:和光大学J棟104教室  講師:手嶋孝典氏(町田市立中央図書館長)  詳細HP:http://www.wako.ac.jp/library/  連絡先:和光大学附属梅根記念図書館(TEL.044-989-7494 FAX.044-989-2250 E-mail:library★wako.ac.jp) ○図書館と指定管理者制度−公開勉強会−  主催:社団法人日本図書館協会  日時:2004年12月9日(木)13:00-17:00  会場:日本図書館協会2階研修室  講師:稲葉馨氏(東北大学大学院法学研究科教授)中嶋哲彦氏(名古屋大学   教育学部教授)  参加費(資料代含む):個人会員,施設会員1500円 非会員2500円  定員:80名 申込締切:2004年12月3日(金)  問合・申込先:日本図書館協会企画調査部(TEL.03-3523-0815   FAX.03-3523-0841 E-mail:kikaku★jla.or.jp) ○全国公共図書館総合・経営部門研究集会  期日:2005年1月27日(木)〜28日(金)  会場:ホテルウェルビューかごしま(鹿児島市与次郎2丁目4番25号)  テーマ:社会の変化に対応した図書館経営の在り方   〜今,図書館に求められているもの〜  参加費:3000円(資料代) 交流会費:6000円  開催要項:2004年11月中旬に案内を発送予定  問合先:鹿児島県立図書館(TEL.099-224-9511)   --------------------------------------------------------------------- ◆『図書館雑誌』10月号(116ページ・特別定価1300円)のお知らせ ○特集「50年を迎えた『図書館の自由に関する宣言』」  ・50年を迎えた「図書館の自由に関する宣言」(三苫正勝)  ・「図書館の自由に関する宣言」の成立事情(森崎震二)  ・自由宣言1979年改訂と残された課題(石塚栄二)  ・利用者の読む自由・市民の権利としての図書館の自由(山家篤夫)  ・「青少年保護育成条例」と図書館における知的自由(井上靖代)  ・アメリカの図書館界と知的自由−「図書館の権利宣言」(Library    Bill of Rights)の歴史と現状(川崎良孝) ○その他  ・告示・第30期評議員選挙の実施について/日本図書館協会選挙人名簿   --------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ ○2004年度中堅職員ステップアップ研修(1)申込受付中!!締切間近です!!  詳細は『図書館雑誌』9月号および当協会ホームページをご覧ください。  http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2004-1.html  問合先:研修担当(TEL 03-3523-0811 FAX 03-3523-0841 kenshu★jla.or.jp)   ○『図書館雑誌』10月号の発送は15日頃を予定しています。連休の関係で普段  よりもお届けが遅くなります。ご了承ください。  問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)   ○JLA新刊 「ヤングアダルト・サービスの秘訣 公共図書館ジェネラリストへのヒント」  ルネ・J・ヴィランコート,アメリカ図書館協会公共図書館部会,ヤングアダル  ト図書館サービス部会共著 井上靖代訳 2004.9 191p A5判 定価2100円  ISBN 4-8204-0419-9    委託本新刊 「手に負えない改革者 メルヴィル・デューイの生涯」 ウェイン・A. ウィー  ガンド著 川崎良孝・村上加代子訳 京都大学図書館情報学研究会刊 日  本図書館協会発売 2004.9 494p A5判 定価8400円 ISBN4-8204-0416-4 ===========================================================no.225END= ■登録・解除・アドレス変更はこちらまで  mailmaga★jla.or.jp