======================================================<2004/6/8発信>   JLAメールマガジン 第208号 =====================================================================  編集発行:社団法人 日本図書館協会   Copyright,2004 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます    JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/ ===================================================================== ▼目次▼  ■図書館界ニュース  ■新聞記事より  ■集会等のお知らせ  ■『図書館雑誌』6月号のお知らせ  ■求人情報  ■JLAからのお知らせ --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース  ○ISBNの13桁コード化  国際標準図書コード(ISBN)を13桁にする勧告がISBN国際本部から出されて  いる。現在10桁となっているものを2007年から13桁にするものであるが、日  本はこのことについては現在白紙である。今後日本図書コード管理センター  で検討を重ねることになる。同センターには出版関係団体のほか、国立国会  図書館、日本図書館協会も加わった委員会が設置されている。  勧告のなかで、図書館に関しては次のようなことが触れられている。  図書館や、図書目録、出版目録等データベースにISBNを使用している蔵書シ  ステム管理者は、既存の10桁コードと新規13桁コードの両方について、あら  かじめ、2007年1月よりも相当の余裕をもって準備を進める必要がある。そ  れらシステムについては、出版物や目録に使用されているコードや顧客の使  用する検索コードが、新旧どちらの場合も対応できるような対策をとらなけ  ればならない。既存目録の遡及改訂は懸念事項ではないが、オンライン検索  やユーザー間の取引においては、各目録上のISBNコード形式にこだわらず、  新旧コードどちらによる検索も同様に検索可能な対応が必要となる。書籍購  入やその他書籍取引に関して、図書館、蔵書システム取扱者は遅くとも2007  年1月1日までに、書籍注文などにおける新コードへの移行対応を済ませるべ  きである。なお、詳細については「図書館雑誌」でお知らせする予定である。    ○学校図書館部会、10日より夏季研究集会要項をWebに公開  日本図書館協会学校図書館部会は、今年8月8日・9日に開催する第34回夏季  研究集会名古屋大会の要項を、6月10日からホームページにて公開する。  昨年までは大会要項を部会員向けに郵送していたが、大会要項をホームペー  ジ上で公開するのは初の試み。大会要項には、大会の内容紹介の他、申し込  み方法が記載されている。学校図書館部会では、皆様のご参加を心よりお待  ちしている。 http://jlaschool.net/2004/ --------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○点字図書館の運営受託要望 「福祉と教育の連携を」 宮城県視[覚]障[害者  福祉]協[議会]が基本構想(点字毎日活字版4/29) ○「司書教諭」配置 義務化1年 子供もっと本好きに 教科指導や担任も兼  務 専任化が急務(読売5/3) ○読書推進アンケート [福島県内]小学6割、中学7割超の図書館 蔵書数 国  基準満たさず 7市が整備費を増額(読売<福島>5/8) ○小中校へ蔵書"宅配" 学校の本不足、負担軽減 総合学習向け テーマ別に  「推薦本」 金沢市立図書館(北国5/9) ○「ブックスタート事業」[大阪府内]19市実施 昨年度 乳幼児期から読み聞  かせ(読売<大阪>5/9) ○「生涯学習したい」75% 熊本大が県民調査 40歳代では9割に 時間確保  に課題(熊本日日5/10夕) ○絵本配信 好評です 利用者の8割、30代父母(日経5/11夕) ○民間委託進める寝屋川の2市立図書館 苦肉の「月曜開館」 サービス向上!?  実は司書"余剰対策" 市民の意見公募すべてが否定的(産経<大阪>5/12) ○配本サービスを開始 [大分県国東町]くにさき図書館 よみ身近に お年寄  り宅など訪問し 町職員が配達、回収(大分合同5/13) ○[神奈川県内市立小中学校]蔵書数基準達成34% 19市の小中学校図書館(読  売<神奈川>5/14) ○善意の蔵書どこへ 戦争関連 半数を紛失 かながわ平和祈念館 寄付遺族  ら「責任を」(神奈川5/14) ○学校図書館 読み聞かせボランティア活躍 楽しみと子供に好評 実施校は  [新潟市内]小19学校 保護者、住民ら参加(新潟日報5/15) ○桐生市立図書館 蔵書29万6000冊 利用者数 貸し出し数 3年連続で増加  子供の読書熱高まる?(上毛5/16) ○「札幌地名考」など絶版45冊 さっぽろ文庫 ネットで公開 保存事業 市  が推進 28日から(北海道5/17)http://www.sapporobunko.jp/   ○24時間OK 頼れる図書館 富山医歯大 最新の専門情報ゲット  (北日本5/17) --------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○日本図書館研究会整理技術研究グループ6月月例研究会  日時:2004年6月19日(土)14:30-17:00  会場:大阪市立総合生涯学習センター第5会議室  テーマ:「目録規則再構築の動向」勉強会報告−国際目録法原則を中心に−  発表者:渡邊隆弘氏(神戸大学図書館)  詳細HP:http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/  連絡先:渡邊隆弘(神戸大学附属図書館 watanabe★lib.kobe-u.ac.jp) ○愛知淑徳大学文学部 平成16年度第1回講演会  主催:愛知淑徳大学文学部図書館情報学科  日時:2004年6月24日(木)  会場:愛知淑徳大学 長久手キャンパス7号棟7B2教室  テーマ:シリーズ「図書館について学ぶ」公共図書館の現状〜日本と英国の比較〜  講師:須賀千絵氏(慶應義塾大学)  詳細HP:http://www2.aasa.ac.jp/people/isugano/04dlis_lec01.html  担当:菅野育子(isugano★asu.aasa.ac.jp)  問合先:磯島(staff178★asu.aasa.ac.jp TEL.0561-62-4111) ○東京都図書館協会講演会  日時:2004年6月25日(金)15:00-16:30  会場:東京都立中央図書館 4階第2・第3研修室  テーマ:「アカデミーヒルズ六本木ライブラリー 図書館概念拡大への挑戦」  講師:小林麻実氏(アカデミーヒルズ六本木ライブラリー・ディレクター)  対象:東京都図書館協会会員(東京都内在住在勤のJLA個人会員,JLA東京地   区施設会員)・東京都公立図書館職員  定員:先着70名(定員を超えた場合のみ連絡)  申込方法:東京都図書館協会会員は6/8会員宛郵送予定の所定はがきで申込。   東京都公立図書館職員は各館に配布の申込用紙を使用。  連絡先:東京都図書館協会事務局・上田(東京都立中央図書館 管理部企画   経営課内 TEL.03-3442-8451 FAX.03-3442-8919 ○和光大学図書館主催講演会「めざめよ!大学図書館−公共図書館からの提言−」  日時:2004年7月3日(土)14:00-16:00  会場:和光大学 J棟104教室  講師:常世田良氏(前浦安市立図書館長・現浦安市生涯学習部次長)  司会:津野海太郎氏(本学図書館長)  連絡先:和光大学附属梅根記念図書館(TEL.044-989-7494 FAX.044-989-2250   E-mail:library★wako.ac.jp) ○第2回JHKオープンセミナー「デジタル情報の長期的な保存とアクセスのために」  日時:2004年7月2日(金)18:30-20:50  会場:中央大学駿河台記念館  講師:今野篤氏(国立国会図書館関西館事業部電子図書館課)  参加費:無料 定員:先着100名  申込締切:2004年6月30日(水)  申込方法:所属,氏名,連絡先TELを明記してevent★e-jhk.comまでメールで申込  詳細HP:http://www.e-jhk.com/  問合先:情報保存研究会(info★e-jhk.com) ○都道府県職員のための図書館研修セミナー  主催:日本図書館協会 企画担当:図書館経営委員会,図書館学教育部会  日時:2004年7月16日(金)10:30-16:50  会場:日本図書館協会2階研修室 定員:50名(先着順)  対象:都道府県立図書館及び教育委員会の研修事業担当者(政令指定市含む)  受講料:3,000円(当日受付)   内容:文部科学省挨拶(生涯学習政策局社会教育課)講演「変革期の公共図   書館と司書のグレード制」(糸賀雅児)報告「高度な専門性を有する司書   の認定制度案」(大谷康晴)事例報告「文部科学省図書館地区別研修の企   画(大阪府)他 ワークショップ「わが県の図書館職員研修プログラム」  申込方法:氏名,所属,連絡先住所・TEL,昼食の要不要を明記して,FAX,E-mail, 郵送で下記宛に申込。 申込締切:2004年7月9日(金)必着 問合・申込先:日本図書館協会図書館経営委員会事務局(〒104-0033   東京都中央区新川1-11-14 TEL.03-3523-0816 FAX.03-3523-0841   E-mail:keiei★jla.or.jp)   --------------------------------------------------------------------- ◆『図書館雑誌』6月号(68ページ・定価980円)のお知らせ ○特集「指定管理者制度と公立図書館経営」 ・特集にあたって(西野一夫) ・公立図書館と指定管理者制度−公立図書館の設置目的から  指定管理者制度を考える(倉澤生雄) ・指定管理者制度とPFI(日高昇治) ・図書館運営と指定管理者制度−図書館長の想うこと(座間直壯) ・公立図書館の委託−大田区の事例から考える(汐崎順子)   --------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○東京大学総合文化研究科附属アメリカ太平洋地域研究センター 専任教員:1名  応募締切:2004年6月28日(月)必着 ○静岡県職員採用選考(高校・短大卒業程度) 司書:2名程度  受付期間:2004年8月23日(月)〜9月6日(月)消印有効   ※試験案内は7月7日(水)から配布  http://www.pref.shizuoka.jp/zinzi/16koutan2-koukoku.htm  求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。  http://www.jla.or.jp/job.htm  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm   --------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ ○2004年度中堅職員ステップアップ研修(2)申込締切迫る!!  詳細は『図書館雑誌』5月号および当協会ホームページをご覧ください。  http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2004-2.html  問合先:研修担当(TEL 03-3523-0811 FAX 03-3523-0841 kenshu★jla.or.jp) ○JLA新刊  ・「名称典拠のコントロール」 第4回書誌調整連絡会議記録集 国立国会  図書館書誌部編 日本図書館協会刊 2004.5 161p A5判 定価1365円  ISBN4-8204-0407-5 (施設A会員配布資料)  委託本新刊  ・「図書館・日仏の出会い」 小林宏著 日仏図書館情報学会刊 日本図書    館協会発売 2004.6 232p A5判 定価2520円 ISBN4-931253-04-0  ・「情報メディア研究 第2巻第1号」 情報メディア学会刊 日本図書館協   会発売  2004.3 159p B5判 定価2500円 ISSN1348-5857 ===========================================================no.208 END= ■異動などによりメールアドレスの変更が生じた場合は必ずご連絡ください。  JLAメールマガジンの登録・解除・アドレス変更はこちらまで。  mailmaga★jla.or.jp ■バックナンバーはこちら  http://www.jla.or.jp/archives/