======================================================<2003/8/20発信>   JLAメールマガジン 第168号 ===================================================================== ■JLAメールマガジンの登録・解除・アドレス変更はこちらまで。  mailmaga★jla.or.jp ■JLAメールマガジンのバックナンバーはこちらにあります。   http://www.jla.or.jp/archives/ --------------------------------------------------------------------  編集発行:社団法人 日本図書館協会  Copyright,2003 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます   JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/ ===================================================================== ▼目次▼  ■図書館界ニュース  ■新聞記事より  ■集会等のお知らせ ■求人情報 ■JLAからのお知らせ --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○日図協、国立印刷局刊行物の提供についての要望提出を決める  日本図書館協会常務理事会は政府に対して、図書館法第9条の規定に基づい て、都道府県立図書館への独立行政法人国立印刷局の刊行物の提供を求める 要望を出すことを決めた。旧大蔵省印刷局には、この意向を伝え実状などを 聞いたことがあるが、現在実施をしていないとのことであった。近年、政府 刊行物は基礎的なデータ、資料として利用する人が多くなり、仕事や営業な どビジネスに不可欠な資料となっている。また情報公開法は、政府刊行物が 図書館において閲覧できることを前提に立案されているとみることもできる。 こういった実状に照らして、改めて要望を出すことにしたものである。 ○IFLAベルリン大会開催 第69回IFLAベルリン大会が8月1日から9日までベルリン国際会議場で「Access Point Library: Media-Information-Culture」のテーマのもとに開催された。 参加者数は133ケ国より4500名。そのうち日本からは30名、中国147名、韓国 70名、北朝鮮2名が参加した。評議会では、12月にジュネーブで開催される予 定の World Summit for the Information Societyについて、イラクの図書館 の保護および支援について、情報格差の解消問題について等々が協議された。 その他期間中180近い分科会と役員会が開催された。 IFLA新会長にボツワナのKay Raseroka女史が就任した。また、これまでIFLA 大会はIFLA General Conference と呼ばれていたが、今大会より World Library and Information Congressと改称された。 ○長崎県で大学図書館と公共図書館が連携協力体制整備 長崎県内の館種を越えた協力体制の確立に努め、交流や連携協力を図ってき た長崎県大学図書館協議会(加盟館13館)と長崎県公共図書館等協議会(加盟 館79市町村81館)は、両協議間の相互協力に関する協定(ガイドライン)、図 書館資料の相互貸借要領を作成し、7月25日に協定書の調印を行った。8月1日 からこの協定による相互貸借サービスを始めた。今後、資料情報の総合目録 化、両協議会の合同開催などが検討されることになっている。 ○TBS放送で"勉強お断り"をめぐり「バトルトーク」  8月4日のTBSラジオ番組「バトルトーク・ラジオ・アクセス」は、「図書 館で最近増えている「教科書を持ち込んでの勉強はお断り」という方針に、 あなたは賛成ですか?反対ですか?」をテーマで放送が行われた。7月25日付 け朝日新聞の投書がきっかけで、同紙は8月2日に「図書館で宿題、なぜダメ」 という取材記事を掲載した。放送はこれらの紹介とともに、利用者とりわけ 社会人の利用が増えていることなどの最近の図書館状況なども伝え、意見を 求めた。意見の最終集約として、「勉強お断り」の方針に賛成が39件、反対 が40件、その他14件という結果だった。 参照:http://www.tbs.co.jp/ac/bt/20030804c.html ○東京都図書館協会研究助成について  東京都図書館協会は、本協会普通会員(個人会員)の共同研究に対して、下記 のように研究費の助成を行います。 1.助成内容:東京都内において、特定テーマを持って随時的に研究活動を行 う研究グループへの助成。 2.助成金額:(1)随時的な研究グループ助成 100,000円 (2)継続的な研究 グループ助成 50,000円 3.助成対象件数:若干 申込方法:所定の申込書(東京都図書館協会にご請求)に必要事項をご記入の 上、東京都図書館協会へお申込みください。 申込先:東京都図書館協会事務局(〒106-8575港区南麻布5-7-13都立中央図 書館内 TEL.03-3442-8451 内線2214) 申込期限:平成15年11月29日(金) 研究成果の提出:研究成果の要約(1600字程度)を、会報掲載用として提出 していただきます。 ----------------------------------------------------------------------  ◆新聞記事より(地域版含む) ○富山市立図書館 「お仕事支援」に一役 就職や資格、企業情報など提供 (富山6/19) ○[富山県]福光町 住基カードで図書館利用 8月のネット本格稼働合わせ 公民館予約なども 他市町村は模様眺め システムに費用 合併すれば無駄 情報漏洩の心配も(読売6/19) ○司書効果 本貸し出し増 [石川県]鶴来[町]の5小中 昨年の2-3倍(北國7/9) ○児童書版元5社 書店に絵本を無料提供 「おはなしサポートの会」発足 読み聞かせ支援 実施店を募集中 10点セットを直送(新文化7/10) ○障害者向けに図書館が本を宅配 [伊勢崎市](日本工業7/10) ○利用者が交流 情報の拠点に 横須賀市の[(仮称)未来型]図書館案 (神奈川7/15) ○出版団体・マンガ家・横浜市 万引き防止にタッグ 運動きょうスタート (毎日7/18) ○日・祝はすべて開館 十和田市民図書館見直し(東奥日報7/21) ○ホームレス"利用" 戸惑う県内図書館 悪臭に苦情急増 迷惑防止で看板も (茨城7/21) ○広がる電子書籍 「本」に近づく ソフト豊富に(読売7/22夕) ○ウェブ・アーカイビング ネット情報 文化資産に 収集・保存を制度化 国 会図書館が検討(読売7/22夕) ○学校で「読書の時間」 文化審[議会読書活動等]小委提案へ 小・中・高校 に(読売7/23) ○市立図書館、熊本博物館など 祝日も開館へ 9月から(熊本日日7/23) ○神奈川県 「優良図書」指定へ 児童書を中心に 書店店頭で告知 (新文化7/24) ○札幌市内の小中学校 初心者目立つ司書教諭 配置義務化で慌てて確保 同僚の理解不足も(北海道7/29) ○公立図書館ない[三重県]飯高町 国補助で4小に司書 雇用対策で1月末ま で 従来閉めていた夏休み開放(夕刊三重7/29) ○子規や勝海舟の「蔵書印」を紹介 国会図書館、ネットで60人分80点 (日経7/30) http://www.ndl.go.jp/zoshoin/index.html ○教委廃止、特区なじまず 文科省 志木市の構想に回答(東京7/31) ○超党派で国会議員216人 活字文化議連を設立(新文化7/31) --------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○『公立図書館の任務と目標』について話しませんか  主催:第29期大阪選出評議員有志  日時:2003年8月26日(火)19:00-21:00  会場:エルおおさか(大阪府立労働センター)6階第4研修室  申込・問合先:池内(職場:大阪府立中央図書館 TEL.06-6745-0170   FAX.06-6745-9232 osaka★shisho.jp) ○第45回北海道図書館大会  主催:北海道図書館振興協議会等  テーマ:図書館サービスの飛躍をめざして  期日:2003年9月11日(木)〜12日(金)  会場:ホテルライフォート札幌(TEL.011-521-5211)  内容:基調講演「図書館サービスを支える知的基盤:教育,研修,そして資格   認定を考える」根本彰氏(東京大学大学院教育学研究科教授)分科会,全体   会議,情報提供  参加費:1,000円(資料代)  問合先:北海道図書館振興協議会(〒069-0834 江別市文京台東町41番地    北海道立図書館内 TEL.011-386-8521 FAX.011-386-6906) ○千葉県子どもの読書活動推進フォーラム  日時:2003年9月20日(土)10:00-15:30  会場:千葉県文化会館小ホール  内容:基調講演「子どもと本の架け橋−IBBYの活動を通じて−」島多代氏(前   国際児童図書評議会会長)パネルディスカッション「子どもと本の架け橋−   文庫活動を通じて−」助言者:荒井督子氏((財)東京子ども図書館)  申込方法:住所,氏名,年齢,電話番号を記入し,往復はがきで(8月31日締切)  申込・問合先:千葉県立中央図書館(〒260-8660 千葉市中央区市場町11-1   TEL.043-222-0116) ○第211回関東部会月例会(日図協資料保存委員会研修会)  テーマ:PAMにおける資料保存の取り組み  日時:2003年9月20日(土)13:30-16:00  会場:特種製紙総合技術研究所PAM(http://www.tokushu-paper.jp/)  申込・参加費:事前申込は不要。無料  連絡先:全史料協関東部会事務局 原,新井,佐藤(〒330-0063 さいたま市   浦和区高砂4-3-18 埼玉県立文書館内 TEL.048-865-0112 FAX.048-839-0539) --------------------------------------------------------------------- ◆求人情報 ○宮城県職員(司書):1人程度  受付期間:2003年8月15日(金)〜9月5日(金)  http://www.pref.miyagi.jp/zinziiinkai/saiyou/sisyo.htm ○平成15年度国立国会図書館資料保存専門職員採用試験:1名  受付期間:2003年9月3日(水)〜9月16日(火)消印有効  http://www.ndl.go.jp/jp/information/employ_info_preserve.html ○宝仙学園短期大学図書館アルバイト:1名  応募期間:2003年8月31日まで ○(社福)日本点字図書館パートタイマー:1名  応募締切:2003年9月2日(火)   求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。 http://www.jla.or.jp/job.htm  http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/job.htm    --------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ ○『図書館雑誌』8月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は  郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。  問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp) ○2003年度中堅職員ステップアップ研修申込受付中!!  詳細は『図書館雑誌』7月号および当協会ホームページをご覧ください。  http://www.jla.or.jp/kenshu/stepup2003.html  問合先:研修担当(TEL 03-3523-0811 FAX 03-3523-0841 kenshu★jla.or.jp)  ○日経テレコン21 団体契約、申込受付け中!! 「日経テレコン21」の図書館向け定額制料金による団体契約を実施していま す。関連資料、来年度用の見積書などお気軽にご請求ください。年度途中か らのお申込みも可能です。連絡・問合せ先:日本図書館協会日経テレコン21 係 TEL03-3523-3928 FAX03-3523-0841 E-mail info★jla.or.jp ===========================================================no.168 END=