======================================================<2002/10/9発信>   JLAメールマガジン 第125号 ===================================================================== ■JLAメールマガジンの登録・解除・アドレス変更はこちらまで。  mailmaga★jla.or.jp ■JLAメールマガジンのバックナンバーはこちらにあります。   http://www.jla.or.jp/archives/ --------------------------------------------------------------------  編集発行:社団法人 日本図書館協会  Copyright,2002 Japan Library Association  無断転載転送を禁じます   JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/                http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/ ===================================================================== ▼目次▼  ■図書館界ニュース  ■新聞記事より  ■集会等のお知らせ ■JLAからのお知らせ --------------------------------------------------------------------- ◆図書館界ニュース ○国立国会図書館関西館、開館  京都府、大阪府、奈良県の境目に当たる京都府精華町に、10月7日、国立国会 図書館関西館がオープンした。これに先立ち、10月5日には、関西館開館記念 式典が行われ、衆参両院の正副議長はじめ国会議員、図書館関係者、海外図 書館の代表者多数が参加して開館を祝った。日図協からは長尾会長、竹内理 事長が参列した。海外からの参加者の代表として、韓国国立中央図書館長・ 申鉉澤博士の祝辞があった。  国立国会図書館は、5月に開館した国際子ども図書館とともに、3館となり、 図書館の図書館、国民への直接サービスおよび国際的な図書館協力の要とし ての役割の強化が大きく期待されている。延べ床面積は約6万平米、収蔵能力 は600万冊。将来的には16万5千平米、2000万冊収蔵を目指す。建物はガラス を多用したメタリックな感じともに、ここを利用する人が目と心とを休める ための樹木などにも配慮が行き届いている。  ○文部科学省来年度公立図書館関係予算要求内容  文科省の公立図書館関係の来年度予算要求は次のとおり(総額727,215千円)。  1 図書館の情報化の推進 (1)学習拠点施設情報化等推進事業(情報機器の 設備等整備441,330千円)。  2 司書等の資質向上 (1)図書館司書講習(1,560千円) (2)図書館司書等 専門研修(15,710千円)(3)社会教育研修支援事業(各県への補助75,633千円)  3 子どもの読書活動推進体制整備事業(推進計画策定等モデル事業192,982千円)。  なお、「図書館の地域IT学習情報化拠点推進事業」「子どもの読書活動推進 事業」は廃止される。 ○図書館に係る著作権制限の見直し 文化庁の場で、図書館に関係する著作権問題の検討が重ねられているが、こ のほどそのとりまとめが行われ、その結果に基づいて文化庁著作権課から "「教育」「図書館」に係る権利制限の見直し(案)"が出された。「法改正 を行う方向とすべきと考えられるもの」として(1)再生手段の入手が困難に なった資料の複製、(2)貸出に係る補償金、「当事者間で協議を進めるもの」 として(3)著作物の送信、(4)商業目的の複製、(5)複製の補償金、(6)録音図 書の作成、「法改正以外の方法により対処するもの」として(7)入手困難な資 料の複製、(8)インターネット端末からのプリントアウト、(9公衆の用に供す るコピー機を利用した私的使用のための複製、「その他」として(10)上映、 (11)相互貸借資料の複製、等がその内容となっている。  これらのうち、「貸出補償金」についてはこれまでの検討では、直ちに法制 化を目指すものとなっていないので、文化庁著作権課に対して事務局長名で 慎重な取扱いを求める文書を出した。 ○『図書館情報学研究』第2号掲載論文の募集 テーマ:図書館情報学にかかわるもの 応募資格:原則として、大学院博士後期課程在籍者で、図書館情報学の分野 を研究している者(図書館情報学専攻である必要はない) 締切:2003年1月末 刊行予定:2003年3月 分量・体裁:400字換算30枚程度、和文タイトル、英文タイトル、抄録(和文で も英文でも可)出来れば、WORDファイルもしくはTEXTファイルが望ましい。 連絡・原稿送付先:june★ulis.ac.jp 〒305-8550 つくば市春日1-2 筑波大 学図書館情報学系 山本研究室 図書館情報学研究会 TEL.0298-59-1332 FAX.0298-59-1093 採録された場合には、本誌2部贈呈。 ---------------------------------------------------------------------- ◆新聞記事より(地域版含む) ○100市町村で読書モデル事業 文科省 来年度から(日本教育9/13) ○愛媛県文化交流施設整備検討委 基本方針を提出 図書館や多機能ホール整 備(日刊建設工業(9/9) ○ [石川]県庁跡地 未来型図書館 「いい方向性出た」 知事会見 文化・情 報の府に 県9月補正予算案発表(北国9/12) ○600万冊収蔵・・・探索ロボットが活躍・・・おしゃれなカフェも ゲートを抜け ると"本の海" 学研都市に来月7日開館 国立国会図書館関西館(毎日9/17) ○国立国会図書館関西館開館歓迎シンポジウム 新文化拠点期待熱く 日本の 和を世界に 地域の独自性大事 非デジタルに意義 科学とバランスを(京 都9/18) ○図書館無料貸し出し 対立から歩み寄りへ 作家ら関係者がシンポ(東京9 /19夕) ○著作権管理3団体 JST[科学技術振興事業団]に質問状 コピー送信サー ビス問題視(新文化9/19) ○地域性ある資料大切 全国公共図書館整理部門研究集会 秋田市 サービス の在り方探る(秋田魁9/20) ○利用者ぐんと増加 8月、全日開館で成果 鴨川市立図書館、月曜休館も返 上(千葉日報9/20) ○希望者に発行 住基カード 多目的利用 研究へ 松本市 図書館貸し出しな ど(信濃毎日9/20) ○安来[市] 新図書館の在り方 市民から意見聴取へ 24日にワークショップ (山陰中央9/20) ○貸出数増にマンガ貢献 蔵書2万冊が呼び水 山形市立図書館 学校週5日 制で子供たち来館 館長「様々な本に親しむきっかけに」(朝日<山形>9/24) ○ビジネス育成に図書館の活用を 都内でシンポ(産経9/24) ○横須賀市で計画の「未来型図書館」 市民から政策意見募集 入居予定のビ ル建設は白紙に(産経<横浜>9/26) ○コモアイル羽咋、図書館 NPOに管理委託 羽咋市計画(北国9/26) ○全国図書館大会 テーマは「知・人・夢づくり」 静岡で来年11月27、28日 (静岡9/26) ○住基カード 空き領域 行政サービスに活用 『身分証明書』などを検討 [名古屋市議会] (9/27) ○[日本]書[籍出版]協[会] 多様化する著作権問題に対応 4ワーキンググルー プ設置 「貸与権」確立も検討(文化通信9/30) ---------------------------------------------------------------------- ◆集会等のお知らせ ○連続学習会「学校図書館の本を選ぶ」 主催:学校図書館を考える会・横浜 第1回 10月19日(土)13:30〜16:30(13:10からビデオ「本があって、人がいて PART2 まなび∞学校図書館」上映) 場所:フォーラム横浜(桜木町 ランド マークタワー13階) 講師:平井崇子(科学読み物研究会代表)「学校図書館 にそろえたい科学読み物の本-総合学習に対応する出版物について考えよう」 第2回 12月14日(土)13:30〜16:30 場所:フォーラム横浜 講師:丸山英子 (狛江市立狛江第三小学校学校司書)「小学校図書館での選書の実際(仮題)」 第1回、第2回とも資料代300円 問い合わせ:村島(TEL.045-303-5096) ○多文化 in 群馬 特別報告会 主催:日本図書館協会多文化サービス研究委員会、むすびめの会 テーマ:太田・大泉町の公立小中学校における外国籍児童の教育実践活動と東 毛地区の多文化状況について 日時:10月25日(金)14時00分〜17時00分 場所:放送大学群馬学習センター第5講義室 TEL.027-230-1085 内容:「教員養成と日系南米人児童」(所澤潤群馬大学教授) 実践記録ビデ オ上映 *報告会終了後、講師を交えての懇親会も予定。 問合先:瀧澤憲也 群馬大学附属図書館電話 027−220−7173、迫田けい子  都立中央図書館 電話03−3442−8451(内)1225 ○2002年度日本図書館情報学会研究大会シンポジウム(一般公開) 日時:11月10日(日)14:30-17:00 (受付13:30 開場14:15) 会場:明星大学日野校舎大学会館3階 第6会議室  http://www.meisei-u.ac.jp/hinoaxs.htm 内容:「新たな局面を迎えた図書館評価−行政評価からパフォーマンス指標 JIS化まで−」 パネリスト:谷口俊治、大串夏身、池内淳、司会:糸賀雅児 会員以外の方の参加可(参加費1000円)。 詳細は http://wwwlis.ge.meisei-u.ac.jp/gakkai/taikai_symposium.html  をご覧ください。 問合先:第50回日本図書館情報学会研究大会事務局 明星大学人文学部二村 研究室内 TEL.042-591-5919 E-mail:mailto:jslis50★ge.meisei-u.ac.jp ○病院図書室研究会2002年度第2回研修会  テーマ:「進む医療情報の開示−図書室が提供する医療情報−」  主催:病院図書室研究会  期日:2002年11月30日(土)  会場:新潟県立がんセンター新潟病院 講堂  内容:特別講演「病院における診療情報提供のあり方について」(伊藤正一)   教育講演「一般市民による医学図書館の利用状況」(星和夫)患者図書室   「からだのとしょかん」見学など。詳細http://www.bekkoame.ne.jp/ha/jhla/  参加費:3,000円、会員2,000円、懇親会費4,500円  問合先:教育研修委員長 安田裕子(信楽園病院図書室   TEL.025-267-1251(内線2406)FAX.025-267-3199 ys5n-oosg★asahi-net.or.jp) ○2002年度日本図書館協会図書館学教育部会研究集会(第二回)  日時:2002年12月14日(土)10:30〜17:00  場所:日本図書館協会会館  テーマ:図書館学教育のファカルティディベロップメント(5):e-Learningと   図書館学教育  講演及び討議:梶田将司(名古屋大学)、植村八潮(東京電機大学出版局)、   大城善盛(同志社大学)  参加費:教育部会員500円、非部会員1,000円、非日図協会員1,500円  申込方法:(1)氏名(よみ)(2)所属(3)TEL(4)連絡先(住所,FAX,   E-mailのいずれか)(5)教育部会の会員かどうか,の5点を明記して,   下記にE-mail、FAX、はがきのいずれかで12月11日(水)までに申込  申込先:逸村裕(〒464-8601 名古屋市千種区不老町 名古屋大学附属図書館 研究開発室 TEL.052-789-5699(直) FAX.052-789-3693 hits★nul.nagoya-u.ac.jp  ※郵便・FAXには「附属図書館研究開発室 逸村宛」と必ず明記 <開催日・申込締切迫る!〉 ○第2期デジタル・ライブラリアン講習会 大学図書館コース 追加募集 主催:デジタル・ライブラリアン研究会  定員:20名(1人1台ずつパソコンを用意) 詳しいことは、デジタル・ライブラリアン研究会事務局 (TEL.03-5469-5988 FAX.03-5469-5951 E-mail:dla★slis.keio.ac.jp)もしくは次のサイトを ご覧ください。http://www.kinokuniya.co.jp/03f/es/dl_2002_09.htm ---------------------------------------------------------------------- ◆JLAからのお知らせ 日本図書館協会では、現在、2003年度から実施予定の公立図書館向け定額制 料金による情報データベース(日経テレコン21)団体契約のご案内を公立図 書館宛にお送りしております。詳細お問い合わせおよびお見積書等の請求は 下記までお申し出ください。 TEL.03-3523-3928 E-mail Fax.03-3523-0841 isobe★jla.or.jp 担当:磯部 =========================================================no.125 END=