令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








熊本地震について

熊本地震により被害に遭われている皆様に心よりお見舞い申し上げます。


被災状況

更新日:2016.6.22

熊本調査マップこちら

熊本地震による図書館被害調査報告(第2次)

秋本敏氏(図書館災害対策委員会委員)、玉目哲廉氏(同)が5月23日(月)から25日(水)に行った被害調査の報告。
訪問図書館:菊陽町立図書館、合志市立ヴィーブル図書館、合志市立西合志図書館、熊本学園大学付属図書館、熊本県立第2高等学校図書館、熊本市立図書館、益城町立図館、菊池市泗水図書館、大津町おおづ図書館、熊本県立図書館、熊本県立第1高等学校、くまもと森都心プラザ図書館

熊本地震による図書館被害調査報告(第1次)

川島宏氏(図書館災害対策委員会委員)が5月16日(月)から18日(水)に行った被害調査の報告。
訪問図書館:宇土市立図書館、熊本県立図書館、菊陽町立図書館、大津町立おおづ図書館、合志市ヴィーブル図書館、合志市西合志図書館(本館)、熊本市立図書館、くまもと森都心プラザ図書館、熊本学園大学附属図書館、熊本大学附属図書館、熊本市立城南図書館、宇城市立中央図書館、御船町立図書館、平成音楽大学図書館、益城町立図書館


益城町立図書館(4月30日) 
図書館内の設備に、特に大きな被害はない。
業務用パソコンの一部に壊れたものがるが、クラウド方式なのでデータは無事。
益城町総合体育館が避難所になっているため、図書館内にも避難している人のスペース(カウンター、畳の部屋など)が一部見受けられる。
書架への損傷はなかったが、本は下2段を残して、すべて落下。すでに災害ボランティアが入り、書架の横に床に本を積み上げて通路を確保したので、積み上げられた本を職員2名で少しずつ配架している。
新聞は、図書館入口のロビーに置いてあり、自由に持っていくことができるようになっている。雑誌は、一部ブックトラックに置いて見ることができるようになっている。避難所でのおはなし会は、図書館としては行っていない。避難所になっているため、館内は土足禁止で、ロビーと図書館エリアは防火シャッターで区切られ、内部が見えないようになっている。
できるだけ早く開館したいが、避難している人たちが自宅等へ戻ることが優先なので、めどがつかない。

中九州短期大学(熊本県八代市)(4月16日)
未だ余震が続くため、散乱した書庫内の図書の整理も手つかずの状態。
大学校舎は目立った被害はなくて済んだが、壁のひび等を専門家に調査依頼中とのこと。
熊本県内の大学すべてが休校であり、中九州短期大学も休校が続いている。ほとんどの大学は5月の連休明けから授業再開の計画。所在地が八代市内であり交通網の回復の見込みは、本日現在もなく、教職員の中には避難所から通われている先生もいらっしゃるとのこと。
(九州地区の他の短期大学図書館は被害なし)

水損被害
・くまもと森都心プラザ図書館
「地震でスプリンクラー壊れ2000冊水につかる」NHK NEWS WEB  5月1日 17時03分
動画あり。
・熊本学園大学付属図書館
「経過報告 当館の被害について」 - Facebook 2016.4.24
※書架の破損に加え水損も発生。
「追い打ちをかけるように、4階屋外の水槽部分が破壊、水漏れをおこし、それが内壁にしみ出し中央階段部分を伝って3、2、1階中央フロアー部分を水浸しにしてしまいました。結果、3階外国雑誌の一部、2階和雑誌の一部、落下していた1階文庫・新書が水損してしまいました。」

熊本地震の被害状況について
公共図書館の被害状況(4月19日現在)
地震の影響により休館している公共図書館(4月19日時点の各館のHPより)と熊本県立図書館がとりまとめた熊本県内図書館被害状況(回答のあった図書館のみ 平成28年4月18日18:00現在)です。 

熊本地震の図書館等の被災状況は次のサイトもご覧ください
saveMLAK
安全な開館のために~東北の図書館員からのメッセージ~

カレントアウェアネス・ポータル
「防災科学技術研究所自然災害情報室、調査速報、災害資料、過去の災害情報等を掲載した「熊本地震に関する調査研究資料(第1報)」のウェブサイトを公開」
「熊本地震で被災した図書館の一部が開館・サービス再開等を表明」
「全国学校図書館協議会、平成28年(2016年)熊本地震の被災地の学校図書館への支援について内容を発表」
「全国美術館会議、熊本地震に関する全国美術館会議連絡本部を設置し、情報収集を開始」
「熊本史料ネット」(熊本被災史料レスキューネットワーク)が設立される」

・文科省
「熊本県熊本地方を震源とする地震について」
「熊本県熊本地方を震源とする地震による被害情報(第11報)平成28年4月24日16:30」

国立大学図書館協会
被災地の学生、教職員の方などへの主に国立大学図書館による支援サービス


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