令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
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2022年度中堅職員ステップアップ研修(2)

(最終更新日2022年12月8日)
開催案内印刷用(PDFファイル) 『図書館雑誌』(2022年3月号)綴じ込み
 中堅職員ステップアップ研修(2)は、7年以上の司書実務の中で、さまざまな課題と向き合い、考え、葛藤し、乗り越えてきた経験を持つ皆さんが、互いに学び研鑽しあうことで、自分自身のステップアップを目指す研修です。
 開催案内 / 日程表 / よくある質問 / 受講生の声

開催案内

  • 主催:公益社団法人日本図書館協会 企画・担当:研修事業委員会
  • 日程:2022年6月6日(月)オンライン受講のオリエンテーション(Zoom操作研修他)
       2022年7月4日(月)~10月18日(火)[13日間24科目]詳しい日程は下記のとおり
  • 開催方法:全科目オンライン(Zoom)で開催します
  • 対象:(1)(2)の条件をすべて満たす方 ※研修内容は主に公共図書館向けです
    (1)【1】~【4】のいずれかに該当する方 なお【2】~【4】については過去3年を対象とします。
    【1】次のいずれかの研修を修了した方(JLA中堅職員ステップアップ研修(1)、文部科学省図書館地区別研修、社会教育実践研究センター図書館司書専門講座)
    【2】外部の図書館研修講師を経験した方
    【3】図書館関係団体での発表活動(研究集会などでの発表や著作物の発表)をした方
    【4】顕著な図書館活動(図書館関連団体の役職経験等、図書館の普及もしくは図書館員の専門性の認知向上のための社会活動に従事)をしているとして自己申告ができる方
    (2)司書・司書補資格取得後、図書館勤務経験7年以上(2022年7月1日現在)
    ※臨時等の場合は年間実労働時間の合計が概ね1500時間を1年として換算
    ※図書館勤務経験:図書館現場での勤務経験年数を指します
    よくある質問を日程表の下に載せました。参考にしてください。
  • 定員:20名
  • 受講にあたっての留意事項:
     (1)開講年度ごとの全科目受講を原則としますが、領域単位でも受講できます。
     (2)受講にあたってはZoomが使用できるインターネット環境とパソコン、webカメラ、マイクが必要です。集中して研修に取り組める環境で受講するようにしてください。事務局からの連絡はE-mailで行います。
     (3)受講決定者を対象に、「オンライン受講のオリエンテーション(Zoom操作研修他)」を開催します。参加は必須です。実際に受講する場所・環境にて参加してください。
     (4)テーマにより講師が課題を出すことがあります。未提出の場合は、欠席として扱います。
     (5)オンライン研修を改善する検討材料のため、当日の様子を録画します。その他の目的での利用は行わず、映像は検討後に事務局で責任をもって消去しますのでご了解ください。
  • 受講時のパソコンについて:
     ・受講にあたっては、必ずパソコンで参加してください。必要な環境は次のとおりです。
     ・安定してZoomが使用できるインターネット環境
     ・以下の環境を備えたパソコン
       Webカメラ、マイク
       最新のZoomソフトウェアがインストールされていること
       Word、Excelがインストールされていること
       PDFファイルの閲覧ができること
     ・事前にZoom社のテストミーティング(https://zoom.us/test)にアクセスして、必ずマイクとカメラのテストをしておいてください。なお、研修に必要なZoom操作のご案内は、受講決定者を対象に「オンライン受講のオリエンテーション」(6/6参加必須)の中で行います。
     ・ステップアップ研修では、講義を視聴するだけでなく、研修時間中に受講者同士で討議をしたり、パソコンを使って発表資料の作成をしたりする予定です。そのため研修時間中もWordやExcelなどのツールを使います。また、必須ではありませんがPowerPointがあれば発表資料作成などで使うことができます。
     ・課題等でもWord、Excelを使用します。
  • 受講料:
    受講単位 一般 正会員 ※
    全科目受講 96,000円 84,000円
    領域単位 図書館を運営する(10科目) 40,000円 35,000円
    資料・情報との出会いを創出する(7科目) 28,000円 24,500円
    図書館・情報インフラを発展させる(6科目) 24,000円 21,000円
    トピック(1科目) 4,000円 3,500円
      ※正会員:個人会員および施設等会員。施設等会員のうち施設会員Aは5名、施設会員Bは4名、施設会員Cは2名まで受講できます。
      ※受講料お支払い後にキャンセルをされても返金はいたしません。
  • 申込方法:申込書はここ(Wordファイル)/(PDFファイル)からをダウンロードして、必要事項を記入し、E-mailでお申し込みください。E-mailの件名は「2022年度中堅職員ステップアップ研修(2)受講申込」としてください。
    申込を受理しましたら確認のE-mailを必ず送ります。申込後3日以上たっても連絡のない場合はご一報ください。
  • 締切:2022年5月20日(金)(必着)*定員になり次第締め切り→受付を終了しました
  • 受講者の決定:研修事業委員会で参加条件を満たしているか確認し、受講者を決定します。5月25日頃に通知書及びメールの発送を予定しています。
  • 修了証の交付:全科目(24テーマ)受講者に修了証を交付します。領域単位の受講者には、連続する2年間で全科目を受講した方に交付します。修了者名を『図書館雑誌』に掲載します。
    *2019年度に領域単位で受講している受講生は、2022年度までに全科目を受講することで修了できます。
  • 問合せ・申込先:日本図書館協会 研修事業委員会担当
     〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
     E-mail:kenshu@jla.or.jp TEL:03-3523-0811(代表)
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<日程表>

研修日 開講時間 領域 テーマ 講師名(所属2022.3現在)
2022年6月6日(月) 13:30-15:00 オンライン受講のオリエンテーション(Zoom操作研修他)
参加必須。実際に受講する場所・環境で参加してください。
2022年7月4日(月) 14:00-16:30 図書館を運営する(10科目) 政策動向の分析(レジュメ(PDFファイル) 是住 久美子[1104](田原市図書館)
2022年7月5日(火) 9:30-12:00 自治体行政と図書館経営の基本(レジュメ 豊田 高広(フルライトスペース(株))
14:00-16:30 県立図書館と県域サービス(レジュメ 小林 隆志[1043](鳥取県立図書館)
2022年7月6日(水) 9:30-12:00 図書館経営の評価(レジュメ 須賀 千絵(実践女子大学)
14:00-16:30 資料・情報との出会いを創出する(7科目) 情報サービスの評価の方法(レジュメ 吉田 昭子(文化学園大学)
2022年7月25日(月) 14:00-16:30 電子資料の動向(レジュメ 植村 八潮(専修大学)
2022年7月26日(火) 9:30-12:00 図書館・情報インフラを発展させる(6科目) 図書館システムの機能と要件(レジュメ 奥野 吉宏[1073](京都府立図書館)
14:00-16:30 図書館システムの要件定義の実際(レジュメ
2022年7月27日(水) 9:30-12:00 図書館を運営する 図書館経営の評価実践(レジュメ 須賀 千絵
10 14:00-16:30 資料・情報との出会いを創出する 情報サービスの評価の実際 吉田 昭子
11 2022年9月5日(月) 9:30-12:00 情報リテラシー支援(1)(レジュメ 髙田 淳子(獨協大学等(非常勤講師))
12 14:00-16:30 情報リテラシー支援(2)
13 2022年9月6日(火) 9:30-12:00 図書館を運営する 図書館サービス計画の立案・策定(1)(レジュメ 浅見 佳子(鎌倉市中央図書館)
14 14:00-16:30 図書館サービス計画の立案・策定(2)
15 2022年9月7日(水) 9:30-12:00 図書館・情報インフラを発展させる 情報資源の管理と提供(レジュメ 鴇田 拓哉(共立女子大学)
16 14:00-16:30 情報資源の組織化と提供の実際
17 2022年9月26日(月) 9:30-12:00 資料・情報との出会いを創出する 情報ニーズと図書館(レジュメ 高橋 真太郎[1086](境港市民図書館)
18 14:00-16:30 トピック(1科目) ローカルジャーナリストとして地域を見つめる(レジュメ 田中 輝美(島根県立大学)
19 2022年9月27日(火) 9:30-12:00 図書館を運営する 策定計画の発表と討議(1)(レジュメ 浅見 佳子
20 14:00-16:30 策定計画の発表と討議(2)
21 2022年10月17日(月) 9:30-12:00 資料・情報との出会いを創出する ネットワーク時代の図書館と図書館員(レジュメ 今満 亨崇(日本貿易振興機構アジア経済研究所)
22 14:00-16:30 図書館を運営する 災害と図書館(レジュメ 加藤 孔敬[1183](名取市図書館)
23 2022年10月18日(火) 9:30-12:00 図書館・情報インフラを発展させる Webを活用した図書館サービスの設計(レジュメ 飯野 勝則(佛教大学図書館 / 国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
24 14:00-16:30 Webを活用した図書館サービスの実際(レジュメ
※講師名の[数字]は日本図書館協会認定司書であることを表す認定司書番号です。
※各テーマ内容については、ここからご覧ください。

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<よくある質問>

受講資格等よくある質問をまとめました。
【1】Q.講師経験とは、どのような研修の講師を指すのでしょうか?
A.図書館業務に関連した研修での講師を指します。なお、自分の所属する図書館の職場内研修の講師は入りません。
【2】Q.対象条件の「顕著な図書館活動」とはどのような活動でしょうか?
A.おおむね以下の活動です。いずれもその活動を確認できる資料のコピーを添付してください。
(1)日本図書館協会(これに準じる全国的団体も含む)理事以上の役員、各種委員会等委員
(2)都道府県(これに準じる都道府県レベルの団体、あるいは地域規模の団体を含む)図書館協会理事以上の役員、各種委員会等委員
(3)その他図書館の普及もしくは図書館職員の専門性の認知向上のための社会活動に該当するもの。
ただし、司書としての専門性に立脚しない活動や、一個人としてのボランティアへの参加は対象外となります。
【3】Q.勤務年数は20年以上たっていますが、司書資格を取得してから7年目です。申し込むことはできますか?
A.司書・司書補の資格を取得してからの勤務経験が7年以上であることを条件としています。翌年以降の研修への参加をお待ちしています。
【4】Q.「司書・司書補資格取得後、図書館勤務経験7年以上」とありますが、どの時点で7年以上になっていないといけないのでしょうか?
A.受講開始月の1日時点で考えます。2022年度の場合は7月に研修が開始されますので、7月1日現在で7年以上になっていることが条件となります。
【5】Q.臨時職員等の場合の時間数計算として「1500時間を1年として換算」とありますが、1500時間はどの程度のものなのでしょうか?
A.週30時間勤務50週で1500時間になります。
【6】Q.遅刻をしても研修に出席したことになるのでしょうか?
A.研修開始後10分以上たっている場合は、受講はできますが、欠席扱いとなります。ご注意ください。
【7】Q.中堅職員ステップアップ研修(1)は修了課題の提出と全科目受講で修了証が交付されるようですが、この研修にも修了課題はあるのでしょうか?
A.科目によって、課題が出されることがあります。この場合は課題を提出していただきます。未提出の場合は欠席の扱いとなります。
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受講生の声(2021年度)

  • 事前課題の量と内容に驚愕するところから始まりましたが、日常の業務ではなかなか考えが及ばない分野についても考え、自分の図書館の現状と課題を確認してから受講する講義やグループワークを行うことでより理解が深まりました。また、最新の情報や他館の状況を知ることができ、とても参考になりました。
  • 受講前は現在働いているポジションでここまで専門的な知識が本当に必要なのか、という懸念が頭にありました。しかし受講後は日常の業務がもつ一つ一つの意味や、改善が図れるポイントがどこにあるかなど多角的な視点をもつことが出来たように思います。窓口スタッフ含め図書館の仕事に携わる全ポジションの人に知ってほしい内容だと思いました。
  • 司書としてスキルアップはもちろん、全国に司書仲間を作りたい方におすすめです。少々課題は大変ですが、新しい知識や情報を得たり、意見を交換することができます。自分の勤務館について知り、自分の仕事に向き合うきっかけにもなります。
  • 自分と直接関係がないように思う内容であっても、受講することにより多角的な視点を持つことができ、業務に活かすことができると思います。自分も図書館運営に携わっている一員だという意識と責任感を持つことができました。また企画を上司に伝えるときも、後輩指導においても、どのように説明するとわかりやすいかを考えるようになりました。モチベーションアップにもなったと思います。
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