図書館利用に障害のある人々へのサービス(障害者サービス)評価シート 公共図書館編 日本図書館協会障害者サービス委員会 図書館利用に障害のある人々へのサービス(障害者サービス)評価シート 公共図書館編検討チーム 2023年4月1日 国立国会図書館関西館 杉田正幸 専修大学 野口武悟 西宮市視覚障害者図書館 山田友香 目次 はじめに:本評価シートについて (1)図書館の区分 (2)評価のランク分け 1 職員体制 2 予算 3 職員の研修 4 指定・届け出・会員登録 5 利用登録 6 設備・サイン(館内表示) 7 読書支援,コミュニケーションを支援する機器 8 所蔵資料 9 資料製作 10 実施しているサービス 11 PR,利用案内,目録 12 催し物,集会活動 13 障害者サービスに関わる図書館協力者,ボランティア 14 都道府県立図書館の障害者サービスに関する市区町村支援 15 公共図書館相互ならびに他館種,他機関との連携 アスタリスク(*)のある語句には,別に用語解説を用意した。 はじめに:本評価シートについて  「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(通称「障害者差別解消法」)が2016年に施行されるのを機に,日本図書館協会では,「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン」および「JLA障害者差別解消法ガイドラインを活用した図書館サービスのチェックリスト」を作成,公表した。  その後,「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」(通称「読書バリアフリー法」)が2019年に,「障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律」(通称「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」)が2022年に制定された。  しかしながら,いまもなお,多くの公共図書館では十分な障害者サービスを提供できているとは言いがたい現状にある。特に都道府県立図書館の取り組みは,域内の公共図書館の障害者サービスのモデルとなるべきであるが,残念ながらそうなっていない場合も多い。障害者サービスの地域差が大きいのも課題といえる。  そこで,日本図書館協会障害者サービス委員会では,過去に作成したガイドラインやチェックリストをふまえて,図書館の規模ごとに具体的にどのような取り組みが必要かをまとめた「図書館利用に障害のある人々へのサービス(障害者サービス)評価シート 公共図書館編」を作成することとした。各図書館では,この評価シートを活用して,職員,予算,研修,設備,サービス,広報,連携などについて具体的に自館の状況を確認したうえで,障害者サービスの達成目標を定めるなどして,改善につなげていただければ幸いである。 なお,自治体内に複数の図書館を設置している場合は,障害者サービスの拠点となる図書館を本評価シートでは想定している。委託や指定管理の図書館では自治体が障害者サービスの仕様書を作る際に自治体の規模に合わせたサービスが行えるよう,この評価シートの内容をできる限り盛り込んでほしい。  すべての公共図書館が「障害者差別解消法」および「読書バリアフリー法」,「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」の目的とするところの実現を目指して,障害者サービスの一層の充実に取り組むことを期待する。 (1)図書館の区分  本評価シートは,総務省の自治体区分に沿って区分けしている。  区分は,左から順に   「1:都道府県立図書館」   「2:政令指定都市・人口50万人以上の自治体の図書館」   「3:人口20万人以上50万人未満の自治体の図書館」   「4:人口5万人以上20万人未満の自治体の図書館」   「5:人口5万人未満の自治体の図書館」   「6:私立図書館」 の6つに分けている。     なお,県人口の少ない地域等では,単純に人口だけで自治体のあり方を区分できるとは限らない。そのため,人口規模によらず,各自治体の特性や歴史的・社会的背景も考慮しつつ,以下のランク分けをより積極的に考えてほしい。 (2)評価のランク分け  各項目においてA〜C,該当しないの4つのランクを示している。  A:必ず取り組みたい,B:取り組みたい,C:できれば取り組みたい,―:該当しない  1 職員体制 1 2 3 4 5 6 1-1 事務分掌に障害者サービスがある A A A A A B 1-2 障害者サービスを担当する専任の職員がいる A A A B B B 1-3 障害者サービスを担当する職員がいる A A A A A B 1-4 障害者サービスを担当する障害のある職員がいる A A B B B C 1-5 障害者サービス以外を担当する障害のある職員がいる A A A A B C 1-6 点字の読み書きができる職員がいる A A A B B B 1-7 手話のできる職員がいる A A A B B B 1-8 録音資料製作の基礎的なスキルを有する職員がいる A A A B B C 1-9 対面朗読*のできる職員がいる A A A B B B 1-10 読書支援機器*等の説明ができる職員がいる A A A A A B         2 予算  1 2 3 4 5 6 2-1 対面朗読の予算がある A A A B B C 2-2 障害者サービス用の資料購入費がある A A A A A B 2-3 録音資料(音声デイジー*・マルチメディアデイジー*)製作の予算がある A A A B B C 2-4 点字資料製作の予算がある A A B B B C 2-5 テキストデータ(テキストデイジー*・プレーンテキスト*)製作の予算がある A B B C C C 2-6 拡大写本*製作の予算がある B B C C C C 2-7 字幕・手話入り資料*製作の予算がある B C C C C C 2-8 図書館協力者(音訳者・点訳者等)養成のための予算がある A A B B C C 2-9 図書館協力者への報償費を予算化している A A A A A A 2-10 図書館協力者,ボランティアへの交通費等の実費を予算化している A A A A B C 2-11 読書支援機器等の利用をサポートする人材育成の予算がある A A A B B B 2-12 研修会・イベント等の開催に際して,障害のある参加者に対する情報保障(手話通訳・要約筆記*・点訳等)の予算がある A A A B B B 2-13 読書補助具(拡大鏡,老眼鏡,リーディングトラッカー*等)の購入予算がある A A A A A B 2-14 障害者サービス用機器(拡大読書器,デイジー再生機*,音声読書器*等)を購入またはリースする予算がある A A A B B B 2-15 利用者向けの読書支援機器の使い方講座を開催する予算がある  A A B B B B 2-16 障害者サービスに関する職員研修(開催・派遣)の予算がある A A A A A B 2-17 視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ*」に加入する予算がある A A A A B B 2-18 郵送貸出用サービスに関わる予算*がある A A A B B C 2-19 障害者サービスに関する広報パンフレットを作成する予算がある A A A A A B         3 職員の研修  1 2 3 4 5 6 3-1 自館または都道府県立図書館が開催する障害者サービスの基本的な事項に関する研修会に参加 A A A A A A 3-2 自館または都道府県立図書館が開催する障害者サービスの専門的な事項に関する研修会に参加 A A A A B B 3-3 障害者差別解消法や読書バリアフリー法等に関する職員研修会を実施・開催 A A B B B B 3-4 日本図書館協会等が開催する障害者サービス研修会に参加 A A A A A B 3-5 自館または他機関で開催される点字の研修会に参加 A A A A A B 3-6 自館または他機関で開催される手話等のコミュニケーションスキル向上等の研修会に参加 A A A A A B 3-7 自館または他機関で開催される音訳の研修会に参加 A A A A A B 3-8 自館または他機関で開催される読書支援機器の研修会に参加 A A A A A B         4 指定・届け出・会員登録  1 2 3 4 5 6 4-1 特定録音物等郵便物発受施設*の指定を受けている A A A A A B 4-2 心身障害者用ゆうメール*発受施設の届出をしている A A A A A B 4-3 聴覚障害者用ゆうパック*発受施設の指定を受けている A A B B B B 4-4 「サピエ」に会員登録をしている A A A A B B 4-5 「視覚障害者等用データの収集および送信サービス*」(国立国会図書館)の送信承認館になっている A A A A A B         5 利用登録  1 2 3 4 5 6 5-1 家族や代理人による利用登録を受け付けている A A A A A A 5-2 登録申し込み等で必要な場合は職員が代筆,筆談の支援をしている A A A A A A 5-3 登録申し込み等で必要な場合は職員が手話,点字等のコミュニケーション支援をしている A A A B B B 5-4 来館せずに電話,郵送,FAX,メール,オンライン等の方法で利用登録ができる A A A A A A 5-5 「図書館の障害者サービスにおける著作権法第37条第3項に基づく著作物の複製等に関するガイドライン」の別表に該当するかの確認をもって,障害者サービスの登録・利用ができる A A A A A A 5-6 視覚障害者の「サピエ」の個人利用登録を受け付けている(A会員) A A A A B B 5-7 視覚障害者でない障害者の「サピエ」の個人利用登録を受け付けている(B会員) A A A A B B         6 設備・サイン(館内表示)  1 2 3 4 5 6 6-1 障害者用の駐車スペースがある A A A A A A 6-2 2階建て以上の建物の場合はエレベーターがある A A A A B B 6-3 エレベーターに点字・音声・車いす用ボタン等の配慮がしてある A A A A A A 6-4 入口や館内の段差にスロープがある A A A A A A 6-5 階段や廊下に手すりがある A A A A A A 6-6 階段や廊下の手すりには点字表示が付いている A A A A A A 6-7 階段や廊下の手すりには触覚でわかるもの*が付いている A A A A A A 6-8 対面朗読室がある A A A A B B 6-9 音訳の部屋(録音室)がある A A A B C C 6-10 点訳の部屋*がある B B B C C C 6-11 障害者サービス用資料コーナー*がある A A A A B B 6-12 障害者のための読書室(録音図書の閲覧,知的障害者のクールダウンスペース)がある A A B B C C 6-13 車いす利用者を意識したカウンターがある A A A B B B 6-14 貸出用の車いすを用意している A A A A A B 6-15 高さ調節のできる閲覧机がある A A A B B B 6-16 明るさ調節用のカーテン等がある B B B B C C 6-17 バリアフリートイレ(多機能トイレ)がある A A A A A A 6-18 補聴援助システム*(ヒアリングループ)がある A B B C C C 6-19 聴覚障害者用の緊急連絡システム(デジタルサイネージ,点滅ランプ等)がある A A A B B B 6-20 入口に盲導鈴(チャイム)がある A A A B B B 6-21 入口付近に職員と連絡するためのインターホンがある A A A A A A 6-22 道路から入口までの点字誘導ブロックがある A A A A A A 6-23 館内に点字誘導ブロックがある A A A A A A 6-24 点字誘導ブロックは黄色,または弱視*に見やすい床面と区別がつくような配色になっている A A A A A A 6-25 館内の案内にルビがついている A A A A A A 6-26 案内表示は大きく見やすくなっている A A A A A A 6-27 案内表示にピクトグラム(絵記号)を活用している A A A A A A 6-28 案内表示の色の組み合わせに注意している A A A A A A 6-29 案内表示に点字がついている A A A A A A 6-30 点字案内板が設置されている A A B B B B 6-31 音声案内版が設置されている A A B B B B 6-32 通路上にブックトラックを放置するなど移動の障壁となる物を置いていない A A A A A A 6-33 車いすや高齢者等のために,通路の幅や書架の高さと幅に配慮している A A A A A A 6-34 透明なドアや仕切りがある場合,衝突防止への配慮ができている A A A A A A         7 読書支援,コミュニケーションを支援する機器  1 2 3 4 5 6 7-1 据え置き型の拡大読書器 A A A A A A 7-2 携帯型の拡大読書器 A B B B B B 7-3 卓上型デイジー再生機 A A A A A B 7-4 携帯型デイジー再生機 A B B B B C 7-5 音声読書器 A A A B B C 7-6 点字ディスプレイ* A A A B B C 7-7 視覚障害者等が利用できるソフトウェア       (1) スクリーンリーダー(画面読み上げソフトウェア)* A A A B B C (2) 画面拡大ソフトウェア* A B B B C C (3) 音声ブラウザ* A A A B B C (4) 読書専用ソフトウェア* A A A B B C (5) 活字OCRソフトウェア* A A A B B C (6) 点訳ソフトウェア(点字エディタ)* A A A B B C (7) 自動点訳ソフトウェア* A A A B B C 7-8 上肢障害者向けのパソコン操作を補助する装置およびパソコン支援ソフトウェア A B B B B C 7-9 点字プリンター* A A B B C C 7-10 拡大鏡や老眼鏡 A A A A A A 7-11 ウェアラブル眼鏡* B C C C C C 7-12 リーディングトラッカー A A A A A A 7-13 書見台 A A A B B C 7-14 ページめくり機 B C C C C C 7-15 タブレット端末(読書支援用) A A A B B B 7-16 筆談器* A A A A A A 7-17 コミュニケーションボード* A A A A A B 7-18 立体プリンター(3Dプリンター)*,立体コピー機* B C C C C C 7-19 スマホスタンド,タブレットスタンド B C C C C C 7-20 電子ルーペ* A A A B B B 7-21 点字器* A A A A B B 7-22 点字タイプライター* B B B B C C 7-23 表面作図器(レーズライター)* B B B B C C 7-24 卓上ライト A A A B B B         8 所蔵資料  1 2 3 4 5 6 8-1 録音資料(音声デイジー・テープ) A A A A A B 8-2 録音資料(朗読CD,朗読テープ,オーディオブック等) A A A A A B 8-3 点字資料(冊子) A A A A A B 8-4 点字資料(データ) A A B B B C 8-5 マルチメディアデイジー A A A A A B 8-6 テキストデイジー B B B B B C 8-7 プレーンテキスト A A B B B C 8-8 その他のアクセシブルな電子書籍*(EPUB*,透明テキスト付きPDF*等) A A B B C C 8-9 大活字本* A A A A A B 8-10 拡大写本 B B B B C C 8-11 点字付き絵本* A A A B B B 8-12 触る絵本* A A A B B B 8-13 布の絵本* A A A B B B 8-14 その他のバリアフリー絵本(手話付き等) A A B B C C 8-15 LLブック* A A A A A B 8-16 字幕・手話入りDVD A A A B B C 8-17 音声解説付きDVD A A A B B C         9 資料製作  1 2 3 4 5 6 9-1 録音資料(音声デイジー等)の製作 A A A B B C 9-2 点字資料(データ・冊子)の製作 A A B B B C 9-3 マルチメディアデイジーの製作 A B B C C C 9-4 テキストデイジーの製作 B B B C C C 9-5 プレーンテキストの製作 A B B C C C 9-6 拡大写本の製作 B B C C C C 9-7 字幕・手話付きビデオの製作 B B C C C C 9-8 点字付き絵本の製作 B B C C C C 9-9 触る絵本の製作 B B C C C C 9-10 布の絵本の製作 A A B B B B 9-11 完成した資料の書誌情報は国立国会図書館「視覚障害者等用データの収集および送信サービス」,「サピエ図書館」を通じて提供している A A A A A A 9-12 完成した資料のデータは国立国会図書館「視覚障害者等用データの収集および送信サービス」,「サピエ図書館」を通じて提供している A A A A A A         10 実施しているサービス  1 2 3 4 5 6 10-1 対面朗読サービス A A A A A A 10-2 読書支援機器の提供 A A A A A B 10-3 一般資料の郵送貸出,または宅配サービス A A A A B B 10-4 視聴覚資料の郵送貸出,または宅配サービス A A A A B B 10-5 点字資料の郵送貸出,または宅配サービス A A A A A B 10-6 録音資料の郵送貸出,または宅配サービス A A A A B B 10-7 その他の著作権法第37条第3項により複製された障害者サービス用資料の郵送貸出,または宅配サービス A A A A B B 10-8 アクセシブルな電子書籍の配信サービス B B B B C C  ※現状の図書館向け電子書籍システムのアクセシビリティーは発展途上であり十分なものとはいえない。しかし,読書バリアフリー法を受けて関係者の研究開発が進められており,今後の動向を見ながら導入を積極的に考えていく必要がある。       10-9 アクセシブルなデータベース*の提供 A A B B C C 10-10 アクセシブルなデジタルアーカイブ*の構築 A A B B C C 10-11 アクセシブルなウェブOPAC*の提供 A A A A A B 10-12 アクセシブルな館内OPAC*の提供 A A A B B C 10-13 施設入所者へのサービス* A A A B B C 10-14 入院患者へのサービス* A A A B B C 10-15 特別支援学校・学級へのサービス* A A A A B C 10-16 来館時の合理的配慮の提供* A A A A A A 10-17 機器の使い方などの個別支援の実施 A A A A A A         11 PR,利用案内,目録  1 2 3 4 5 6 11-1 一般的な利用案内がある       (1) 印刷版(ルビ有り) A A A A A B (2) 印刷版(ルビ無し) A A A A A B (3) 拡大文字版 A A A A A B (4) 点字版 A A A A A B (5) 音声版 A A A A A B (6) テキストデータ版 A A A A A B (7) LL版(わかりやすくて読みやすい) A A A A A B (8) 字幕手話入り映像版 A A B B B C 11-2 障害者サービス利用案内がある       (1) 印刷版(ルビ有り) A A A A A B (2) 印刷版(ルビ無し) A A A A A B (3) 拡大文字版 A A A A A B (4) 点字版 A A A A A B (5) 音声版 A A A A A B (6) テキストデータ版 A A A A A B (7) LL版 A A A A A B (8) 字幕手話入り映像版 A A B B B C 11-3 障害者サービス用資料の目録がある       (1) 印刷版 A A A A A B (2) 拡大文字版 A A A A A B (3) 点字版 A A A A A B (4) 音声版 A A A A B C (5) テキストデータ版 A A A A A B 11-4 図書館だより(利用者向け広報)       (1) 印刷版 A A A A A B (2) 拡大文字版 A A A A A B (3) 点字版 A A A A B B (4) 音声版 A A A A B B (5) テキストデータ版 A A A A A B 11-5 図書館のホームページ       (1) 図書館単独のホームページがある A A A A A A (2) ウェブアクセシビリティのJIS規格*に準拠している A A A A A B (3) 読み上げソフトに対応したページ*を作成している A A A A A B (4) 文字の色・大きさ・背景色などの配慮をしている A A A A A B (5) 障害者向け利用案内ページを作成している A A A A A B (6) ウェブアクセシビリティ方針を公開している A A A A A B         12 催し物,集会活動  1 2 3 4 5 6 12-1 手話によるおはなし会の開催 A A A A B C 12-2 バリアフリー映画会の開催 A A A B B C 12-3 ICT読書支援機器講習会の開催 A A B B C C 12-4 障害者サービスに関する資料展を実施している A A A A B B 12-5 障害者サービスに関する常設展示を実施している A A A A B C 12-6 障害者サービスなどに関するセミナーの開催 A A A B B C 12-7 講演会・セミナーにおける障害者への配慮       (1) 障害を理由に参加を断らない A A A A A A (2) ボランティアなどの同伴者がいなくても障害者が個人で参加できる A A A A A A (3) 申し込みや問い合わせについて,コミュニケーションに困難のある障害者が単独でもできるように配慮している A A A A A A (4) 希望により手話通訳をつけている A A A A A B (5) 希望により要訳筆記をつけている A A A A A B (6) 希望により点字資料を準備している A A A A A B (7) 希望により録音資料を準備している A A A A A B (8) 希望によりテキストデータを準備している A A A A A A (9) 希望により大きな文字の資料を準備している A A A A A A         13 障害者サービスに関わる図書館協力者,ボランティア  1 2 3 4 5 6 13-1 図書館協力者,ボランティアの登録体制がある A A A A A B 13-2 対面朗読を行う図書館協力者(音訳者)がいる A A A A B B 13-3 録音資料製作を行う図書館協力者(音訳者等)がいる A A A B B C 13-4 点字資料製作を行う図書館協力者(点訳者等)がいる A A A B C C 13-5 その他の資料製作を行う図書館協力者,ボランティアがいる A A A B C C 13-6 図書館協力者の養成講座を実施している A A A A B B 13-7 図書館協力者,ボランティアのためのフォローアップ研修を実施している A A A A B B 13-8 図書館協力者,ボランティアが外部研修を受けられる体制ができている A A A A B B         14 都道府県立図書館の障害者サービスに関する市区町村立図書館・学校図書館への支援  1 2 3 4 5 6 14-1 域内職員研修会の開催 A ― ― ― ― ― 14-2 域内職員の情報交換会や連絡会等の開催 A ― ― ― ― ― 14-3 運営相談や見学への対応 A ― ― ― ― ― 14-4 障害者サービス実態調査の実施 A ― ― ― ― ― 14-5 障害者サービス関連資料の収集,サービスマニュアル等の整備 A ― ― ― ― ― 14-6 市区町村等で製作が困難な障害者サービス用資料の製作 A ― ― ― ― ― 14-7 市区町村等で所蔵していない障害者サービス用資料の協力貸出 A ― ― ― ― ― 14-8 都道府県としての読書バリアフリー計画の策定に参画 A ― ― ― ― ― 14-9 市区町村の読書バリアフリー計画の策定支援 A ― ― ― ― ― ※都道府県立のみの評価                15 公共図書館相互ならびに他館種,他機関との連携  1 2 3 4 5 6 15-1 公共図書館同士が相互に連携している A A A A A A 15-2 視覚障害者情報提供施設*(点字図書館)と連携している  A A A B B B 15-3 聴覚障害者情報提供施設*と連携している A A A B B B 15-4 特別支援学校の学校図書館と連携している A A A A B B 15-5 小学校・中学校・高等学校の学校図書館と障害者サービスに関して連携している A A A A A B 15-6 大学図書館と障害者サービスに関して連携している A A B B B C 15-7 上記以外の図書館(福祉施設, 病院患者図書館,刑務所図書館等)と障害者サービスに関して連携している A A B B C C 15-8 図書館以外の機関と障害者サービスに関して連携している A A B B C C 15-9 自治体内に館種横断の障害者サービスに関する協議体を組織している A A B B C C