分類委員会記録第30期23回(2007年2月13日)
出席者:金中、大曲、黒田、坂本、嶋田、平野、光島
資料
・NDC新訂10版に向けての意見(私立大学図書館協会東地区部会研究部)
・「公共機関、関係団体等における「ハンセン病」の語の取り扱い」について(通知)写し(厚生労働省)
・「総合学習」「総合的な学習の時間」の用語説明
・「放射能」「放射線」の用語説明
報告・協議
1.蹴鞠
外部指摘を受け、9版の相関索引「蹴鞠 784.8」は
「384.8」の誤植であることを確認。
なお、新訂10版においては、「783 球技」に
注参照「*蹴鞠 → 384.8」を追加し、
相関索引の「けまり 384.8」「蹴鞠(シュウキク)384.8」は、両方を残す予定。
2.ハンセン病
NDC9版の増刷にあたり、細目表に記載されている「癩」表記を
特例措置として以下のとおり変更する。
「491.64 炎症」に例示されている「癩」及び、
「494.83 癩 [ハンセン病] 」の項目名を、それぞれ「ハンセン病」へ訂正。
「498.6 疫学.防疫」に挙げられている「癩予防」は削除。
ただし、今後も差別的表現等についての修正は、原則次版で対応する方針は維持する。
3.NDC9版改訂に対する外部からの要望について
私大図協分類研究分科会より、新訂10版に向けての意見書(平成19年1月20日付)が寄せられた。
印刷媒体としての限界や使い勝手等も考慮し、6項目にわたる要望について
個々に検討を行った。
次回委員会予定 3月13日(火)