令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2011/04/06

第548号

====================================================<2011/4/6発信> 
             JLAメールマガジン  第548号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2011 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■『図書館雑誌』4月号のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○被災地への支援行動を呼びかけます。
 日本図書館協会は東日本大震災支援の一環として、<HELP-TOSHOKAN(被災
 地読書支援隊)の派遣>を計画しました。協力を訴えます。
 目的:今回の地震・津波・原発事故などで読書環境を奪われた被災地に直接
 間接の支援を行う。現地の図書館と協議をしながら、支援を行っている団体、
 個人が共同して支援を行うようにする。
 1)具体的な支援行動 第1期(4~5月)
 ・週末(木曜~日曜)を利用しての支援行動を、4月21日(木)から4回行う
 ・第1回4月21日~24日、第2回5月12日~15日、第3回5月19日~22日、第4回
  5月26日~29日(各回4~5名を募集、運転できる方特に歓迎)
 ・集合地:日本図書館協会(車は、協会でレンタカーを手配)
 ・活動拠点:当面1,2回目は宮城県気仙沼を中心に展開の予定(宿泊は今回
  支援活動で協力関係にあるシャンティ国際ボランティア会現地臨時支部を予定)
 ・支援内容:児童書を中心に域内の分館や施設に避難している子供たちへの
  配本、読み聞かせ、上映会など。
 ・参加条件:ボランティアが基本です。日当などは支給できません。着替え、
  食料は各自持参ください。ただし、集合場所までの交通費は3000円を超え
  た半額を協会で負担します。ボランティア保険未加入の方は応募の際、申
  し出てください。
 ・問合先:日本図書館協会(震災対策委員会)西村、西野
   TEL:03-3523-0814 FAX:03-3523-0844 e-mail:nishimura★jla.or.jp
 2)具体的な支援行動 第2期(6~7月)
 ・HELP-TOSHOKANの地域拡大
 ・自動車図書館による配本活動の開始
 ・義援金を活用した配本10,000冊の展開
 ・自主ボランティアによる図書館復興支援の組織化
 ・図書館関係団体による図書館復興に向けた共同の政府要請行動
 ☆なお、計画は状況により今後変更されることがあります。

○被災地への公衆送信による著作物の提供について、共感広がる
 既報、日本図書館協会は被災地から求められた資料を公衆送信の活用により
 提供することについて、著作権団体にその許諾を要請したが、各団体からは
 積極的、肯定的な回答が寄せられている。日本書籍出版協会は会員各出版社
 に日図協から要請があったことを伝えるとともに、協会にも「お申し出に対
 して異論のないことをお伝え申し上げます。」と次のようなご返事をいただ
 いた。
 冒頭「被災地域では図書館機能が十分果たせない状況にあることは十分理解
 している」と表明したのち、「日本各地の図書館から図書館資料を被災地へ
 向けて公衆送信することについて」、当協会は「直接許諾を出せる立場では
 ないことはご理解頂けるものと思います」と述べるとともに、「当協会会員
 各社においてもこのお申し出について異論のあるところはないと考えるとこ
 ろ、貴協会としては事態の緊急性に鑑み、貴協会あるいは加盟図書館の判断
 の基で必要かつ適切な範囲において公衆送信を行って頂いて差し支えないも
 のと考えます。」と表明いただいた。さらに万一「権利者あるいは出版社か
 ら異論、あるいは問題点が示された場合には、貴協会は問題解決に向けて当
 協会と協力して対応して頂くことをお約束頂きたいと考えます。」と述べら
 れている。
 日図協はこのご返事に対して、感謝を伝えるとともに、問題が起きた場合は
 誠意をもってご協力することを述べた返事を理事長名で送った。
 日本書籍出版協会の会員各社宛の文書は
 http://www.jbpa.or.jp/pdf/documents/saigai-support-info.pdf
 このほか日本文藝家協会、日本新聞協会、日本ビジュアル著作権協会、出版
 社著作権管理機構からも、趣旨を会員に伝えるとの回答が寄せられた。(株)
 リブラ・エージェンシーなど個別の会社からも賛同の返事がある。
 また既に医学書院、学芸出版社、岩波書店、日本医書出版協会、自然科学書
 協会なども被災地が必要とされる図書、雑誌などの公開、無償提供をする動
 きも示している。
 日本図書館協会の要請については、マスコミも注目し、3月26日の朝日新聞
 夕刊で報道されたほか、「新文化」3月31日、「文化通信」4月4日でも大き
 く取り上げられた。
 なお全国公共図書館協議会も文部科学省生涯学習政策局長宛に、公衆送信に
 係る特例措置を3月29日要望した。

・日本図書館協会の東日本大震災についての取組みは下記HPを参照ください。
 東日本大震災について
 http://www.jla.or.jp/earthquake/index.html
 義援金のお願い
 http://www.jla.or.jp/earthquake/bokin.html

○文部科学省、被災児童・生徒等の支援に係わるポータルサイトを開設
 文部科学省は4月4日、被災地が必要とする支援をより受けやすくなるよう、
 被災地のニーズと各団体が提供可能な支援を相互に提供しあうためのポータ
 ルサイトを開設した。早速絵本や図書の提供など多くの支援提案が寄せられ
 ている。協会もこれに協力し、呼びかけをしている。
 http://manabishien.mext.go.jp/

○筑波大学大学院図書館情報メディア研究科で大学院説明会を開催
 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科では、筑波キャンパス(春日エリ
 ア)および東京キャンパス(神保町地区)において、昼夜開講の博士前期課
 程(修士課程)および博士後期課程を開設しており、一般学生、外国人留学
 生および図書館現職者等の社会人学生が学んでいる。博士前期課程において、
 2011年度から「図書館情報学キャリアアッププログラム」を開設した。また、
 高い管理能力をもつ図書館員の養成を目的とした図書館経営管理コース(7
 科目で構成)を併せて開設している。
 2012年度入学者のための同研究科大学院説明会(研究科概要、入試、カリキ
 ュラムなど)が下記のとおり開催される。
 説明会日時・場所:
 4月28日(木)18:20~19:40 筑波大学筑波キャンパス(春日エリア:7A205講義室)
 4月30日(土)14:30~16:00 筑波大学東京キャンパス(神田神保町地区322講義室)
 *現在、東京キャンパスの大塚地区は校舎改築のため、神田神保町の仮校舎
 (住所:千代田区神田神保町3-25 住友神保町ビル)にて開講。
 *大学院説明会の事前申込みは不要。問合わせ先:筑波大学図書館情報等支
  援室大学院学務係(029-859-1120)
 詳細は、http://www.slis.tsukuba.ac.jp/grad/admission/opencampus.htmlを参照。
 研究科HP: http://www.slis.tsukuba.ac.jp/grad/
 
○4月30日は図書館記念日
 日本図書館協会が図書館法施行の日を記念して制定したものです。
 http://www.jla.or.jp/kinenbi.html
 ご好評をいただいている日本図書館協会作成の「図書館記念日・図書館振興
 の月」のポスターは、施設会員および都道府県立図書館・図書館協会には3月
 中旬に配布いたしました。今年の原画デザイナーははまのゆか氏。
 図書館記念日を記念してJLA出版物の特別セールも実施中です。
 http://www.jla.or.jp/bargain2/index.html

○JLA新規会員募集キャンペーン実施中
 現在、日本図書館協会では会員拡充のためのキャンペーンを行っています。
 特典を用意していますので、この機会に、お近くのまだ入会していない方な
 どにお知らせお誘いくださいますようお願いいたします。
 詳細は下記をご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/campaign/index.html

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◆新聞記事より(地域版含む)
○旧市立図書館取り壊し 宮古島 市長、考える会に報告(沖縄タイムス3/4)

○「図書館で自習」対応ばらつき 「本来の役割違う」が… 実態は"黙認"も 
 弾力的な運用、やむを得ず 甲南大学文学部・馬場俊明教授(図書館学)の
 話(神戸3/6)

○200冊を準備 貸し出す 図書館開設目指し 住民がブックカフェ 奥出雲
 (山陰中央新報3/6)

○図書館司書 全県立高に [島根]県が新年度新たに12校(中国3/7)

○赤字三セクの敷地買収 南魚沼市、駅前SCの一部を図書館に 借金を「肩代
 わり」(朝日3/8)

○1人100冊全児童が読破 東桜島小 51人、平均は200冊(南日本3/10)

○県内貸し出し29館で580万冊 佐賀市 県立図書館協(佐賀3/12)

○図書情報館と先端大 図書で協力協定(奈良3/17)

○来月から市民に開放 おはなしライブラリー 県立大短大・松江キャンパス
 「絵本に親しんで」と準備(山陰中央新報3/17)

○原発関連の本で 特設コーナー開設 上尾市立図書館(埼玉3/18)

○郷土資料や専門書に力 [広島]県立図書館が収集方針改革へ 調査機能を強
 化 市町と役割分担(中国3/19)
 
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◆『図書館雑誌』4月号(64ページ・定価980円)のお知らせ
○特集「ICT技術と図書館システム環境の変化」
・国立国会図書館が提供する新しい検索サービス「国立国会図書館サーチ」
 (NDL Search)(小澤弘太)
・情報システムは誰のものか-“Librahack事件”から考察する(榎本康宏)
・クラウドコンピューティングの概要と図書館(吉田大祐)
・図書館一年生,システム奮闘記(淺野隆夫)
・Code4Lib JAPANの活動と図書館(米田渉)
・図書館のコンピュータシステムの現状に関する調査
 -2010年度,図書館システム現状調査アンケート結果より(外崎みゆき)
○公益社団法人日本図書館協会の定款の変更案について
 (JLA新公益法人制度移行準備委員会)
 
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◆求人情報
○名古屋都市センターまちづくりライブラリー 臨時職員:1名
 応募締切:2011年4月17日(日)必着

○杉並区立学校 (非常勤職員)学校司書:22名
 応募締切:2011年4月26日(火)17:00必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/job.htm
 
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◆JLAからのお知らせ
○『図書館雑誌』3月号及び第13・14回施設会員配付資料の発送について
 配達困難地域以外への引受けが再開されましたので、発送の準備を進めております。
 お届けが遅くなっておりますが、ご理解をたまわりますよう、よろしくお願い
 申し上げます。日本郵便HP http://www.post.japanpost.jp/whats_new/index.html
 ※『図書館雑誌』及び施設会員配付資料の発送は【ゆうメール】を利用しています。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)
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■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp 
 

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