令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2020/10/28

第1016号


=======================================================<2020/10/28発信>
JLAメールマガジン 第1016号
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編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
Copyright,2020 Japan Library Association 無断転載転送を禁じます
JLAホームページアドレス https://www.jla.or.jp/default.aspx
JLAメールマガジンのバックナンバー
http://www.jla.or.jp/tabid/262/Default.aspx
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▼目次▼
■図書館界ニュース
■『図書館雑誌』11月号のお知らせ
■求人情報
■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース

○日本図書館協会による第11期「認定司書」の申請を受け付けます
第11期(2021年度認定)日本図書館協会「認定司書」の申請を11月1日から
受け付けます。この制度により、第10期認定審査(2020年4月1日認定)まで
に、合計175名の認定司書が誕生しています。
なお、すでに認定された認定司書についても、要件を充足すれば申請できる
ようになっているため、認定更新についても受け付けています。
今年度から申請手続きが大幅に変わりましたので、認定司書事業委員会のペ
ージ内のお知らせに掲載される申請方法を必ず確認の上、申請してください。
<認定司書事業委員会のページ> https://www.jla.or.jp/nintei
受付期間:2020年11月1日(日)0時0分~11月30日(月)23時59分
(上記時間内での指定されたURLへのデータ提出のみ受け付けます)
審査料:7,000円 認定料:協会個人会員は20,000円、協会個人会員以外は
110,000円(認定更新も同じ)

○文部科学省委託事業「読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」
明日(10月29日)、参加申込締切です
標記研修の締切が明日となりました。ウェブ方式では、職場や自宅で部分的
に受講することも可能です。お早めに参加申込をお願いいたします。
開催日時(第1回と第2回は同じ内容):
(1)第1回 2020年11月17日(火)、18日(水)、19日(木)9時~17時
(2)第2回 2021年2月1日(月)、8日(月)、15日(月)9時~17時
対象:都道府県立図書館、政令指定都市立図書館の職員、市区町村立図書館
の職員、図書館関係者
参加費:無料 申込締切:10月29日(木)先着順
申込方法など詳細は下記をご覧ください。
http://www.jla.or.jp/portals/0/html/lsh/2020monka.html

○2020・第74回「読書週間」が開催
公益社団法人読書推進運動協議会が主催する恒例の秋の行事「読書週間」が
今年も始まった。期間は10月27日から11月9日まで(「文化の日」を中心に
2週間)、標語は「ラストページまで駆け抜けて」。期間中は、「全国優良
読書グループ表彰(第53回)」、「野間読書推進賞(第50回)」の贈呈式が
開催されるほか、道府県の読書推進運動協議会、関係各団体の協力を得て、
各種行事が実施される。公共図書館、公民館、小・中・高等学校の学校図書
館などにおいても「読書研究会」「読書のつどい」「図書・雑誌の展示会」
など、地域の状況に応じた範囲内での協力を求めている。
http://www.dokusyo.or.jp/jigyo/dokusyo/dokusyosozai.htm#

○日本財団、「読む・書く」をテーマに18歳の意識調査の結果を発表
日本財団は、読書週間を前にした10月26日、「読む・書く」をテーマに、18
歳の若年層を対象とした意識調査の結果を発表した。調査は、全国の17歳~
19歳の男女を対象に、2020年9月29日~10月5日にインターネット調査で実施
され、回答数は合計1,000であった。質問項目は本や新聞を読むことや文章を
書くことについてであったが、コロナの影響で「読書量が増えた」と回答し
た人は24.9%などの質問・回答も含まれている。内容は以下のとおり。なお、
報告書の詳細版は11月公表予定とのこと。
・日本財団HP:
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2020/20201026-50523.html

○日本学術会議問題、図書館関係団体からも声明
菅義偉首相が日本学術会議の新会員候補6人を任命しなかった問題を巡り、
10月21日に日本図書館情報学会が、10月23日には日本図書館文化史研究会が
それぞれ声明を出した。内容は以下のとおり。
・日本図書館情報学会:http://jslis.jp/2020/10/21/statement/
・日本図書館文化史研究会:http://jalih.jp/publish/seimei.pdf

○図書館関係の権利制限規定の在り方に関するワーキングチーム(第4回)、
開催
文化庁は、10月26日(月)に第4回の文化庁文化審議会著作権分科会法制度
小委員会図書館関係の権利制限規定の在り方に関するワーキングチーム(以
下、図書館WT)を開催した。(1)入手困難資料へのアクセスの容易化(法
第31条第3項関係)に関する取りまとめについて、および(2)図書館資料
の送信サービス(法第31条第1項第1号関係)に関する論点整理の2項目を中
心に協議がなされた。
まず、議事(1)では、美術館・博物館等における入手困難資料について、
将来的に国立国会図書館以外の機関もハブとすることの検討が必要であると
追記された。竹内比呂也委員からは、公共図書館についても、地域資料等の
入手困難資料のニーズがあると指摘された。
続いて、議事(2)では、(1)正規の電子出版等をはじめとする市場との
関係、(2)送信の形態・データの流出防止措置、(3)主体となる図書館
等の範囲、(4)補償金請求権の付与などが論点として提示された。意見交
換・質疑応答では、市場との関係を整理することが必須であること、「一部
分」「発行後相当期間」等の要件の見直しについて公衆送信以外は従来の秩
序を維持するが公衆送信について補償金を付与する「ただし書き」を付ける
ことが事務局案であること、補償金の実運用の詳細を定めるガイドライン策
定にあたってはユーザー等も関係者に含める必要があること、などの意見が
出された。また、不正防止においては図書館の現場の負担にならないように
しつつも図書館員が不正に気付くことへの期待が指摘された。補償金請求権
と無料公開の原則(図書館法第17条)の関係も議論された。学校図書館に関
しては、参考資料として、学校図書館問題研究会の「学校図書館に関する要
望書」および「著作権法第31条における「図書館等」に学校図書館を加える
ことで対応できる事例について」が示された。冒頭の文化庁からの説明にお
いて学校図書館関係団体で打ち合わせを行ったが、意見に相違があり、引き
続き意見交換していくことが報告された(JLAメールマガジン第1015号参照)。
※図書館関係の権利制限規定の在り方に関するワーキングチーム(第1回~第
4回)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/toshokan_working_team/
※日図協著作権委員会のページ
http://www.jla.or.jp/committees/chosaku/tabid/280/Default.aspx

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◆『図書館雑誌』11月号(76ページ・定価1026円)のお知らせ
○特集「新型コロナウイルス流行下における大学図書館の非来館型サービス」
・京都大学附属図書館が提供している非来館型サービス(北條風行)
・新型コロナウイルス流行下における東北大学附属図書館の取り組み
(永井伸・堀野陽子)
・聖心女子大学図書館オンラインによるガイダンスの事例報告
-非来館でどこまでできるか(北村早紀子)
・コロナ禍における立命館大学学生ライブラリースタッフの取り組み
(岩田典子)
・学びを止めるな!-帝京大学ピアサポーターによるオンライン学習相談と
配送貸出サービスの試み(堀野貞美)
・「場所」としての図書館機能のオンライン化-東京学芸大学オンライン
朝読書ルームとデジタル書架ギャラリーの試み(高橋菜奈子)
・YouTubeによる図書紹介とオンライン学生選書ツアー
-福山市立大学の取り組み(辻水衣)

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◆求人情報

○栄光学園中学高等学校 学校図書館司書募集:1名
応募締切日:2020年11月30日(月)

○甲南大学図書館 閲覧・逐刊・受入スタッフ募集:1名
応募締切日:2020年11月30日(月)

求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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◆JLAからのお知らせ

○第106回全国図書館大会和歌山大会(オンライン大会)について
参加申込は2020年10月24日(土)で締め切りました。参加者数は、10月24日
15時現在で1,339人とたくさんの方にお申込みいただきました。ありがとう
ございます。なお、銀行振込による参加費のお支払いは、11月2日までとな
っておりますのでよろしくお願いします。
第106回全国図書館大会和歌山大会:https://106th-wakayamataikai.info/

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■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga@jla.or.jp

 

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