令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2018/11/20

第918号

===================================================<2018/10/24発信>
  JLAメールマガジン 第918号
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 編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
■集会等のお知らせ
■求人情報
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◆図書館界ニュース
○第104回全国図書館大会東京大会終了
 今年の全国図書館大会が、10月19日~10月20日、国立オリンピック記念青少
 年総合センターにおいて開催された。参加者数は現在集計中。
 初日の19日は、主催者、共催者代表挨拶の後、文部科学大臣、国立国会図書
 館長、図書議員連盟会長、学校図書館議員連盟会長の祝辞があり、第34回日
 本図書館協会建築賞の表彰が行われた。受賞館は市立小諸図書館とふみの森
 もてぎ図書館。続いて理事長の基調報告の後、シンポジウム「市民とともに
 成長する図書館-図書館専門職の力」が行われた。パネリストは、武久顕也
 氏、柳瀬寛夫氏、豊田恭子氏、是住久美子氏、コーディネーターを植松貞夫
 氏が務め、示唆に富む刺激的な内容で好評であった。夕刻には懇親交流会が
 催された。
 二日目の20日は午前・午後に分かれ、館種やテーマごとに20の分科会が開催
 され、それぞれの分科会で充実した講演・発表や議論が行われた。午前中に
 は「埜納タオ先生講演会」も開催された。各分科会とも多数の参加者を得て
 盛況であった。
 なお、分科会終了後、日本図書館協会会員の集いが開催された。
 来年の第105回全国図書館大会は、2019年11月21日(木)、22日(金)に、
 三重県総合文化センターを会場に行われる予定となっている。
 http://jla-conf.info/104th_tokyo/index.php/

○NHK名古屋放送局、東海北陸の図書館を紹介
 日本放送協会名古屋放送局は10月16日午前、総合テレビの帯番組「さらさら
 サラダ」で「個性が光る!東海北陸の図書館大調査」を放映した。「読書の
 秋。本好きな人の生活に欠かせないのが図書館。図書館を利用しないという
 人も増えている中、さまざまなアイデアでがんばっている東海北陸の個性派
 図書館を紹介する。」との趣旨で編集、制作され、岐阜市立図書館、福井県
 立図書館、名古屋市自動車図書館(南図書館)などの施設とともに、それぞ
 れの図書館サービスの状況や利用者の様子、意見などを放映、紹介した。図
 書館だけでなく、犬山市の家庭文庫・どんぐり文庫について、利用の子ども
 たちや運営している主宰者の考えなども放映した。ナレーションでは、日本
 図書館協会から提供した東海北陸7県の図書館数、貸出登録者数、貸出点数、
 資料費予算額などの2000年度からの推移などの紹介もあり、図書館の利用拡
 大の取組みを期待する内容となっている。同局では引続き図書館や文庫など
 を番組で採り上げていきたいと表明している。
 なお日本図書館協会資料室に、同番組を記録したDVDが寄贈された。

○図書館の出版市場は776億円-日販が出版物販売額の実態を公表
 日本出版販売株式会社は『出版物販売額の実態 2018』をこのほど刊行した。
 2017年度の出版物販売総額は1兆6,223億200万円、前年度比94.2%と減少が
 続いている。これまで1996年度の2兆4,662億4,100万円がピークとされてい
 たが、この集計では「数値の精度向上のため算出方法を洗い替えている」と
 し、ピークは2006年度の2兆4,933億6,000万円と修正している。販売ルート
 別では「書店」が63.2%を占めているが前年度比は94.1%、唯一増加が続い
 ているのが「インターネット」で1,987億7,000万円と12.3%を占めている。
 「コンビニエンスストア」での販売額の減少は前年度比84.8%と著しく、
 1,576億4,600万円と初めて「インターネット」を下回った。「出版社直販」
 も初めて「インターネット」を下回っている。
 図書館については、読者が“本”と触れ合う接点をタッチポイントと定義し
 たデータ「タッチポイント別市場規模」のなかで明らかにしている。総額
 776億2千万円で、市場における構成比は3.7%に過ぎない。図書館種別では、
 公共図書館250.9億円、小学校図書館104.6億円、中学校図書館68.8億円、高
 等学校図書館36.2億円、大学・短大・高専図書館315.7億円であるが、総額
 では2015年度835.7億円、2016年度810.3億円、2017年度は前年度比95.8%と
 減少が続いている。館種ごとに見てもすべて減少している。
 公共図書館の1人当りの貸出冊数も紹介しているが(「個人貸出、団体貸出
 の合計を人口で割って独自に算出」としている)、2015年度5.71冊、2016年
 度5.80冊、2017年度5.72冊とのことで、減少傾向にあることを明らかにして
 いる。

○慶應義塾大学文学研究科図書館・情報学専攻による社会人大学院説明会
 日時:2018年12月1日(土)12:00(正午)~(1時間程度)
 場所:慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎7階 471教室
    (地図:https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html)
  参考URL http://web.flet.keio.ac.jp/slis/
 *事前申込は不要。
 *このコースは、図書館員を中心とした情報関連専門家の再教育を目的
  とし、特に最新の情報技術や経営管理の知識・技能の修得、現職者と
  教員とのディスカッションを通じての問題解決能力の向上を図る(厚
  生労働省教育訓練給付制度の対象スクール)。
 *昼間の大学院の説明会は12/4(火)に開催(詳しくは、上記のウェブ
  サイトを参照)。

○2018・第72回読書週間
 10月27日~11月9日(文化の日を中心にした2週間)、恒例の読書週間が開
 催され全国各地で読書に関する行事が開催される。今年の標語は「ホッと一
 息 本と一息」。
 http://www.dokusyo.or.jp/jigyo/jigyo.htm

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◆集会等のお知らせ
○第66回日本図書館情報学会研究大会、シンポジウム
 日時:2018年11月3日(土)~4日(日)
 会場:琉球大学 千原キャンパス 教育学部
 詳細HP:http://jslis.jp/events/annual-conference/
 シンポジウムは一般公開(無料)されます。
 日時:2018年11月4日(日)14:15-16:55
 テーマ:図書館情報学における歴史研究の今とこれから
 会場:琉球大学 千原キャンパス 人文社会学部文系講義棟 2階215教室

○大図研京都ワンディセミナー
 「米国図書館界の新潮流「エンベディッド・ライブラリアン」サービス」
 主催:大学図書館問題研究会京都地域グループ
 日時:2018年11月4日(日)14:00~16:50 (13:45開場)
 会場:京都ノートルダム女子大学ソフィア館5階S502教室
 講師:サンディー ・クレイマー 氏(アリゾナ大学ヘルスサイエンス図書館
  副館長)、マリオン・スラック 氏(アリゾナ大学 薬学部教授)、ジェニ
  ファー・マーティン氏(アリゾナ大学ヘルスサイエンス図書館司書)、鎌
  田均氏(京都ノートルダム女子大学 准教授)、金田佳子氏(富山大学学
  術情報部図書館)
 参加費:大図研会員:無料/非会員:500円
 申込締切:10月28日(日)17:00
 問合先:大学図書館問題研究
 申込・詳細HP:https://www.daitoken.com/kyoto/event/20181104.html

○平成30年度 市町村立図書館等提案型研修 関西・中部発「これが普通の図
 書館やねん」
 主催:五所川原市立図書館、青森県立図書館
 日時:2018年11月9日( 金)
 会場:青森県総合社会教育センター2階第5研修室
 対象:図書館・公民等のすべて職員
 申込締切:10月31 日(水)
 申込・問合先:五所川原市立図書館 TEL:0173-34-4334 FAX:0173-34-3256
  担当 次長 須藤紀子

○平成30年度 図書館地区別研修(東海・北陸地区)
 主催:文部科学省、愛知県教育委員会
 日時:2018年11月13日(火)~11月16日(金)
 会場:愛知県図書館 5階大会議室
 テーマ:政策支援・まちづくりと図書館
 申込締切:10月28日(日)
 問合先:愛知県図書館資料支援課広域グループ(担当:阪野、石野)
  TEL:052-212-2323 FAX:052-212-3674 E-mail:kouiki★aichi-pref-library.jp
 詳細HP:https://www.pref.aichi.jp/soshiki/syogaigakushu/104010401040.html

○「いま高知から~見えない・見えにくい人への情報提供を考える」
 主催:公共図書館で働く視覚障害職員の会(なごや会)
 日時:2018年11月24日(土)13時から16時半(12時半開場)
 会場:オーテピア4階ホール
 定員:80名
 参加費:無料
 申込締切:11月22日
 詳細HP:https://www.nagoyakai.com/event/20181124kochi.html

○[専図協]研修会(北海道地区)「札幌市図書・情報館見学会」「接遇研修会」
 日時:2018年11月28日(水) 16:00~20:00(見学会16:00~17:00分・研
  修会18:00~20:00)
 会場:札幌市図書・情報館(札幌市民交流プラザ内)
 内容:「気付きを上げる実践型接遇研修(入門編)」
 講師:加納尚樹氏(キハラ株式会社)
 定員:30名(申込先着順)
 参加費:専図協会員:無料/非会員:1,000円
 申込・詳細:https://jsla.or.jp/20181128-kensyuukai/

○日本図書館協会「図書館基礎講座in東海」
 主催:日本図書館協会図書館基礎講座東海地区実行委員会
 日時:12月2日(日)・3日(月)10:30~16:45
 会場:[2日]田原文化会館、[3日]豊橋市中央図書館
 内容:[2日]「現代の図書館の動向」是住久美子氏(田原市中央図書館)、
  「出版流通と資料選択」西千里氏(岡崎市立中央図書館)、田原市中央図
  書館見学ツアー、[3日]「図書館の基礎」高柳有理子氏(田原市中央図書
  館)、「図書館の自由」田中敦司氏(名古屋市北図書館)、豊橋市中央図
  書館見学ツアー、(豊橋駅周辺で懇親会、会費4,000円程度)
 定員:各科目40名(先着順)
 参加費:1科目500円(1科目でも受講可。見学ツアーは受講者のみ)
 申込方法:(1)名前(ふりがな)(2)所属(3)受講希望科目(見学含)(4)電話
  番号(5)メールアドレス(6)領収書の有無(7)懇親会参加の有無を明記の
  上、件名「基礎講座東海申し込み」としてメール(kikaku★jla.or.jp)
  またはFAX(03-3523-0841)にお送りください(メール申込歓迎)。
 申込締切:11月27日(火)14:00
 問合先:日本図書館協会・秦 TEL:03-3523-0816

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◆求人情報
○慶應義塾普通部 司書教諭(専任) 募集:1名
 応募締切日:平成30年11月22日(木)

○埼玉県立がんセンター 司書(非常勤職員)募集:1名
 応募締切日:平成30年11月30日(金)

○神戸市学校司書(学校図書館担当職員)の募集:50名程度
 応募締切日:平成30年12月5日(水)

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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