令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2015/09/28

第764号

====================================================<2015/8/19発信>
             JLAメールマガジン  第764号
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   編集発行:公益社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2015 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
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◆図書館界ニュース
○2015「読書週間」について
 今年で第69回を迎える「読書週間」が次のとおり実施される。
 名称:2015・第69回 読書週間
 主催:公益社団法人 読書推進運動協議会(日本図書館協会、全国学校図書
  館協議会、日本書籍出版協会、日本雑誌協会、教科書協会、日本出版取次
  協会、日本書店商業組合連合会)
 期間:2015年10月27日から11月9日まで(「文化の日」を中心に2週間)
 標語:いつだって、読書日和
 <参考:「読書週間」の前史とはじまり>
 「読書週間」の源流は、1924年(大正13年)。大量の出版物が消失した、関
 東大震災からの復興期に、日本図書館協会が、全国で読書の鼓吹・図書文化
 の普及・良書の推薦などを目的とした行事を展開しました。のちに「図書館
 週間」と名付けられたこの行事には出版界も参加し、年中行事として定着し
 ました。しかし、1942年(昭和17年)、太平洋戦争のさなか「一般週間禁止
 令」により、その幕を閉じることになります。
 このような戦前史を持つ「読書週間」は、1947年(昭和22年)、終戦の2年
 後、まだ戦火の傷跡がいたるところに残っているとき、「読書の力によって、
 平和な文化国家を創ろう」と決意をひとつに、出版社、取次会社、書店と公
 共図書館が力を合わせ、新聞、放送のマスコミ機関も加わって、11月17日か
 ら、第1回が開催されました。(2015「読書週間」趣意書より転載)
  『読書推進運動の二十年』(読書推進運動協議会編):
  http://www.dokusyo.or.jp/jigyo/dokusyo/zenshi.pdf

○国立国会図書館、「図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識
  調査」実施、調査結果のデータを公開
 調査は、近年情報環境が劇的な変化を遂げているなかで、テレビ、雑誌、新
 聞、インターネットなどからどの程度情報を入手しているのかといった情報
 行動の傾向や図書館に対する意識を把握し、図書館関係者に今後の図書館の
 在り方の検討に資する基礎的な情報を提供することを目的に行われた。調査
 の概要は次のとおり。
 ・調査対象:20歳以上の日本在住者(有効サンプル数5000件)
 ・調査方法:オンライン調査
 ・調査期間:2014年12月12日(金)~12月17日(水)
 ・調査内容:「情報行動の傾向」「公共図書館の利用状況」「公共図書館へ
  の意識」に大別
 データを集計した集計レポートのほかに、調査結果のデータそのものを公開
 している。図書館の利用者像の分析などに、データそのものを活用すること
 ができる。公共図書館への意識を把握するために、地域やコミュニティに対
 する意識についても調査している。
 URL:http://current.ndl.go.jp/FY2014_research
 問合せ先:国立国会図書館関西館図書館協力課調査情報係
      メールアドレス:chojo★ndl.go.jp
 
○厚労省 社会保障審議会推薦 児童福祉文化財『子どもたちに読んでほしい
  本』公開
 厚生労働省の社会保障審議会では、児童の健全育成の観点からふさわしい出
 版物作品、映像メディア作品、舞台・芸術作品等について、児童福祉文化財
 として推薦を行っている。このうち、出版物の推薦については、各図書館等
 に推薦図書の一覧にしたポスター『子どもたちに読んでほしい本』が配布さ
 れ、広報・啓発が図られてきた。
 そしてこのたび、平成26年度(平成26年4月~平成27年3月)に推薦された絵
 本や児童図書全51点を紹介する『子どもたちに読んでほしい本』のデータが
 厚生労働省HPにて、公開された。
 下のサイトからダウンロードすることができる(PDF(12MB)はB2の大きさの
 ポスター用、JPG(569KB)はA4のちらし用)。厚生労働省では、子どもたち
 に配布したり、子どもたちの目に触れるところに掲示するなど、図書館等で
 積極的に活用されることを期待している。
 http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo_kosodate/suisenjidoufukushibunkazai/index.html
 (または、厚生労働省HP⇒「分野別の政策」⇒「子ども・子育て支援」
  ⇒「施策情報」⇒「子育て支援」⇒「児童福祉文化財」でもアクセス可)

○平成27年度全国公共図書館研究集会
 今年度の全国公共図書館研究集会が下記のとおり開催されます。現在、参加
 申込みを受付け中で、開催要項、参加申込書は公共図書館部会のHPからダウ
 ンロードできます。なお、平成28年度は「サービス部門 総合・経営部門」が
 福岡県で開催される予定です。
 http://www.jla.or.jp/divisions/koukyo/tabid/272/Default.aspx
 <サービス部門 総合・経営部門>
  研究主題:未来を切り拓く図書館を目指して~地域における図書館サービス
  の可能性を考える~
 主催:公益社団法人日本図書館協会公共図書館部会、愛媛県教育委員会、愛
  媛県図書館協会
 主管:愛媛県立図書館
 期日:平成27年11月25日(水)・26日(木)
 会場:にぎたつ会館(愛媛県松山市道後姫塚118-2)
 <児童・青少年部門>
 研究主題:子どもの成長を支える読書の力
 主催:公益社団法人日本図書館協会公共図書館部会、平成27年度全国公共図
  書館研究集会(児童・青少年部門)実行委員会(事務局:岐阜県図書館)
  期日:平成27年11月5日(水)・6日(木)
  場所:岐阜市立中央図書館(みんなの森 ぎふメディアコスモス)

○陸前高田市立図書館(岩手県)被災郷土資料修復の記録動画を東京都立中央
  図書館が製作
 2011年の東日本大震災の津波により大きな被害を受けた陸前高田市立図書館
 の郷土資料の修復を都立中央図書館が行っているが、2013(平成25)年度に
 受け入れた第1次資料51点の修復が2015(平成27)年3月に完了し、陸前高田
 市立図書館に返還されたのを記念して、都立中央図書館はその記録DVDを製
 作した。
 このDVDはすでに全国の道府県立図書館等に配布されているが、このたび動
 画配信サイト「YouTube」でも視聴できるようになった。
 なお、その後発見された第2次資料83点は、現在もなお都立中央図書館で修
 復中である。
 「大津波からよみがえった郷土の宝―陸前高田市立図書館郷土資料の修復」
  (15分)
 (日本語版)  https://www.youtube.com/watch?v=2YT0uGFYhAc
 (英語版)   https://www.youtube.com/watch?v=q4M-N3K3IpY

○2015年度中堅職員ステップアップ研修(1)聴講生の募集について
 大阪で実施する中堅職員ステップアップ研修(1)で開講される科目の聴講
 生を募集します。
 対象:どなたでも聴講できます
 定員:各科目5~10名程度(先着順)
 聴講料:【一般】1科目3,000円【正会員】1科目2,000円
 締切:2015年8月31日(月)(必着)定員になり次第締切
 詳細HP:http://www.jla.or.jp/committees/kenshu/tabid/579/Default.aspx

○専門図書館協議会 / 専門図書館員のための認定資格制度(案)意見募集
 専門図書館協議会では、このたび、専門図書館員のための認定資格制度(案)
 がまとまり、現在、広く意見を募集しています(8月24日(火)まで)。
 専門図書館員とは、独立行政法人、団体、大学、企業などの図書館や情報セ
 ンター等に勤務し、特定の主題やテーマについての資料や情報を扱うひとの
 ことをいいます。正規・非正規の別は問わず、認定を受けることができる制
 度。詳しくは、下記の意見募集のページをご参照下さい。
 http://www.jsla.or.jp/nintei-shikaku/

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◆新聞記事より(地域版含む)
○「読書通帳」子どもに人気 9道府県11市町で採用 [富山県]立山町13年に
 北陸で初 読んだ記録たまり刺激に 小中[学]生に無料贈呈 手作りやシー
 ルも [江戸川区立上一色中学校,鴻巣市立鴻巣中央図書館](北日本6/21)

○日本の博士論文 一括検索可能に 国立情報学研[究所]が10月に無料DB
 (日刊工業6/29)

○JPO[日本出版インフラセンター] 出版情報登録センターが本稼動 相賀[昌
 宏]代表理事らがテープカット(新文化7/9)

○〔こころ〕絵本は社会へつなぐ窓 病気の子に読み聞かせ 医療現場 図書
 館でも支援 [静岡県立こども病院わくわく文庫,長崎市立図書館](読売7/9夕)

○元少年出版 割れる図書館 神戸連続児童殺傷 閲覧不可16自治体/可は20
 遺族感情配慮/知る権利尊重 遺族土師[守]さん 「出版自体許されない」
 [手記を扱わない:神戸市,大分県,鹿児島県 学術目的の館内閲覧のみ認
 める:兵庫県 未成年への貸し出し禁止:滋賀県 貸し出しは今後判断:岡
 山県](読売7/10)

○「絶歌」自主規制は知る自由阻害 [図書館問題研究会](長崎7/14)

○港湾労働者,図書館員… 各界の抗議相次ぐ 安保法案/衆院採決 「有事
 なら動員」「表現の自由ねじ曲げる」[図書館問題研究会など](熊本日日7/22)

○〔データ〕小中[学校]の学校司書配置5割超(日経7/27)

○新図書館工事費8億円 釧路市が基本設計概要 今秋着工へ(釧路6/30)

○神戸連続児童殺傷の加害者手記 「絶歌」扱い/悩む図書館 「税金購入は
 不適当」 「知る権利保障する」 [購入しない:北海道立図書館,登別市
 立図書館,神戸市立図書館 購入する:札幌市中央図書館,北見市立中央図
 書館,市立釧路図書館 保留:岩見沢市立図書館](北海道7/7)

○市立図書館が公民館に移転 きょう新装,企画展も [歌志内市立図書館]
 (北海道<空知>7/25)

○1冊5億円? 青[森]公[立]大[学]「図書システム」 購入額を誤登録
 (東奥日報6/27)

○[岩手県]大槌[町]・御社池の復興拠点施設 17年12月開館へ [図書館は18年
 4月開館予定](岩手日報6/2,関連1紙)

○商業施設を買い取り 遠野市の中核へ開発 店舗・公共の場で拠点に [図書
 館など](朝日<岩手>7/11)

○気仙沼市 補正組み本年度着工へ 図書館・児童センター(日刊建設工業6/15)

○〔宮城文化〕資料探しの手順 A版の冊子に 仙台市図書館が配布
 (朝日<宮城>6/17)

○大島 漁業史研究の拠点に 気仙沼[市] 神奈川大[学]や地元関係者ら 図
 書館建設に汗 9月完成 [大島漁協文庫](河北新報7/22)

○TRC・イリアJVを選定 山形県立図書館活性化支援業務(日刊建設工業6/1)

○[会津]坂下[町]を本の森に [ふくしま本の森]プロジェクト始動 岩手[県 
 遠野文化研究センター]から4万冊譲り受ける サポーターを募集
 (福島民友6/18)

○図書室,4年ぶり開館 [茨城県]城里[町](茨城6/3)

○守谷市図書館に指定管理者導入 来年4月から(茨城6/17)

○[栃木]県内公立図書館 「指定管理」導入50%超 13年度,全国唯一過半数
 経費減,サービス向上狙い/県内指定管理図書館[真岡市,那須塩原市,佐
 野市など] 改善図り入館者増も 継続性を疑問視,一部慎重論 (下野6/14)

○神戸加害者本で[栃木]県内図書館 手記購入判断分かれる 利用者要望/遺
 族に配慮 [購入する:宇都宮市立図書館,小山市立中央図書館 購入しな
 い:那須塩原市図書館,栃木県立図書館](下野6/28)

○[群馬]県立図書館 利用者確保にあの手この手 困りごと相談/他館や研究
 機関とコラボ(朝日<群馬>6/25)

○神戸連続児童殺傷の手記 図書館の対応二分 購入▲「知る権利」応える[高
 崎市立中央図書館,藤岡市立図書館] 見送り▲内容,遺族を配慮[伊勢崎市
 図書館,太田市立中央図書館] [今後選定会議:群馬県立図書館,前橋市立
 図書館 閲覧のみ:兵庫県立図書館](上毛6/27)
 
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◆集会等のお知らせ
○矯正と図書館サービス連絡会 第3回研究会
 テーマ:教誨師は図書館員~恵まれた立場を活かして
 日時:2015年9月1日(火)19:00-20:30
 場所:千代田区立日比谷図書文化館 セミナールームA
 講師:小林是綱氏(日蓮宗常徳寺庵主・甲府刑務所教誨師・山中湖情報創造
    館初代館長)
 参加費:無料・申込不要
 詳細HP:http://kyotoren.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-f961.html
 E-mail:kyotoren★gmail.com

○日本図書館文化史研究会2015年度研究集会・シンポジウム
 日時:2015年9月5日(土)~6日(日)
 会場:白百合女子大学2号館R2008教室
 参加:会員2,000円,非会員3,000円、懇親会(9月5日)4,000円(要申込み)
 参加申込先:名前、所属、懇親会参加の有無を明記し、日本図書館文化史研
  究会事務局(office★jalih.jp)あてにメールで
 シンポジウム:日野市立図書館50年と現代の公立図書館(9月6日13:30~16:50)
 講師・コーディネータ: 山口源治郎氏(東京学芸大学)
 パネリスト:久保田正子氏,森下芳則氏,座間直壯氏,田中ヒロ氏
 詳細参照:日本図書館文化史研究会HP http://jalih.jp/

○情報組織化研究グループ2015年9月月例研究会
 日時:2015年9月5日(土)14:30~17:00
 会場:大阪学院大学 2号館地下1階04教室(02-B1-04教室)
 発表者:佐藤義則氏(東北学院大学)
 テーマ:これからの書誌データ作成事業モデル
 詳細HP:http://josoken.digick.jp/
 事前申込は不要
 問合せ:情報組織化研究グループ世話人 松井純子(大阪芸術大学)
     e-mail:info★josoken.digick.jp

○なごや会 公共図書館の視覚障害者職員の仕事と視覚障害者サービス
 日時:平成27年9月13日(日)11時00分~16時50分
 場所:大阪府立中央図書館 2階大会議室
 主催:公共図書館で働く視覚障害職員の会(なごや会) 西部支部
 共催:関西SL(関西Student Library)
 対象:視覚障害大学生・高校生やその支援者、図書館関係者など
 参加費無料。9月10日(木)までに、Eメールにてなごや会 西部支部まで
 ホームページの詳細を確認し、申し込んでください。
 主な内容:「なごや会の紹介と公共図書館の視覚障害者職員の仕事」、「関
  西SLの活動と関西の視覚障害大学生の現状」、「公共図書館、点字図書館
  などの視覚障害職員の仕事紹介と質疑・情報交換」、「公共図書館でオン
  ラインデータベース(新聞・雑誌記事データベースなど)をスクリーンリ
  ーダー(画面読み上げソフト)や音声ブラウザを使って利用する」
 お問い合わせ・申込:なごや会(公共図書館で働く視覚障害職員の会) 杉田
 Eメール 20150913★hon.jpn.org
 詳細HP:http://www.j7p.net/nagoya20150913/
 
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◆求人情報
○国立女性教育会館有期雇用職員(図書業務担当)募集:1名
 応募締め切り:平成27年9月14日(月)必着

○平成27年度栃木県職員(司書)採用試験:1~2名
 応募締切日:インターネット:8月18日(火)17時15分<受信有効>
       郵送、持参:8月26日(水)<消印有効>

○政策研究大学院大学図書館契約職員募集:1名
 応募締切:平成27年9月4日(金)郵送必着

○平成27年度一関市職員採用試験 司書(一般事務)募集:1名程度
 受付締切:持参・郵送:8月20日(木)消印有効

○臨時職員募集(公益財団法人東京都公園協会 緑と水の市民カレッジ事務局
 みどりの図書館東京グリーンアーカイブスカウンター業務):1名
 募集締切:平成27年8月31日(月)

○平成27年度大阪府職員採用選考(司書職):5名程度
 申込受付締切:郵送又は持参 平成27年8月31日(月)【当日消印有効】
 インターネット 平成27年8月26日(水)午後6時

○一般財団法人 大阪府男女共同参画推進財団非常勤職員募集(大阪府立男女
 共同参画・青少年センター情報ライブラリー勤務):1名
 書類締切:平成27年8月22日(土)必着

○平成27年度大村市職員採用試験(司書A・司書B):若干名
 応募締切日:平成27年8月21日(金)

○学校法人白梅学園 臨時図書館司書職員募集:1名
 応募締切日:平成27年9月10日(木)

○宝塚市立西図書館臨時職員(司書)募集:1名
 応募締切:平成27年8月20日(木)必着

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
 
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■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp  

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TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841