令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
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JLAメールマガジンバックナンバー

2013/09/25

第671号

====================================================<2013/9/25発信>
            JLAメールマガジン  第671号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
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▼目次▼
■図書館界ニュース
■新聞記事より
■集会等のお知らせ
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◆図書館界ニュース
○東日本大震災支援団体による支援情報交換会開催
9月17日、東日本大震災被災図書館関連の支援団体による、今年度2回目の東
日本大震災被災地図書館支援情報交換会が筑摩書房を会場に行われた。
大震災出版対策本部、シャンティ国際ボランティア会、saveMLAK,全国学校
図書館協議会、国立国会図書館、日本図書館協会東日本大震災対策委員会か
ら計8名が出席。図書館振興財団からは活動実績報告資料の提供があった。
大震災出版対策本部からは引続いた被災3県の子どもたちへの夏休み図書カ
  ードプレゼントや本に関するイベント支援などについて報告があった。シャ
ンティ国際ボランティア会からは、仮設住宅を巡回している移動図書館など
の利用状況と利用者の声が報告され、本を手にする文化を届け続けたいと話
された。saveMLAKからは10月に開催される第15回図書館総合展への取り組み
などが報告された。全国学校図書館協議会からは、継続事業である被災地の
学校への地元書店を通じた図書の寄贈支援とコンピュータ・学校図書館用管
理ソフトの寄贈の取り組み状況、8月に開催された「学校図書館元気フォー
ラム★宮城」の報告があった。国立国会図書館からは、震災の記録集等の収
集について、「国立国会図書館長と都道府県立及び指定都市立図書館長との
懇談会」などの会合で協力依頼を行ったこと、IFLAシンガポール大会での震
災関連の展示や報告について、『国立国会図書館月報』の関連記事の紹介が
あった。日本図書館協会からは、前回7月4日以降の活動や今後の予定を報
告した。意見交換では、支援団体が連携した学校図書館支援について、支援
者の精神的ケアの必要性について意見がかわされた。また、支援にかかわる
実務的な情報交換も行われた。次回の支援情報交換会は12月に開催予定。

○JPO、出版権・書誌情報権利研究委員会を設置
日本出版インフラセンター(JPO)は、9月11日の運営委員会で出版権・書誌
情報管理研究委員会の設置を決めた。JPOは、この委員会において、出版流
通情報と出版物を構成する権利に関する情報を一元的に管理するシステムや
体制について調査・研究を行い、その検討を通して施策の提言を行うとして
いる。
 
○東京大学総合図書館、展示「リノベーションスタディーズ」を開催
東京大学総合図書館の3階ロビーで、同大学大学院建築学専攻の大学院学生
による作品展を開催している。本年の夏学期、同大学院建築学専攻の川添善
行スタジオでは、総合図書館の改修をテーマに設計演習を行ったが、演習に
参加した大学院生たち手描きの図面が展示されている。課題は、総合図書館
全体の中の3,000立方メートル(全体積の4%弱)のみを改修することで、図
書館全体を更新してゆくというもの。主催者は、総合図書館のどの空間に注
目し、いかなる空間の質を未来に継承しようと考えたのか、総合図書館の持
っている豊かさ等について考えるきっかけになれば、と願っていると述べて
いる。(「週刊東京大学新聞」2013年9月24日号)
開催期間:9月18日~10月16日(9月26日~30日は臨時閉館)
場所:本郷キャンパス 総合図書館 3階ロビー
*一般の方の入館受付は、平日9~17時。
問合せ先:東京大学附属図書館 イベント企画チーム
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/news/news/soto_13_09_17.html

○障害児のための「適切な教材」の検討
文部科学省は、6月に「障害のある児童生徒の教材の充実に関する検討会」
を設置。障害者基本法に追加された「適切な教材等の提供」(第16条)の具
体化を検討していたが、このほどその報告案が公表された。
障害児の教材として、デジタル教科書、音声や大活字、白黒反転の教材が使
用されているが、これら教材の実状と課題などを挙げ、有効な教材を保障す
る仕組みの必要性を述べている。教材の多くはボランティア団体によって製
作されている実状も挙げている。図書館で用意する資料にも関連することと
して、その施策が注目される。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/100/shiryo/attach/1339666.htm

○大型台風18号による図書館の被害(続報)
京都府立図書館によるその後の情報では、福知山市立図書館大江分館のほか
に舞鶴市立西図書館加佐分館で大きな被害があった。蔵書2,500冊が水損し
たということである。
滋賀県立図書館がまとめた県内公共図書館の状況によれば、大きな被害はな
かったが、建物の雨漏りや当日開館した図書館では交通機関運休による職員
の欠勤などが報告されている。

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◆新聞記事より(地域版含む)
○旧区役所跡地に移転 東灘図書館 来月23日 蔵書数は12万冊に(神戸8/14)

○東松島の住民による住民のための津波地図 市図書館で制作進む
(河北新報8/16)

○新文化複合施設 随意契約に変更 米沢市、入札不調 図書館や市民ギャラ
リー][(朝日<山形>8/16)

○本と人とが集う空間 宮城・石巻に「まちの本棚」(南日本8/16)

○サービス進化 図書館大好評 今治・県内初 電子書籍・音楽情報配信 
本の殺菌・脱臭も(愛媛8/16)

○県立図書館、旭橋に 検討委、移設先を答申(沖縄タイムス8/17)

○久米島に初移動図書館(沖縄タイムス8/17)

○利府町の文化複合施設計画 図書館 16年度先行開館 19年完成
(河北新報8/19)

○レコード 思い出と残す 来春、京に「図書館」 寄贈募集 「時代映す貴
重な記録」(京都8/20夕)

○移動図書館 喜ぶ伊江(沖縄タイムス8/21)

○建設費3000万円圧縮 議会要求受け市が減額 平戸・総合情報センター[新図
書館・公民館複合施設](長崎8/21)

○子ども用スペース 特集コーナー設置 [甲府市]北公民館図書室を改装
(山梨日日8/22)

○出版社への注文相次ぐ 激励や歴史認識へ意見も 「はだしのゲン」閲覧制
限(中国8/22)

○壁いっぱいに 夢の図書室 震災で3校統合 石巻・北上小 絵本作家6人
作品描く(河北新報8/23)

○神戸市、命名権募集で新方式 希望施設とセットで [図書館も]
(日経流通8/26)

○建築の入札中止 設備2件も延期 三重・川越町の図書館等複合施設
(建設通信8/27)

○ホルトホール開館1ヵ月 延べ24万3千人利用 予想を3割上回る 「コン
パル」と合わせ 前年の3倍に増加(大分合同8/27夕)

○図書館車、南アで再び活躍 寄贈の嘉麻市に感謝状(朝日<福岡・筑豊>8/27)

○100年前の音聞こう 大隈侯演説 佐賀の民謡 きょうから 県立図書館で
配信(佐賀8/29)
 
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◆集会等のお知らせ
○未来に繋ぐ記憶と記録~レコードマネジメント/アーカイブズ全国大会~
日時:2013年9月29日(日)11:00-19:30
会場:学習院創立百周年記念会館
内容:基調講演「ビッグデータとアーカイブ」喜連川優氏(国立情報学研究
所所長)「今、記録管理とアーカイブズに何が望まれるのか」高山正也氏
(前国立公文書館館長),テーマ討議,交流会
詳細HP:http://www.arma-tokyo.org/index.htm

○図書館職員スキルアップ研修「図書館サービスの可能性を広げよう!」
日時:2013年10月10日(木)14:00-17:00
会場:大阪府立中之島図書館別館2階
講師:村岡和彦氏,相宗大督氏,榎正滋氏,奥井希氏,片岡なつみ氏,渡部淳氏,
内田紘子氏,谷合佳代子氏,藤井兼芳氏
対象:大阪府域市町村図書館職員等,大学,専門図書館職員等図書館を学ぶ相
互講座基幹構成員ほか 定員:60名程度
申込方法:氏名,所属をE-mailかFAXで下記に連絡。締切:10月1日(火)
申込・問合先:大阪府立中之島図書館ビジネス支援課・赤野,坂本,早瀬
(TEL.06-6203-0474(代)FAX.06-6203-4913 tos★library.pref.osaka.jp)

○2013(H25)年度私立短期大学図書館協議会 関東甲信越地区協議会研修会
日時:2013年10月18日(金)13:00-17:30
会場:亜細亜大学・亜細亜大学短期学部図書館プレゼンテーションルーム2
テーマ:「図書館サービスのあり方を考える-図書館利用教育を如何に行うか」
内容:基調講義「亜細亜大学の図書館利用教育の実践事例と改革・改善点-
アメリカ研修の視点から-」藤懸徳仁氏(亜細亜大学図書館)討論会「図
書館利用教育実践課題徹底討論」図書館見学,情報交換会
参加費(研修会費):加盟館無料/非加盟館2000円 締切:10月4日(金)
詳細HP:http://shitantokyo.org/workshop/pdf/info_kanto2013.pdf
問合先:私立短期大学図書館協議会関東甲信越地区協議会研修会担当(足利
短期大学附属図書館・永瀬美佐子 E-mail:nagase★ashikaga.ac.jp
TEL.0284-21-8242(代) FAX.0284-21-1270(代))

○日本図書館研究会2013年度図書館学セミナー「現代における公共図書館の
運営:中小レポートから50年」
日時:2013年10月19日(土)10:00-16:30
会場:甲南女子大学
内容:発表「中小レポートの成立と意義」塩見昇氏,「九州地区での経験か
ら」永利和則氏,「これからの50年を見据えた図書館づくり~21世紀の中
小レポートの実現に向けて」嶋田学氏,「県民の幸せのためにある図書館」
高橋真太郎氏,「若手の視点から(仮)」鈴木崇文氏,討議
参加費:会員2000円/非会員3000円/学生1000円 締切:10月10日(木)
詳細HP:http://www.nal-lib.jp/events/seminar/2013/invit.html
問合先:日本図書館研究会(E-mail:nalsmnr2013★gmail.com)

○ブックインとっとり2013 地方出版文化功労賞・全国各地の本展
開催期間及び会場:2013年10月23日(水)~10月30日(水)米子市立図書館
第26回表彰式,受賞記念講演会
日時・会場:2013年10月27日(日)13:30-16:00 米子市立図書館
詳細HP:http://www.bookin-tottori.co.jp/
問合先:ブックインとっとり実行委員会事務局(今井書店市民サロン内
TEL.0859-22-5322 FAX.0859-22-5323)

○神奈川県図書館協会第5回研修会
主催:神奈川県図書館協会研修委員会
日時:2013年10月30日(水)10:00-11:30
会場:パシフィコ横浜(第15回図書館総合展フォーラム第3会場)
内容:「学校図書館は学校教育のインフラ-公共図書館はどのように支援で
きるか-」高鷲忠美氏(八洲学園大学教授),高宮光江氏(国立国会図書
館国際子ども図書館司書)
申込HP:https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/kouza/sougouten_kla.html

○大倉精神文化研究所附属図書館 オンライン蔵書検索開始記念講演会
-知の拠点から知の発信へ-
日時:2013年11月1日(金)13:30-15:45
会場:横浜市大倉山記念館ホール
内容:「初めて明かされる大倉精神文化研究所附属図書館の全容」平井誠二
氏(大倉精神文化研究所研究部長)「図書館OPACへようこそ」関乃里子氏
((株)ブレインテック)「伝統ある専門図書館の未来像」鈴木良雄氏(専
門図書館協議会事務局長)定員:80名(当日先着順,入場無料)
詳細HP:http://www.okuraken.or.jp/
※【10月30日~12月27日】図書館の貴重コレクション展を開催
問合先:大倉精神文化研究所附属図書館(TEL.045-834-6636)

図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx

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