令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2013/06/12

第657号

====================================================<2013/6/12発信>
            JLAメールマガジン  第657号
=====================================================================
   編集発行:社団法人 日本図書館協会
Copyright,2013 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
=====================================================================
▼目次▼
■図書館界ニュース
■新聞記事より
■集会等のお知らせ
■求人情報
----------------------------------------------------------------------
◆図書館界ニュース
○日本考古学協会 協会所蔵図書受贈者の公募
日本考古学協会では、所蔵図書について、受贈者の公募を行っている。
http://archaeology.jp/tosho/tosho-kobo.htm
同協会の図書寄贈については、海外流出が話題になったが、その後設置した
特別委員会の議事録など、経緯が詳しく公開されている。
http://archaeology.jp/tosho/index.htm
下記が募集要領である。
1.応募資格:規定に示す通り
http://archaeology.jp/tosho/tosho-kobo.htm#kitei
2.受贈図書の内訳    
62,531冊(1950~2010年度末までの登録済み冊数)
発掘調査報告書及び一般図書 43,663冊
逐次刊行物(1,652種類) 18,868冊
*申請を検討される機関に限り、図書のデータ開示について相談に応じる。
3.公募期間:2013年5月25日~同年10月31日
4.応募書類:本協会所定の申請書(別紙参照、協会公式サイトよりダウン
ロード可)(受贈申請書様式)PDF
5.書類提出先:132-0035 東京都江戸川区平井5-15-5 平井駅前協同ビル4階
一般社団法人 日本考古学協会会長 田中良之 宛 *提出書類は書留便
で郵送してください。その際、封筒の表に「協会所蔵図書受贈応募書類
在中」と朱書きしてください。
6.問合先:一般社団法人 日本考古学協会事務局 E-mail(図書受贈問い合
わせ専用)*お問い合わせは基本的にメールで。
 
○映画「疎開した40万冊の図書」を制作
昨年、戦時中の図書の疎開事業をテーマにした映画「40万冊の図書」が話題
になったが、これに続く新しい映画の制作が進められている。タイトルは
「疎開した40万冊の図書」で、今秋公開の予定である。監督は前作と同じ金
高謙二氏。俳優の長塚京三氏がナレーターに起用されている。
制作にあたって金高監督は、『中田邦造』(日本図書館協会1980年刊)の著
者梶井重雄氏に取材。映画のエンディングで、戦争で図書の疎開を行なった
全国の公共・大学図書館28館、消失または被災した図書館63館の名前が出さ
れるが、『近代日本公共図書館年表』(奥泉和久編著)に掲載されている記
事の出典資料に当って記したものであるという。
お披露目の上映会とイベント、展示会などが8月15日に開催される予定である。

○『ブラジルのむかしばなし』寄贈します。
公益財団法人東京子ども図書館では、2008年から、愛知県豊橋市を中心に、
在日日系ブラジル人の子どもたちへの読書支援活動に取り組んできた。その
一環として制作された、日本語・ポルトガル語併記のお話集『ブラジルのむ
かしばなし』1~3集を、各公共図書館、学校図書館へ1セット、寄贈する。
送料は無料。ふたつの言語の狭間で生きる子どもたちが、母国の文化に誇り
をもち、周囲の理解を得ながら成長する一助に、活用してほしいとのこと。
連絡先:Tel 03-3565-7711 Fax 03-3565-7712 火~土10:00~17:00
詳細:http://www.tcl.or.jp/pdf/normal/brasil.pdf
*この本は、東京子ども図書館や書店で販売もしている(各巻1050円(税込))。

○日本出版インフラセンター、書店活性化事業第2期の調査報告書公開
日本出版インフラセンターは、経済産業省委嘱の書店活性化事業「フューチ
ャー・ブックストア・フォーラム第2期」の報告書『ネット書店に負けない
リアル書店の活性化事業・調査報告書』をとりまとめ、6月12日、同センター
のサイトに掲載した。
内容は、客注商品の迅速配送研究、書店ブランドを活かした新ビジネスモデ
ル研究、リアル書店の新業態研究、リアル書店における電子書籍(端末)販
売の研究、書店活性化に向けた提言。
http://www.jpo.or.jp/select_pdf/data/sec/report01.pdf

○書協副理事長に持谷氏就任
日本書籍出版協会は5月14日通常総会を開催、役員人事などを決めた。副理
事長であった菊池明郎氏(筑摩書房)が退任、後任に持谷寿夫氏(みすず書
房)が就任した。菊池氏は同協会の図書館委員会委員長として、図書館界と
出版界を繋ぐ役割を長く果たしてこられた。全国図書館大会の出版流通分科
会の企画などにも協力いただいていた。後任の持谷氏も図書館委員会委員を
長く務めておられ、現在同委員会の委員長である。図書館員と出版関係者に
よる研究会や図書館の選書、資料費などの課題について発言を続けている。

○「読書人」社長に植田康夫氏が就任
株式会社読書人の社長に、このほど植田康夫氏が就任した。長く「週刊読書
人」の編集に携わるとともに、上智大学教授、日本出版学会会長等を歴任。

○総務省・指定管理者制度調査(続報)
総務省が昨年4月現在で調査した指定管理者制度導入状況のデータの一部は
お知らせしたが(本メールマガジン653号 5月15日配信)、選定基準に関し
ては次のようになっている(指定管理者制度導入図書館は317件)。
・指定管理者の選定基準を事前公表している:226(71.3%)
・選定基準に「平等利用の確保」を挙げている:206(事前公表図書館の91.2%)
・選定基準に「サービス向上」を挙げている:222(同98.2%)
・選定基準に「管理経費の節減」を挙げている:202(同89.4%)
・選定基準に「業務遂行能力」を挙げている:218(同96.5%)
・選定基準の「その他」:50(同22.1%):[例示]地域経済への寄与、地
域内雇用の確保、市内に本社所在、障害者雇用、協働のまちづくり推進、防
災・個人情報保護、ボランティアグループとの協働、危機管理、ほか
・指定管理者との協定等に記載されている雇用、労働条件等の具体的内容:
[例示]地域雇用の配慮、職員能力育成、資格要件(司書、防火管理者)、
直営時の非常勤職員等の人材活用配慮、正規職員は年齢、経験に応じて民間
給与平均額並みの水準確保、指定前勤務臨時職員の雇用継続、ほか

----------------------------------------------------------------------
◆集会等のお知らせ
○主題文献精読会2013年6月例会
日時:2013年6月15日(土)14:30-17:30
会場:日本女子大学新泉山館2階会議室4
テーマ:G.G.Chowdhury and Chowdhury著「Organizing information:
from the self to the web」(Faceted Publishing, 2007)の精読
発表者:藤倉恵一氏(文教大学越谷図書館)
問合先:光富健一(E-mail:mitutomi★gmail.com)鈴木学(日本女子大学
西生田図書館 E-mail:suzukima★atlas.jwu.ac.jp)

○日本図書館協会滋賀支部会員のつどい(2013年初夏)
日時:2013年6月17日(月)15:00-19:00
会場:草津まちづくりセンター
内容:会務報告(2013年度第1回評議員会報告,滋賀支部現況報告,グループ
研究活動報告),日図協の現況および今後について(報告)(森茜日図協
理事長,西野一夫日図協常務理事),質疑応答
参加費:滋賀支部個人会員無料/滋賀支部非会員300円
問合先:日本図書館協会滋賀支部事務局(滋賀県立図書館総務課・高田
TEL.077-548-9691 FAX.077-548-9790 shigashibu★shiga-pref-library.jp)

○スタッフ・ディベロップメント教育プログラム
「専門図書館におけるキャリア形成」
日時:2013年7月1日(月)10:00-17:00
会場:大阪商工会議所4階403号会議室
講師:村橋勝子氏(前大妻女子大学非常勤講師,元経団連情報メディア
グループ長)参加費:専図協会員無料/非会員5000円
詳細HP:http://www.sentokyo-kansai.com/pdf/20130701.pdf
問合先:専門図書館関西地区協議会(TEL.03-3537-8335)

○図書館・情報担当者をエンパワーする-情報事業に関わる女性のキャリア
をひらく-
主催:図書館員のキャリアプログラム研究フォーラム
日時:2013年7月6日(土)13:30-16:30
会場:東京大学柏図書館1階メディアホール
参加費:500円(資料代) 定員:80名(先着順)
詳細HP:http://www.jawe2011.jp/data/20130706chirashi.pdf

○コミュニティと図書館~東日本大震災の経験から学びあう~
日韓草の根図書館交流シンポジウム
主催:日韓草の根図書館交流シンポジウム実行委員会 
共催:川崎市教育委員会
日時:2013年7月12日(金)13:30-17:00
会場:川崎市立中原図書館多目的室
内容:報告(西野一夫氏((社)日本図書館協会常務理事)パク・スニ氏
(幸福な図書館館長・富川地域小さな図書館協議会)田辺浩嗣氏(川崎市
立中原図書館長)イ・ジェヒ氏(冨川市教育情報センター図書館運営課
チーム長)),全体討議 定員:当日先着80名 入場無料
問合先:川崎市立多摩図書館・鈴木(TEL.044-935-3400)

○勁版会第354回例会
日時:2013年7月19日(金)19:00-21:00
会場:新大阪丸ビル本館303号室
内容:「出版メディアの変容-大学における電子学術出版の利用を考える」
湯浅俊彦氏(立命館大学文学部教授)
問合先:高菅出版・高菅純子(TEL.075-222-6743 
E-mail:takasuga★themis.ocn.ne.jp)

○大学図書館問題研究会 第44回全国大会(つくば)
期日:2013年8月10日(土)~12日(月)
会場:つくば国際会議場
内容:[10日]会員総会,研究発表,懇親会[11日]分科会[12日]シンポジウム
申込期間:6月20日(木)~7月31日(水)
参加費:6000円(1日のみ参加3000円)
詳細HP:https://sites.google.com/site/dtk2013tsukuba/
問合先:大学図書館問題研究会全国大会担当(E-mail:taikai★daitoken.com)

図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx

----------------------------------------------------------------------
◆求人情報
○平成25年度東近江市職員採用試験 図書館司書:1名程度
応募締切:【持参】2013年6月17日(月)【郵送】6月14日(金)消印有効
http://www.city.higashiomi.shiga.jp/

○西南女学院大学・大学短期大学部図書課 アルバイト職員:1名
応募締切:2013年6月20日(木)必着

求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

============================================================no.657END=
■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp 

一覧

トップに戻る
公益社団法人日本図書館協会
〒104-0033 東京都中央区新川1-11-14
TEL:03-3523-0811 FAX:03-3523-0841