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令和6(2024)年能登半島地震について
この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)
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2012/09/26
第621号
====================================================<2012/9/26発信>
JLAメールマガジン 第621号
=====================================================================
編集発行:社団法人 日本図書館協会
Copyright,2012 Japan Library Association 無断転載転送を禁じます
JLAホームページアドレス http://www.jla.or.jp/
=====================================================================
▼目次▼
■図書館界ニュース
■新聞記事より
■集会等のお知らせ
■求人情報
■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○「望ましい基準」について意見を提出
日本図書館協会は文部科学省のパブリックコメントに応え、9月21日「図書
館の設置運営上の望ましい基準」についての意見を提出した。図書館政策企
画委員会がこれまで協会が提言、主張してきたことを踏まえ、また障害者サ
ービス委員会、著作権委員会、児童青少年委員会等からの意見も織り込んで
まとめたものである。
主要な点は以下のとおり。
・5年ごとに見直すこと。
・国(政府)の役割を加えること。
・数値目標を明示すること。
・図書館が教育機関として自立して運営できるよう司書職の制度化、専門性
を高める人事管理をすること。
・図書館は設置者が管理することが原則であることを明確にし、指定管理者
制度や基幹業務の外部化について検討する際の視点を明らかにすること。
・障害者サービスを図書館の基本的サービスとして位置づけること。
・著作権法の遵守を述べることは、図書館の公共的役割を着目した運用が硬
直することを懸念する。
・都道府県立図書館が全国的な図書館振興の一翼も担っていることを重視す
る。
・私立図書館に対する基準案の内容はいずれも国が示すべき事項ではない。
また「指標、数値目標設定のための参考データ」を供し、基準に加えるよう
要請した。
http://www.jla.or.jp/Portals/0/data/kenkai/20120921.pdf
○教育振興基本計画についてのヒアリング
日本図書館協会は9月24日、中教審教育振興基本計画部会のヒアリングに応
じ、先にまとめた意見を説明した。大橋・図書館政策企画委員会委員長、高
橋学校図書館部会長が出席。
図書館は生涯にわたる人の学びを支援する機関であり、生涯のライフステー
ジごとに必要とされる資料と情報を提供すること、そのために公共図書館の
整備、すべての館種に共通する専門職員と資料費の確保、ネットワークの充
実が重要であると述べた。また学校司書の配置、資料費の予算化についても
述べた。
委員からは、図書館からの情報発信については広く知られていないのではな
いか、子どもたちの読書量の減少などについて、質問があった。
協会の意見:http://www.jla.or.jp/Portals/0/data/kenkai/20120919.pdf
○図書館業務の民間委託について、日本文藝家協会が提言
日本文藝家協会(理事長 篠弘氏)は9月18日都道府県教育長宛の「図書館
業務の民間委託についての提言」を発表した。次の諸点を挙げている。
・地域住民の知る権利、学ぶ権利、文化を享受する権利等に応えるために、
司書職員を必ず配置し、できる限り多様な書籍を揃える。
・ベストセラーを多量に置かない。
・レファレンス・サービスを充実させる。
・書き下ろし文庫などの廉価本は、発売後一定期間を置いてから貸出を始め
る。
・貸出に際してポイントサービスなどの営利企業のシステムをもちこまない。
ポイント制については、会員各位から、いたずらに青少年の利欲を刺激し
て煽る懸念があり、教育的配慮に欠けるのではないか、と特に危惧する意
見が出ています。何冊借りたかではなく、何冊きちんと読んだかが、読書
の本来ではないかといった慎重な意見が多いことを申し添えておきます。
同協会は武雄市の図書館問題について、指定管理者となるCCCの担当者と話し
合いをもち、その報告を受けて発表したものである。
http://www.bungeika.or.jp/pdf/20120918_1.pdf
○東日本大震災支援団体による支援情報交換会開催
9月21日、東日本大震災被災図書館関連の支援活動の実施団体による、東日
本大震災被災地図書館支援情報交換会(会場:全国学校図書館協議会)が行
われた。活動の報告や情報交換を行いながら、今後の支援について話し合お
うと日図協震災対策委員会が呼びかけたもので、今年度の開催は3回目。国
立国会図書館、図書館振興財団、シャンティ国際ボランティア会、saveMLAK、
あしたの本プロジェクト、全国学校図書館協議会、日本図書館協会震災対策
委員会から計9名が出席した。
日本図書館協会からは、前回会議以降の活動や出版物を報告。国立国会図書
館からは、東日本大震災アーカイブやインターネット資料収集保存事業の説
明と協力要請があったほか、陸前高田市立図書館郷土資料のレスキューにつ
いての報告があった。図書館振興財団は、図書館等から申請を受けて支援し
た物品を報告。「いわてを走る移動図書館プロジェクト」を実施中のシャン
ティ国際ボランティア会からは、支援活動立ち上げ以降の経過や利用者の声
に関する資料提供と合わせて、宮城県や福島県へ新たな活動の展開や今後の
課題についての話があった。saveMLAKからは、物品寄贈のコーディネート、
名取市等でのプロボノ仲介派遣、南三陸町でのシステム援助、被災資料の収
集支援の取組み等が報告された。「あしたの本プロジェクト」は、IBBY
ロンドン大会で行った支援報告や、チャリティオークションの取組み、飯舘
村支援計画の状況を報告。全国学校図書館協議会からは、被災地の学校に希
望調査を行い地元の書店を通じて図書を購入し寄贈する「学校図書館元気プ
ロジェクト」で286校に実施した支援、「学校図書館げんきフォーラム@岩
手」の開催等について報告があった。また、文部科学省から寄せられた今後
の取組みに関する情報も紹介された。最後に行われた意見交換では、学校図
書館への支援の方法や、被災地に寄せられた多数の寄贈本の今後の推移に合
わせた取扱い等について、情報や課題が話し合われた。次回の支援情報交換
会は、12月に開催予定。
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◆新聞記事より(地域版含む)
○ふるさと会館に臨時図書室整備 都留市が来年1月まで(山梨日日8/11)
○書籍充実へ企業広告 北上市中央図書館 雑誌カバーに表示 購入財源の確
保図る(岩手日報9/4)
○図書館に個室、中庭に池 北陸高生 実現向け設計発表(福井9/6)
○読書の履歴"通帳"に 新島田図書館で県内初 22日開館、導入へ(静岡9/6)
○「入院中も絵本に触れて」 県立図書館 中央病院に303冊寄託(山陰中央
新報9/6)
○ネット貸し出し好評 熊本市立図書館 パソコンで予約→メール連絡→公民
館図書室などで受け取り 11年度利用23万件 高齢者らの対応に課題
(熊本日日9/6)
○読書推進に尽力25年 日出・川崎小の司書河野さん 県教育奨励賞を受賞
子ども目線の図書館 他校注目、関係者が視察に(大分合同9/6)
○来館者、貸出冊数 7年連続全国1位 県立図書館11年度 購入冊数もトッ
プ 2年連続3冠達成(山陽9/7)
○図書館便りに小説提供 「半分の月がのぼる空」の作家橋本紡氏 伊勢市長
に取り組み紹介(伊勢9/8)
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◆集会等のお知らせ
○国立国会図書館関西館開館10周年記念展示「関西の図書館100年、関西館の
10年」
開催期間:2012年10月1日(月)~31日(水)(日曜・祝日・第3水曜は休館)
開催時間:10:00-18:00
会場:国立国会図書館関西館大会議室 ※入場無料
詳細HP:http://www.ndl.go.jp/jp/event/exhibitions/1195752_1376.html
問合先:国立国会図書館関西館総務課(TEL.0774-98-1224(直通))
○国立国会図書館関西館開館10周年記念講演会(山室信一氏・陶器二三雄氏)
(1)「私の図書館巡歴と関西館-史料に導かれた連鎖視点への歩み」
講師:山室信一氏(京都大学人文科学研究所教授)
日時:2012年10月6日(土)14:00-16:00
(2)「私のめざす公共建築-国立国会図書館関西館、森鴎外記念館の経験
を経て」
講師:陶器二三雄氏((株)陶器二三雄建築研究所代表)
日時:2012年10月19日(金)14:00-16:00
※(1)(2)共通 会場:国立国会図書館関西館第一研修室
定員:各日先着80名 入場:無料
詳細HP:
【山室信一氏】http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/1195654_1368.html
【陶器二三雄氏】http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/1195655_1368.html
問合先:国立国会図書館関西館総務課(TEL.0774-98-1224(直通))
○平成24年度第1回大阪公共図書館協会研修会
主催:大阪公共図書館協会
日時:2012年10月23日(火)14:00-16:30
会場:大阪市立中央図書館中会議室
内容:講演「北欧の公共図書館~スウェーデンの児童サービスを中心に」吉
田右子氏(筑波大学大学院教授)
対象:府内公共図書館に勤務する職員等 定員:60名程度
申込方法:表題「第1回大阪公共図書館協会研修会参加申込書」として氏名,
所属,TEL,E-mailを下記に連絡。締切:10/12(金)必着
申込先:吹田市立さんくす図書館・梶原(E-mail:sankulib@axel.ocn.ne.jp)
問合先:堺市立中央図書館・中川(TEL.072-244-3811
E-mail:nakagawa-yu@city.sakai.lg.jp)
○2012年度図書館情報学検定試験
主催:日本図書館情報学会
日時:2012年11月25日(日)13:15-15:15(試験時間90分)
会場:【東京】中央大学後楽園キャンパス【名古屋】愛知県産業労働センター
【大阪】関西大学天六キャンパス【京都】佛教大学紫野キャンパス
【つくば】筑波大学春日地区キャンパス
受験料:個人受験3000円/団体受験:2500円 締切:10/31(水)
詳細HP:http://www.jslis.jp/kentei/top
申込・問合先:一般社団法人情報科学技術協会「図書館情報学検定試験」係
(TEL.03-3813-3791)
○情報と人をつなぐ、じょいんと懇話会
主催:INFOSTA西日本委員会企画
日時:2012年11月26日(月)18:30-19:30
会場:大阪市中央公会堂
テーマ:ここまできた自動翻訳技術~言語の壁を越えて広がる情報の世界
講師:隅田英一郎 氏((独)情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケー
ション研究所多言語翻訳研究室室長)定員:40名(先着順)
参加費:3500円 締切:11/18(日)
詳細HP:http://www.infosta.or.jp/2012jointkonnwakai.pdf
○平成24年度全国公共図書館児童・青少年部門研究集会
期日:2012年11月29日(木)~30日(金)
会場:広島県情報プラザ
研究主題:一人ひとりに寄り添う児童サービス
申込締切:10月5日(金)※締切延長しました
詳細HP:http://www.hplibra.pref.hiroshima.jp/hp/menu000001800/hpg000001776.htm 問合先:平成24年度全国公共図書館児童・青少年部門研究集会実行委員
(広島県立図書館事業課 TEL.082-241-4995)
図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx
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◆求人情報
○帝京大学医学図書館 長期パート職員:1名
応募締切:2012年10月10日(水)
求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
============================================================no.621END=
■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga@jla.or.jp
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