====================================================<2012/7/25発信>
　            JLAメールマガジン  第613号
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  　編集発行：社団法人 日本図書館協会
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▼目次▼
　■図書館界ニュース
　■新聞記事より
　■集会等のお知らせ
　■求人情報
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◆図書館界ニュース
○公立図書館の経費減少―2010年度地方教育費
　文部科学省は、地方公共団体が2010年度に支出した地方教育費の概要につい
　て、中間報告として発表した。公立学校（大学、短大除く）、社会教育、教
　育行政の2010年度決算である（岩手、宮城、福島の各県は震災により関係資
　料の滅失した市町村が存在したため、全県を調査対象外としている。これら
　の県は過去3年間ほぼ同額で推移していることから2009年度の数値を集計し
　ている）。
　総額では16兆2866億円と前年度を0.9%減少し、学校教育費、社会教育費とと
　もに、1996年度以来最低の額となっている（教育行政費は2001年度以来最低）。
　図書館費は2,875億円と前年度より1.6%減少し、2007年度3,215億円以来最低
　の額となっている。詳細な最終報告がないと分からないが、2010年度に補正
　予算化された光交付金の効果については、これでは現れていない。その詳細
　の公表は12月に予定とのことである。
　http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/005/1322987.htm

○子どもの読書活動推進計画第3次案について意見表明
　文部科学省は2013年度以降の第3次「子どもの読書活動の推進に関する基本
　的な計画」の策定を進めているが、日本図書館協会は7月20日にヒアリング
　を受けた。2008年の第2次計画策定以降の子どもの読書活動の実態について
　の認識、協会の取組みとその効果、今後の取組みの予定、子どもの読書活動
　推進の課題、計画改定への要望などのほか、ボランティア活動についての認
　識等質問があった。
　協会は、公立図書館の設置、司書（学校司書）の配置、資料費の増額など読
　書環境整備を基調とする計画とすべきであることを強調し、図書館の管理運
　営のあり方についての課題を提起した。
　協会の取組みとしては、現場の実践を広く伝えるなどの情報提供や指針を示
　すことを重視し、多様な研修実施のほか、関連資料の出版や機関誌での特集
　企画などを紹介した。さらに大震災復旧復興支援のなかから、図書館サービ
　スの早期再開を図るための事業継続計画の立案の必要性なども提起した。
　ヒアリングには学校図書館部会、児童青少年委員会も参加し、それぞれ意見
　を表明した。
　ヒアリングの内容については、追ってホームページに掲載する。

○24時間テレビで寄贈する障害者サービス用資料の装備をしてくださる方を
　募集します。
　日本テレビ系列の24時間テレビチャリティー委員会は毎年公共図書館に障害
　者サービス用機器類・資料の寄贈を行ってきました。日本図書館協会もこの
　事業に協力し、障害者サービスの普及を図ってきました。今年は被災地の図
　書館を対象に事業が実施されます。その協力の一環として、寄贈する資料の
　装備を行います。そのまま配架したり郵送貸出できるように、墨字（活字）・
　点字による装備を行います（CD・CDケース・郵送箱）。装備は録音資料製作
　に関する全国基準に準拠して行います。つきましては作業をしていただくボ
　ランティアを募集します。恐縮ですが、交通費等の支給はありません。
　期日：8月9日（木）15時～18時　場所：日本図書館協会2階研修室
　募集対象者：・墨字装備　10名程度
　　　　　　　・点字装備（点字機の使える方）　5名程度（視覚障害者歓迎）
　申込：（1）名前（2）TEL（3）所属を明記の上、FAXかメールで申込先まで。
　E-mailは件名を「装備ボランティア申込」としてください。
　申込・問合先：日本図書館協会企画調査部（E-mail：kikaku★jla.or.jp　
　　　FAX.03-3523-0841　TEL.03-3523-0815）

○新潟市図書館の移動図書館車の利用先募集
　新潟市で使用していた移動図書館車が廃止になったが、まだ使用できる車両
　なので，使っていただける図書館を探している。
　詳細および写真は下記の新潟市図書館のホームページ参照。
　http://www.niigatacitylib.jp/toyo_bookbus.html
　問合先：新潟市立中央図書館（ほんぽーと）企画管理課（TEL.025-246-7700）　
 　
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◆新聞記事より（地域版含む）
○[山梨]県立図書館　移転で休館　甲府・北口　11月に新館オープン（読売6/9）

○直筆楽譜、10月にも公開　石井歓氏作曲「大いなる秋田」　県立図書館、移
　管受け補修（秋田魁新報6/21）

○玉川学園　学術情報図書館を建設　玉川キャンパスに規模2.7万平方メートル
　設計は久米、西松で既存解体（建設通信6/21）

○新聞や本に軽減税率を　増税めぐり　活字文化議連が活動（山陽6/25）

○図書館が７ヵ月休館　都留市　来月から　文化会館耐震化で（山梨日日6/25）

○長崎工高卒生　９ヵ月かけ製作　県立図書館に　旧館模型贈る（長崎6/25）

○「ほしいも文庫」新設　東海村立図書館　茨城大特命教授　先崎氏が資料寄
　贈（茨城6/26）

○郷土史料を電子書籍化　大垣市立図書館、来月から（岐阜6/27）

○被災地図書館の再建支援　県立大短大部松江キャンパス　買い取り金額寄付
　に協力　古本収集開始へ（山陰中央新報6/28）

○青森県立図書館　爆破予告の電話　大会開催を中止（河北新報6/29）

○「本の世界」にいざなう　出版前閲覧、コンシェルジュ、講座…　都内の書
　店次々仕掛け（産経6/29）

○来月２日から　開館時間30分延長　海事図書館　利用者の声に応え午後５時
　まで（日本海事6/29）

○伊丹市社会教育施設（新図書館）等　ことば蔵　設計メモ　酒造りの歴史、
　町家景観と現代建築を融合　伊丹市長　藤原保幸　ことば文化都市のシンボ
　ルに（建設通信6/29）

○福大に新図書館　国内屈指　138万冊収容の自動書庫（西日本6/29）

○〔節電の夏　'12〕昼は街で涼シェアを　図書館など利用　広島県呼び掛け　
　エアコン止め家庭消費圧縮（中国6/29）

○記事閲覧に新システム　県立図書館　過去の福島民報を検索（福島民報6/30）

○スマホ専用に蔵書検索サイト　県立中央図書館（静岡6/30）

○福山市　中央図書館が入館300万人（中国6/30）

○学校図書館賞を受賞　鳴教大・児童図書室　子育て支援活動評価（徳島6/30夕）

○特別企画　新島八重コーナー　県立図書館が全館復旧（福島民友7/1）

○代替図書館に市民続々　改築閉館から２カ月ぶり　米子市（日本海7/2）

○本の面白さ伝えたい　読書活動の担い手に　三郷　丹後小　子ども司書養成
　講座（埼玉7/2）

○黒崎の魅力発信　厚生年金病院跡地　図書館とホール開館　[北九州市]
　（西日本7/2）
　
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◆集会等のお知らせ
○いわてを走る移動図書館プロジェクトの今、そしてこれから【報告会】
　主催：（公社）シャンティ国際ボランティア会
　日時：2012年8月2日（木）19:00-20:30
　会場：日本出版クラブ会館
　内容：2011年7月より岩手県陸前高田市,大船渡市,大槌町,山田町で運行して
　　いる移動図書館活動の今とこれからの活動について岩手事務所のスタッフ
　　が報告。資料代：500円（SVA会員及びアジアの図書館サポーターは無料）
　詳細HP：http://sva.or.jp/event/
　申込・問合先：シャンティ国際ボランティア会（担当：鎌倉　TEL.03-6457-4586）

　図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
　http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx
　
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◆求人情報
○平成24年度身体障がい者を対象とした北海道教育委員会職員（司書）採用選
　　考検査　司書：1名
　受付期間：2012年6月26日（火）～7月31日（火）消印有効
　http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/sum/H24sisyo.htm

○茨城県立医療大学附属図書館　臨時職員：1名
　応募締切：2012年8月24日（金）必着

　求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
　http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx

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