令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2012/06/07

第593号

====================================================<2012/3/7発信>
             JLAメールマガジン  第593号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
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  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■『図書館雑誌』3月号のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○「学びと通じた被災地の地域コミュニティー再生支援事業」の公募について
 文部科学省では、図書館などの社会教育施設等を活用して、東日本大震災で
 被災した地域のコミュニティーを再生するために、各分野の専門家をコーディ
 ネータとして派遣する標記の事業をスタートさせている。
 平成23年度第3次補正(5億円)から始められ、現在24年度分の事業受付をし
 ている。
 具体的には、県や市町村が被災地域の支援のための人材を公募して派遣し、
 被災地域の図書館復興や読書支援活動を支援する指導者を継続的に派遣する
 事業を計画し、承認されれば文部科学省からの受託事業として実施できると
 いうもの。公募内容は下記ページ参照。
 http://www-gpo3.mext.go.jp/MextKoboHP/list/kpdispDT.asp?id=KK0003257
 受託費用として、コーディネーターの謝金、交通費、保険のほか会議費、印
 刷製本費などが認められる。募集期間は、3月22日(木)までとなっている。
 募集期間が短く応募しづらい面もありますが、この事業に関心を持つ図書館
 はぜひ下記までご相談ください。
 日本図書館協会東日本大震災対策委員会 担当:西野、西村
    TEL:03-3523-0814


○Help-Toshokan ツアー "東北を知ろう~宮城県を巡る2泊3日~"終了
 被災地の図書館を見て聞いて知る「Help-Toshokanツアー」第2回目として、
 宮城県を巡るツアーが3月2日~4日の日程で実施された。参加者は26名。宮
 城県図書館、登米市迫図書館、気仙沼市気仙沼図書館、南三陸町図書館、石
 巻市図書館、名取市図書館を訪問し、お話を伺いながら施設の見学を行った。
 内陸部の地震被害の大きい図書館、沿岸部の津波で甚大な被害を受けた図書
 館など、それぞれの被災の様子や支援の状況を実際に見て聞いて知ることが
 できた。今回のツアーは定員を上回る多くの方から問合せ、参加申込みをい
 ただき、参加できない方も多かった。ツアー参加者からは、この重い貴重な
 体験を周りに伝えたいという感想が多く寄せられた。
 なお、3月2日には、宮城県図書館、宮城県公立図書館等連絡会議が主催する
 「みやぎ図書館フォーラム ~震災復興と図書館~」が開催された。フォー
 ラムは2つの講演と4つの事例発表という充実した内容で行われ、ツアーメン
 バーの半数近くがフォーラムにも参加した。


○読み書き支援(代読・代筆)の普及を
 3月3日午後、千代田区立日比谷図書文化館で、読み書き(代読・代筆)情報支
 援の全国普及促進シンポジウムが開催された。大活字文化普及協会主催、日
 本図書館協会後援。日常生活や学習、趣味の場などにおいて読み書きに不自
 由のある高齢者や障害者などに、代読、代筆、および情報提供支援をするこ
 との普及を図ることを目的としたものである。
 東京、大阪で3回実施された「読み書き情報支援員養成基礎講習会」には定
 員を上回る受講希望があり、受講者からは満足したとの評価があったこと、
 代読・代筆・情報支援の場として、地域の公共図書館が期待されていること
 などの報告があった。
 また「光交付金」を活用して支援員を雇用、「日常生活情報サービス(代読・
 代筆)」を実施した函館視覚障害者図書館の実践報告があった。代読が46%、
 代筆が39%あり、私信・私文書の代筆・代読が全体の3割を占めていたなど注
 目すべき利用状況の説明があった。行政書士から、専門家による連携支援の
 立場から官公署に提出する文書の作成(代筆)、およびプライバシー保護に
 ついて解説があった。
 図書館サービスとの関連を含めて、大事な問題提起のあったシンポジウムで
 あった。


○図書館を使った調べる学習コンクール
 図書館の学校、日本児童教育振興財団主催、日本図書館協会後援の「第15回
 図書館を使った調べる学習コンクール」の日本図書館協会優秀賞は、福岡県
 宇美町立原田小学校6年の福留健志君に内定した。作品は「みんなが大好き
 図書館化計画~原田小図書委員会で取り組みたいこと~」で、図書委員会活
 動を通じて気になったことを整理し、みんなで取組める解決方法を考えたと
 いうものである。
 表彰式は3月10日11時から国立オリンピック記念青少年総合センターで行わ
 れる。
 
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◆新聞記事より(地域版含む)
○与那原に私設図書館 三浦夫妻、「にぬふぁ星」開設 俳句専門書や子ども
 向け2万冊(沖縄タイムス2/12)

○図書館廃止へ抗議文 八重山住民、県教委に(沖縄タイムス2/13)

○〔本 よみうり堂 よみたま店〕2151冊の絵本宮城・石巻へ 立川市図書館
 企画 目標大幅に上回る(読売2/15)

○市庁舎増改築など継続 東御市予算案 海野宿活性化にも力点 [本庁舎内
 に図書館を移転](信濃毎日<東信>2/15)

○民間施設にも貸し出し文庫 別府市立図書館 サービス広げる 絵本など
 100冊配達(大分合同2/15)

○県立図書館八重山分館廃止 3市町条件付き容認(沖縄タイムス2/15)

○新本部の図書室を 中小[企業向けに]に無料で開放 [東京]都[立]産[業]技
 [術]研[究センター](日経2/16)

○学校図書支援員を増員 県当初予算案 県教委 小5、中2に県版学テ
 (高知2/16)

○明治大に世界最大の漫画図書館 サブカル研究の国際的拠点に(毎日2/16夕)

○「宇都宮中心部に県図書館分室を」 市、近く要望 「財政難」県は困惑
 (朝日2/17)

○絵本など点訳 図書館寄贈へ 佐伯区のグループ(中国2/17)

○図書館復興へボランティア 立教大学生(毎日2/18)

○新市庁舎の設計業者決定 小諸市 東京の石本建築事務所に 市民意見聞き
 推進へ [1階に図書館](信濃毎日<東信>2/18)

○浦添市とJICA[沖縄国際センター]連携 図書資料を相互貸借
 (沖縄タイムス2/19)

○〔学校図書館 げんきプロジェクト〕被災校「本足りない」 浸水被害、予
 算遅れ…… 日本生協連1000万円寄付 購入費募金で 小中高6割が図書希
 望 「学習用」求める声も(読売2/21)

○来館1万人達成 富山市民病院図書館(北日本2/21)

○「新図書館」継続求める請願 中津川の市民団体 きょう市議会提出
(読売2/21)

○〔玉名発〕統廃合含め配置見直し 図書館、物産館…旧市町の公共施設
 (熊本日日2/21)

○電子書籍対応へ 安城新図書館 市長きょうから米視察(毎日1/22)

○那須塩原市職員 50人削減計画 [図書館や保育所の民間委託の推進]
 (読売2/24)

○〔きょういく 埼玉〕学校図書館入りやすく スポーツ・料理雑誌 授業で
 60時間活用 生徒の要望取り入れ(朝日2/25)

○県立高司書採用なし 01年度から 高校再編など影響 貸出冊数5.6冊 わ
 ずかに増加 学校で蔵書様々(朝日<埼玉>2/25)
 
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◆集会等のお知らせ
○よこはまライブラリーフレンド16周年講演会&報告会
  被災地図書館支援活動「HELP-TOSHOKAN」
 主催:よこはまライブラリーフレンド
 日時:2012年3月20日(火・祝)13:30-15:30
 会場:横浜市中央図書館5階会議室
 講演会講師:西野一夫氏(HELP-TOSHOKAN,日本図書館協会常務理事)
 定員:50名 申込方法:氏名,所属,住所,TELを下記あてに連絡。3月13日締切
 申込・問合先:よこはまライブラリーフレンド事務局
 (TEL&FAX.045-894-0054(依田)E-mail:yukino★a03.itscom.net(加藤))


○日本図書館研究会情報組織化研究グループ2012年3月月例研究会
 日時:2012年3月24日(土)14:30-17:00
 会場:キャンパスポート大阪(大学コンソーシアム大阪)ルームA
 テーマ:目録はどうなる:目録作成利用環境の構造転換
 発表者:上田修一氏(慶應義塾大学)
 http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/


○平成24年度筑波大学公開講座「これからの公共図書館政策」
 主催:筑波大学図書館情報メディア研究科
 日時:2012年5月28日(月)10:00-16:50(5時間20分)
 会場:筑波大学筑波キャンパス(春日地区)情報メディアユニオン3階共同会議室1
 内容:講義「戦後公共図書館の発展」薬袋秀樹氏,「国の図書館政策-その発展と
  現状-」市川恵理氏,「地方公共団体の図書館政策」,演習
 受講資格:図書館関係者 定員:12名 講習料:無料 申込締切:5月18日(金)
 詳細HP:http://www.tsukuba.ac.jp/(トップ>社会貢献・生涯学習>公開講座)
 問合先:筑波大学教育推進部社会連携課社会連携担当(TEL.029-853-2216・2217)


○第29回医学情報サービス研究大会(MIS29築地大会)
 期日:2012年8月25日(土)~26日(日)
 会場:聖路加看護大学
 演題・企業展示募集:申込締切4月20日(金)
 詳細HP:http://mis.umin.jp/29/
 申込・問合先:MIS29実行委員会事務局(E-mail:mis29-office★umin.ac.jp)

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx
 
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◆『図書館雑誌』3月号(92ページ・定価980円)のお知らせ
○特集「東日本大震災から1年」
 ・東日本大震災対策委員会の活動を通じて感じた被災地図書館支援  
  (西村彩枝子)
 ・震災からの軌跡-福島の図書館、その現状と課題(吉田和紀)
 ・震災からの復旧・復興と気仙沼図書館(白幡勝美)
 ・南三陸町図書館のこの一年(及川庄弥)
 ・東日本大震災後一年の大学図書館の動向-「震災記録を図書館に」に
   たどり着くまで(米澤誠)
 ・大災害に備える-県境を越えた図書館相互応援の提案(安藤哲也)
 ・“その日”に備えて(中沢孝之)
 ・防災対策の観点から、今後の図書館建築、現状のチェックポイントを考える
  (柳瀬寛夫)
 
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◆求人情報
○神戸大学附属図書館 パートタイム職員:1名
 応募締切:2012年3月8日(木)必着

○専修大学図書館(生田キャンパス) 契約職員:1名
 応募締切:2012年3月9日(金)必着

○名古屋女子大学図書館 司書(契約職員):1名
 応募締切:2012年3月9日(金)消印有効

○東京大学大学院人文社会系研究科・文学部図書室 短時間勤務有期雇用職員:2名
 応募締切:2012年3月9日(金)必着

○西南女学院大学・大学短期大学部図書課 アルバイト職員:1名
 応募締切:2012年3月14日(水)必着

○駒澤大学図書館 図書館職員(契約社員):1名
 応募締切:2012年3月16日(金)

○放送大学附属図書館 時間雇用職員:1名
 応募締切:2012年3月19日(月)必着

○福井県 臨時的任用職員(司書):1名
 応募締切:2012年3月20日(火)必着

○日本医師会医学図書館 臨時職員:1名
 応募締切:2012年3月21日(水)必着

○平成24年度国立国会図書館職員採用試験 総合職試験,一般職試験(大卒程度試験)
 受付期間:2012年4月9日(月)~26日(木)消印有効
 http://www.ndl.go.jp/jp/employ/index.html

 求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
 
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◆JLAからのお知らせ
○2012(平成24)年度も引き続き日本図書館協会にご加入ください!
 2011(平成23)年度はこの3月で終わりとなります。退会のご連絡がない限り、
 会員のみなさまには引き続き『図書館雑誌』をお送りします。
 退会および施設会員の種別変更を希望される場合は、3月23日(金)までに必ず
 ご連絡ください。その場合の連絡は電子メール、異動届用紙、HPの異動届フォーム、
 FAXでお願いいたします。なお、電子メールおよびHPの異動届フォームでご連絡
 いただいた場合は必ず返信をいたします。連絡後3日以上たっても返信がない場合は
 受信できていない可能性がありますので、再度ご連絡ください。
 2012(平成24)年度の会費請求書は4月中旬頃発送を予定しております。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)
 異動届フォーム https://www.jla.or.jp/membership/tabid/271/Default.aspx

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