令和6(2024)年能登半島地震について

この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2012/01/25

第587号

====================================================<2012/1/25発信>
             JLAメールマガジン  第587号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
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  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○「知の地域づくりを考える」全国リレーシンポジウム始まる
 文字・活字文化推進機構主催、日本図書館協会、全国学校図書館協議会共催
 の「知の地域づくりを考える」全国リレーシンポジウムが始まった。わが国
 の将来の文化基盤を確かなものとするために、学校図書館や公共図書館を核
 とした「知の地域づくり」を考えようとするものである。
 その第1回のつどいが1月23日、東京・永田町の憲政記念館講堂で行われた。
 基調講演を行った片山善博・慶応義塾大学教授は、来年度の地方財政対策で
 措置された「住民生活に光をそそぐ事業」は昨年度の「光交付金」を次ぐも
 のであり、図書館事業に活用されるよう図書館、地域のいっそうの取組みが
 必要と訴えた。普通交付税で公立図書館職員、学校司書の充実を措置したこ
 と、さらに「知の蓄積・連携による地域づくり」に対して特別交付税で措置
 している、これに沿った計画を立案して予算を獲得して欲しいと述べた。
 その後肥田美代子・文字・活字文化推進機構理事長のコーディネータのもと
 で、片山氏のほか、西川太一郎氏(荒川区長)、水越規容子さん(町田市立
 中学校図書指導員)、盛泰子さん(伊万里市議会議員)をパネリストとして
 シンポジウムが行われ、地元の書店が地域振興に果たす役割なども強調され
 た。
 会の冒頭、細田博之・図書議員連盟会長(衆議院議員)は今年10月に行われ
 る全国図書館大会島根大会について触れ、「古事記編纂1300年」という文字・
 活字文化にふさわしい地で開かれると歓迎の挨拶があった。
 なお第2回は4月に愛知県で行うことを予定している。
 
○Help-Toshokan ツアー "東北を知ろう~岩手県沿岸部を巡る2泊3日~"終了
 Help Toshokan第4期の活動の一環として、復旧復興に取り組む東北の今を歩
 いて見て聞いて知るツアーが実施された。21名が参加し、1月21日~23日の
 日程で、岩手県立図書館、宮古市立図書館、山田町立図書館、大槌町教育委
 員会、釜石市立図書館、大船渡市立図書館、陸前高田市立図書館・教育委員
 会を訪問、図書館、教育委員会、防災課職員、古文書研究会会員等から被災
 や支援状況等の話をうかがうとともに、施設の見学を行った。また、バス車
 窓から沿岸部の町々を見、夜の自由時間には飲食店の方からお話を聞くなど、
 直接被災地の状況に触れることができた。参加者からは「現場に立ち自分の
 目で見たことを、帰ってから回りに伝えたい」「駆け足の日程だったが充実
 していた」との感想が寄せられた。被災地においても自治体によって場所や
 時期によって状況が異なる中で、真に適切な支援とは何か、など各自が考え
 を深められる機会となった。

○写真追加セットの貸出し開始 東日本大震災被災地図書館の写真
 被災地図書館の写真の貸出し希望が非常に多いため、追加で2セットを作成
 した。追加のセットを含め、現在7セット。
 新セットA・B:「Help-Toshokan」図書館支援隊のメンバーが撮影した被災
 地図書館の写真および図書館支援隊の活動の様子の写真。A4判100枚。
 なお、これまでのセット(No.1~4、特別版の5セット)については図書館協
 会HPをご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/home/earthquake/tabid/67/Default.aspx
 貸出期間はできれば2週間程度(要相談)、送料の片道分は協会で負担
 (1000円~4000円くらい)。希望する図書館・機関は、館名・機関名、住所、
 電話番号、担当者名をメールでお知らせください。問合せ:日本図書館協会
 (震災対策委員会):e-mail  shinsai★jla.or.jp 西村・西野・児玉
  TEL03(3523)0814

○宮城県名取市「どんぐり子ども図書室」本棚購入のための寄付募集
 1月6日に日本ユニセフやsaveMLAKの支援で名取市に「どんぐり子ども図書室」
 がオープンした。図書室の中に新たに入れた本棚(同県内の森林組合に発注)
 の購入資金を現在の名取市の財政状況では支払うことができないため、神奈
 川災害ボランティアネットワークの名義で募金を実施、協力を呼びかけてい
 る。詳細は下記参照
 http://savemlak.jp/wiki/donguri.pdf
 http://ksvn.jp/ksvn_headline_news20638.html
 どんぐり募金の振込先:
 銀行名:横浜銀行東海大学駅前支店 店番号663 口座番号6032050
 名義:トウカイダイガクチャレンジセンター 3.11 セイカツフッコウシエン
  プロジェクト

○タイ図書館洪水被害救援募金
 昨年8月より、タイでは未曾有の洪水が発生し、タイ国内の多くの図書館が、
 建物の水没、機器や所蔵資料の水損等の大きな被害を受けた。
 タイ図書館協会の発表によると、2011年12月現在、洪水の被害を受けた図書
 館の総数は2652館に上っており、蔵書のほとんどが被害を受けた館もある。
 このほど、タイの図書館の復興に対する援助のために、「タイ図書館洪水被
 害救援募金実行委員会」が設立され、募金活動が開始されている。
 募金宛先:
 郵便振替口座 口座記号番号 00160-5-586291
 加入者名 タイ図書館洪水被害救援募金実行委員会
 (振り込み手数料は自己負担)

○丹波市立市島図書館、大規模な床上浸水被害で臨時休館
 1月20日、丹波市立市島図書館において、大規模な床上浸水被害が発生した
 ため、復旧までの間、臨時休館することとなった。4月までには開館できる
 よう復旧に努めている。同館は、ライフピアいちじまの地下1階にあたり、
 前日19日の降雨による増水で地下1階にある図書館とライフピアいちじまの
 共同利用トイレから下水が逆流し、図書館施設内に滞留したもので、図書館
 の開架室、閲覧室が浸水、図書館システムが動かない状態だが、本そのもの
 への被害はないという。
 http://edu.city.tamba.hyogo.jp/library/top.htm

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◆新聞記事より(地域版含む)
○雑誌スポンサー制導入へ 長野 県立図書館 来年度 企業など購入 広告
 表示(信濃毎日12/23)

○図書館建設○か×か 中津川市長選 事実上の選挙戦 ○大山氏は「継続」
 △平岩氏「議論を」 △青山氏は「凍結」 ×中川氏は「反対」
 (朝日<岐阜>12/23)

○県立長崎図書館 システムを更新 26日から来月10日まで臨時休館
 (長崎12/23)

○教育者・藍沢南城の子孫 県指定文化財の印鑑寄贈 123点 県立図書館に
 (新潟日報12/24)

○図書室の魅力アップへ 水俣・緑東中 保護者が整備に協力(熊本日日12/24)

○図書館で討論授業 松江南高生 会話能力高める(山陰中央新報12/25)

○「患者図書室」が好評 旭中央病院 月平均2235人利用 医療・健康情報を
 提供(東京12/26)

○就職支援に本1000冊 県立図書館、相談会も(沖縄タイムス12/26)

○全小中図書館に新聞1紙配備へ 来年度予算(西日本12/27)

○絵本見てクイズに答えて 県立大短大部松江学生有志 専門図書館の利用増
 狙い 正解者に手作りの贈り物(山陰中央新報12/27)

○初代広重の浮世絵購入 150年前にぎわう児島描く [岡山]県立図書館 希
 望者に公開(山陽12/27)

○九[州]経[済]調[査協会]図書館リニューアル ラウンジなど設置 知の交流
 拠点目指す 来年4月移転拡充「BIZCOLI」(西日本12/28)

○歴史相談好評です 天童市立図書館 専門員が週6日対応 増える件数、
 ブーム背景(山形12/28)

○福島の新聞 図書館に 大野 避難者へ古里情報を 松原さん(南会津出身)
 5月から寄贈、好評(福井12/28)

○読書で家族の絆深めて 神埼市 城原 猪面 右原 「家読」モデル地区に
 (佐賀12/29)

○貸出数全国トップ 県立図書館 10年度人口1000人当たり 入館者数は8年
 連続(福井12/30)

○家族で同じ本を「家読」 熊野町教委 感想ノート配布へ(中国12/30)

○蔵書12万冊、40年かけ収集 筑西の専称寺文庫・遠藤さん 地域還元へ「出
 前図書」計画(茨城12/31)

○忘れ物、取りに来て 市立図書館 館内に"展示"も(静岡12/31)

○広報紙や新聞 デジタル化 4月に福山市中央図書館(中国12/31)

○7月開館・伊丹市立図書館 名誉館長に田辺[聖子]さん 愛称は「ことば蔵」
 (朝日<兵庫・阪神>1/1)

○私設図書館など 飯綱で3棟全焼(信濃毎日1/3)

○前橋市立図書館 本の管理、検索、予約… システムを外部委託(上毛1/3)

○佐田支所内に機能集約 出雲 図書館移転 コミセンも拡大
 (山陰中央新報1/5)

○札幌の表情 中高生が編集 写真集「私のまち」完成 四季の作品に言葉
  [札幌市中央図書館「さっぽろ街図鑑事業」第2弾] (北海道1/6)
 
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◆集会等のお知らせ
○主題文献精読会2012年1月例会
 日時:2012年1月28日(土)14:00-18:00
 会場:東京理科大学森戸記念館第4会議室
 テーマ:Vanda Broughton著「Essential thesaurus construction」の輪読
 発表者:渡邊真理子氏(東京都市大学)宮本英行氏(東洋大学)
 問合先:光富健一(東京理科大学野田図書館 TEL.04-7122-9157
  E-mail:mitutomi★admin.tus.ac.jp)鈴木学(日本女子大学西生田図書館
  TEL.044-952-6937 E-mail:suzukima★atlas.jwu.ac.jp)

○「子ども読書」教養講座 講演会「いのちいっぱい絵本にのせて」
 主催:兵庫県立図書館
 日時:2012年2月17日(金)14:00-15:30
 会場:兵庫県立図書館1階第2研修室
 講師:近藤薫美子氏(絵本作家)
 参加費:無料
 詳細HP:http://www.library.pref.hyogo.lg.jp/event/event2011/konndou2011.html

○日本専門家ワークショップ「現代日本の文化・社会へのアクセス」
 2012実地調査成果報告会
 主催:国立国会図書館,国際文化会館
 日時:2012年2月22日(水)13:00-16:30
 会場:国際文化会館
 参加費:無料
 詳細HP:http://www.i-house.or.jp/jp/library/activities.htm#open_meeting
 問合先:国際文化会館図書室(TEL.03-3470-3213 E-mail:infolib★i-house.or.jp)

○第8回レファレンス協同データベース事業フォーラム
「レファレンス協同データベース事業のNext Step:人の輪が生みだすレファ協の未来」
 主催:国立国会図書館
 日時:2012年2月27日(月)11:00-16:30
 会場:国立国会図書館関西館大会議室
 申込締切:2月17日(金)対象:当事業参加館,および当事業に関心のある方
 詳細HP: http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_8.html

○平成23年度兵庫県子どもの読書活動推進連絡会
 主催:兵庫県立図書館
 日時:2012年3月13日(火)13:00-16:30
 会場:兵庫県立図書館1階第2研修室
 内容:「兵庫県における子ども読書活動推進について」「子どもの読書活動優秀実践
  図書館・団体・学校の取組発表」「ブックトークを子どもの読書活動に生かす」
 参加費:無料
 詳細HP:http://www.library.pref.hyogo.lg.jp/event/event2011/23renrakukai.html

○日本図書館研究会 第287回研究例会
 日時:2012年3月24日(土)19:00-21:00
 会場:大阪市立難波市民学習センター第1研修室
 テーマ:枚方市立図書館第2次グランドビジョンについて
 発表者:大本英治氏(枚方市立中央図書館長)参加費:無料(申込不要)
 詳細HP:http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2011/287invit.html

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx
 
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◆求人情報
○了徳寺大学図書館 非常勤職員:1名
 応募締切:2012年1月31日(火)

○東京農工大学図書館 非常勤職員(事務補佐員):1名
 応募締切:2012年2月6日(月)必着

○神戸大学附属図書館 パートタイム職員:1名
 応募締切:2012年2月10日(金)必着

○東京女子体育大学附属図書館 臨時職員:1名
 応募締切:2012年2月10日(金)必着

○田原市図書館 嘱託員及び学校図書館司書:各若干名
 応募締切:2012年2月11日(土)

○東京大学附属図書館 短時間勤務有期雇用職員(事務補佐員):1名
 応募締切:2012年2月13日(月)

○千葉大学附属図書館 非常勤職員:2名
 応募締切:2012年2月15日(水)17:00必着

○松本大学図書館 司書専任職員(任期制):1名
 受付期間:2012年1月30日(月)~2月17日(金)

○国文学研究資料館 パートタイム職員(事務補佐員):3名
 応募締切:2012年2月17日(金)必着

○沖縄科学技術大学院大学 ライブラリーアシスタント
 応募締切:2012年2月20日(月)

○大阪府立男女共同参画・青少年センター情報ライブラリー 非常勤職員:1名
 応募締切:2012年2月22日(水)必着

求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
 
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◆JLAからのお知らせ
○『図書館雑誌』1月号の発送は完了しました。現時点で届いていない場合は
 郵便事故の可能性がありますので至急ご連絡ください。
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

○2011年度第8回施設会員配付資料(1月19日付発送)
 <A,B,C会員配付資料>
(1)日本の参考図書 四季版 No.181
 上記資料とともに『図書館雑誌』2012年1月号をお届けしております。
 これまでにお届けしている資料は下記でご案内しています。
 http://www.jla.or.jp/membership/tabid/159/Default.aspx
 問合先:会員係(TEL.03-3523-0811 FAX.03-3523-0841 somu★jla.or.jp)

○図書館の自由についてのアンケートは締切りました
 全国の公立図書館(中心館)宛にお願いした「図書館の自由に関する調査」
 は締め切りました。ご多用のところご協力いただきありがとうございます。
 結果については、追ってご報告いたします。

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■登録アドレスの変更・解除はかならずご連絡ください。mailmaga★jla.or.jp 

 

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