令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について
 この度、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。
日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。
被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。
saigai★jla.or.jp
(★を半角@に換えてください。)








JLAメールマガジンバックナンバー

2011/10/12

第572号

====================================================<2011/10/5発信>
             JLAメールマガジン  第572号
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   編集発行:社団法人 日本図書館協会
  Copyright,2011 Japan Library Association   無断転載転送を禁じます 
  JLAホームページアドレス  http://www.jla.or.jp/
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▼目次▼
 ■図書館界ニュース
 ■新聞記事より
 ■集会等のお知らせ
 ■『図書館雑誌』10月号のお知らせ
 ■求人情報
 ■JLAからのお知らせ
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◆図書館界ニュース
○『「デジタル・ネットワーク社会における図書館と公共サービスの在り方に
 関する事項」に係るまとめ』に関する意見募集を開始
 文化庁は、電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議がまとめた標記
 について意見募集を行っている。10月14日正午まで。
 「電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議」は昨年11月より,「知
 の拡大再生産」の実現及び「知のインフラ」へのアクセス環境の整備のため
 の具体的施策の実現に向けた検討を行ってきた。具体的には国立国会図書館
 のデジタル化資料の活用方策を主要課題とし、国立国会図書館からの送信サ
 ービスの実施、デジタル化資料の検索サービスの提供、デジタル化資料の民
 間企業者等への提供などを述べている。
 さらに公立図書館等の役割として、所蔵資料のデジタル・アーカイブ化、電
 子書籍サービスの提供、公立図書館の整備などを挙げている。「…公立図書
 館等が実際に購入することで買い支えられている出版物も存在しており、こ
 うした出版物は我が国の出版文化の豊かさの維持、発展に大きな役割を果た
 しているとともに、国民全体の知的水準の向上や、多様性豊かな文化の維持、
 発展にも重要な役割を果たしている。…知の集積と情報発信の地域拠点であ
 るという意義に鑑み、引き続き、地域の実情に応じて公立図書館等に係る整
 備が図られることや、各館の特色を踏まえつつ、多様で豊かな出版物の収集
 に努めていくことが重要である。」との注目すべき指摘もされている。2010
 年6月に出された、文部科学省、総務省、経済産業省による「デジタル・ネッ
 トワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会 報告」では、
 図書館はベストセラーの購入が多いなどの意見が記述されていたが、これを
 事実上否定するものである。
 http://www.bunka.go.jp/oshirase_koubo_saiyou/2011/digital_network_110922.html
 http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000541&M

○公共図書館に「福島民報」「福島民友」の寄贈をします
 日本図書館協会では、福島県県外避難者支援を行う公共図書館に新聞の寄贈
 を行います。年度途中からの新規タイトル購入が困難な事情を考慮して、11
 月から3月までの期間、東日本大震災義援金を活用し、「福島民報」「福島
 民友」のいずれか1紙を各25館計50館に、郵送で寄贈をします。
 館名、住所、電話番号、担当者名をメールでお知らせください。締め切りは、
 10月16日(日)。
 サービス圏内の避難状況、希望紙名(4月から購読予定がある場合)等、特
 に事情がある場合は書き添えてください。希望する図書館が多数になった場
 合、図書館協会震災対策委員会で提供する図書館を決めさせていただきます。
 各紙の希望が25館を超えた時は、寄贈紙を調整させていただくことがありま
 す。寄贈終了時に、利用状況に関する簡単なアンケートを行いますのでご協
 力ください。
 申込先:震災対策委員会 shinsai★jla.or.jp 担当:西村・児玉・吉田
  電話:03-3523-0814

○名取市(宮城県)に自動車図書館、寄贈される
 岩見沢市立図書館(北海道)の自動車図書館「あおぞら号」が東日本大震災
 の被災地、名取市に寄贈され、図書館として再利用されることになった。あ
 おぞら号は、9月22日(木)に岩見沢市を出発、苫小牧港からフェリーで仙台
 に向かい、28日(水)には名取市に到着した。約2千冊が積載できるあおぞ
 ら号車内の本棚は、寄贈に合わせて、岩見沢市内の塗装業者がボランティア
 でペンキを塗り直し、車内には、岩見沢市の市民や小学生からのメッセージ
 と岩見沢市立図書館職員から名取市図書館職員へのメッセージが添えられた。
 名取市図書館は、建物の被害が大きく危険なため、内部への立ち入りができ
 ない。寄贈された自動車図書館は敷地内に常時駐車し、10月11日から市民へ
 の利用を開始する予定。
 日本図書館協会が岩見沢市立図書館の求めに応じあおぞら号の寄贈先を募集、
 名取市に寄贈されることになったもの。

○茨城県で「製本講習会」開催
 9月28日(水)~30日(金)の3日間、「Help-Toshokan 図書館支援隊」、
 被災地図書館支援の一環として標記講習会が開かれた。この講習会は、茨城
 県立図書館・茨城県図書館協会の研修に、日本図書館協会と(株)キハラが
 協力して開催されたもの。それぞれの会場と受講者数は、28日(水)常陸太
 田市立図書館19名、29日(木)茨城県立図書館26名、30日(金)潮来市立図
 書館28名の合計73名。今後は、10月に福島県、11月に宮城県で同様の講習会
 を行う予定。

○アメリカから被災地の図書館へ折鶴を送ります
 アメリカのアイオワ州のMusser Libraryで折鶴の贈呈先を探している。東日
 本大震災・津波の被災地図書館に贈ろうと同館の利用者が作成するもので、
 児童室に置いてほしいとのことである。受け入れ可能な図書館はぜひお申し
 出ください。
 連絡先:震災対策委員会 shinsai★jla.or.jp 電話:03-3523-0814

○全国図書館大会多摩大会開催迫る<当日参加も受付けます>
 全国図書館大会(多摩大会)が10月13日、14日に開催されます。事前申込み
 は終了しましたが、当日参加を受け付けます(10月1日以降のお申込みは、
 当日受付の取り扱い)。皆様のご参加をお待ちしています。
 大会HP:http://www.jla.or.jp/rally/tabid/231/Default.aspx

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◆新聞記事より(地域版含む)
○文化拠点の完成祝う 山形村図書館がオープン(市民タイムス8/2)

○10月からネット予約可能に 下條村立図書館 ホームページリニューアル
 (南信州8/20)

○辰野図書館DVDを導入 幅広いジャンルの約300本(みのわ8/21)

○〔文化 文芸〕大宅壮一文庫 創立40周年 索引540万件 時代切り取る 
 思わぬ発見ある「喜びの場」 ノンフィクション作家、山根一眞氏の話
 (読売9/6)

○増田町配布の憲法解説書 県立図書館へ寄贈 地元の佐藤さん(秋田魁
 新報9/11)

○被災3県の郷土本 市立図書館に贈る 鶴岡商議所青年部(山形9/11)

○知っていますか?「闘病記文庫」 病気別の専用棚 各地の図書館にも
 (聖教9/14)

○絵本検索システム導入 モニター上で閲覧も可能 別府市立図書館 県内で
 4ヵ所目 「電子書籍に親しんで」(大分合同9/15)

○図書貸し出しにICタグ 人件費削減、購入費2倍へ 箕面市 来年度から
 (毎日<大阪>9/16)

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◆集会等のお知らせ
○全国患者図書サービス連絡会 講演会
 主催:全国患者図書サービス連絡会
 日時:2011年10月15日(土)14:40-16:40
 会場:日本図書館協会2階研修室
 内容:「「図書館学の五原則」から「健康危機支援ライブラリーシステム」
  まで」磯野威氏(国立保健医療科学院図書館)「小さな一歩から:東京医
  科大学病院患者さま図書室」野坂美恵子氏(東京医科大学図書館)
 参加費:会員500円/非会員800円
 詳細HP:http://kanjatosho.jp/soukai.html

○「トショカンワールド キャンプin おかやま・せとうち・うしまど」
 ~勝手に全国図書館大会アフター企画~
 主催:トショカン・ヨコの会(岡山県図書館協会60周年記念協賛事業)
 期日:2011年10月15日(土)~17日(月)(2泊3日 部分参加,日帰り可)
 内容:【15日】「これからの「読書」の話をしよう。~本と人を巻き込む108
  のアイデア~」ほか【16日】岡本真×豊田高広トークセッション「ヨコに
  つなげる図書館~ラーニングコモンズってなんじゃろ?~」ほか【17日】
   ヨットセーリングほか
 日帰り参加費:【15日】1000円【16日】2000円 ※詳細HPで要確認
 詳細HP:https://sites.google.com/site/olibcamp/

○音響と映像のアーカイブ―フランス国立視聴覚研究所(INA)ダニエル・
  テルッジ氏講演会
 主催:国立国会図書館
 日時:2011年10月18日(火)14:00-17:00
 会場:国立国会図書館東京本館新館講堂
 定員:300名 入場無料(要事前申込)
 内容:講演「音響と映像のアーカイブ」ダニエル・テルッジ氏(INA調査研
  究部長),鼎談・テルッジ氏,大路幹生氏((株)NHKエンタープライズ),
  長尾真氏(国立国会図書館長)※同時通訳付(英⇔日)
 詳細HP:http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/111018lecture.html
 問合先:国立国会図書館総務部支部図書館・協力課協力係(TEL.03-3581-2331(代表))

○日本看護図書館協会 2011年度第43回研究会
 日時:2011年10月22日(土)12:30-17:00
 会場:神奈川県立保健福祉大学
 内容:利用者に分かりやすく使い勝手のよいホームページとはどんなホーム
  ページかについて講義とワークショップを企画。
 参加費:看護図書館協会会員無料/会員外2000円 締切:10月7日(金)
 詳細HP:http://wwwsoc.nii.ac.jp/kantokyo/43kenshuukai.pdf
 申込先:濱岡賢二(大阪信愛女学院短期大学図書館 FAX.06-6939-3590
  E-mail:hamak★osaka-shinai.ac.jp)
 問合先:谷垣勲(滋賀県立大学図書情報センター TEL.0749-28-8231
  E-mail:tanigaki.i★office.usp.ac.jp)

○「書架で魅せる!アグレッシブな書架を学ぶ」
 主催:図書館問題研究会千葉支部
 日時:2011年11月5日(土)19:00-21:00
 会場:共同保育所子どもの家
 内容:「配架の工夫」についてフロア全体でどのような資料情報ゾーンを作
  るかという点からNDCを破順するだけでない、さがしやすい、わかりやすい
  棚の作り方を学ぶ。
 講師:嶋田学氏(瀬戸内市政策調整課)参加費:無料
 詳細HP:http://tomonken-weekly.seesaa.net/article/228747999.html
 問合先:米田(TEL.0476-27-4646)安宅(TEL.043-222-0116)

○講演会「SPレコードに刻まれた戦前期の<語り>の文化-浪曲、琵琶法師か
  ら弁士、バスガイドまで」
 主催:国立国会図書館
 日時:2011年11月11日(金)14:00-16:00
 会場:国立国会図書館東京本館新館3階大会議室
 定員:60名(申込先着順。定員に達した時点で受付終了)参加費:無料
 申込締切:11月4日(金)
 詳細HP:http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/1192176_1368.html
 問合先:国立国会図書館利用者サービス部音楽映像資料課
 (E-mail:ml-onlec★ndl.go.jp TEL.03-3581-2331(代表)内線25822)

○2011年全国病院患者図書館全国会議
 主催:日本病院患者図書館協会
 日時:2011年11月13日(日)14:00-17:00
 会場:港区福祉会館
 内容:基調報告(菊池佑氏),発表・聖路加国際病院(及川はるみ氏),浜松
  赤十字病院(飯田育子氏),川崎市立麻生図書館(池原真氏)
 参加費:無料(要申込)詳細HP:http://www.jhpla.jp/
 問合先:日本病院患者図書館協会(TEL.03-3578-9988 libraryp★mse.biglobe.ne.jp)

 図書館イベントカレンダーは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/calendar/tabid/92/Default.aspx
 
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◆『図書館雑誌』10月号(64ページ・定価980円)のお知らせ
○特集「探究学習と学校図書館」
 ・探究学習を支援する学校図書館-知的アクセスの保証で専門性を発揮
  (桑田てるみ)
 ・みんなで使おう!先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース
  -東京学芸大学学校図書館運営専門委員会の教員サポート
  (中山美由紀・村上恭子)
 ・清教学園「探究科」の実践とその意義-探究学習が培う肯定的な学習観
  (片岡則夫)
 ・総合学科高校における課題研究の学校図書館の支援(谷口初江)
 ・『問いをつくるスパイラル:考えることから探究学習をはじめよう!』
  刊行趣意と活用-これからの学校図書館における「図書館利用教育ガイド
  ライン」を考えるために(松田ユリ子・天野由貴)
 ・座間市立図書館における「調べる学習」への取り組み(三村敦美)
○公益社団法人日本図書館協会の最初の代議員選挙が始まりました
○公示 公益社団法人日本図書館協会の最初の代議員選出のための選挙の
 実施について
○第2回「認定司書」申請を受け付けます
 (日本図書館協会認定司書事業委員会)
 
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◆求人情報
○明海大学図書館 長期パート:若干名
 応募締切:2011年10月11日(火)必着

○総合研究大学院大学 事務補佐員〔図書業務〕:1名
 応募締切:2011年10月31日(月)必着

求人情報の詳しいことは下記でご覧ください。
 http://www.jla.or.jp/tabid/334/Default.aspx
 
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◆JLAからのお知らせ
○JLA販売委託新刊
 日本の児童文学者たち 平成22年度国際子ども図書館児童文学連続講座講義録 
 国立国会図書館国際子ども図書館編集発行 日本図書館協会発売 2011.9
 141p A4判 定価1680円 ISBN978-4-87582-721-4
 (JLA 施設A会員配布資料)

*日本図書館協会の出版物については下記をご覧ください。
 出版物:http://www.jla.or.jp/publications/tabid/73/Default.aspx
 ご注文方法:http://www.jla.or.jp/publications/publish/tabid/298/Default.aspx
 注文・問合せ先:日本図書館協会出版販売係 担当:高橋・吉清
  FAX:03-3523-0842 E-mail:hanbai★jla.or.jp Tel:03-3523-0812 

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